登山道を下る(大津市),10:44, 10:47
1枚目:こちらは,道幅が広いのでさきほどのルートのように足下が笹で隠れない。
その点では安心なのだが・・・。
この画像ではわからないが,かなりの急傾斜だ。
路面は乾いていて,大小の浮石がゴロゴロしている。滑りやすいので慎重に降りた。
2枚目:転倒しないように,早めに杖を出した。
あちこち深く抉れているので,どこへ足を置くか悩みながら降りた。
右前方に小女郎ヶ池が見えた(大津市),10:47
1,2枚目:坂の途中でパノラマ撮影。
1枚目:登山道は左(南)側の急斜面に近い位置を通っている。
ここから小女郎峠は見えないが,前方の丘の先に下がった場所があり,そこが小女郎峠。
そこを右折するとすぐ近くに小女郎ヶ池(標高 1060 m)がある。
2枚目:画像の中央付近に池らしきものが写っている。どうやらあそこが「小女郎ヶ池」のようだ。
ネットにある小女郎ヶ池の画像を見るかぎり,池の周囲には草が生えていて岸辺は遠浅のようなので,色々な原生生物がいるのでは
と期待してやってきた。
なにより,西日本ではこれまで標高1000m以上(注)で採集したことがないので,ここは貴重な場所だ。
注:とくに期待しているのは現在研究中の
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
がいるかも知れないという点だ。
以前(2008.6.30)
訪れた琵琶湖の北にある
山門湿原(山門水源の森, 標高 約290 m)
は,標高は1000m以下だが,共生藻を持つラッパムシがいた。
ただし,最初は記録を見間違ってしまい S. pyriformisがいたと勘違いしていた。
「西日本には標高1000m以下にも S. pyriformisがいるのか?」ということで,不思議に思っていたのだが,
後で調べると山門湿原にいたのは,S. pyriformisではなく,別の共生藻を持つラッパムシだった。
ということで,現在のところ,S. pyriformisは標高1000m以下では観察されていない,ということになる。
果して,小女郎ヶ池はどうだろうか?
小女郎ヶ池を望遠撮影(大津市),10:47
池端に複数の人影が見える。
この後,あの池に着いた際にも彼らはいた。
どうやら,どこかの大学の先生と学生達のようだ。何かの調査か,実習を行っていたようだ。
傾斜がなだらかになった,この辺は歩きやすい(大津市),10:52
登山ルートは次第に南の急斜面沿いを通るようになった(大津市),10:52
眺めはよいが,所々で,急斜面ギリギリの場所を通るので滑落しないように気をつけないと。。。
いったいここは?(大津市),11:00-11:01
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
小女郎峠はまだ先だ。
地蔵の先に若干の登りがある(大津市),11:03-11:04
左に琵琶湖が広がる(大津市),11:07
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
急斜面沿いルートの中央付近でパノラマ撮影(大津市),11:08
1枚目:左が蓬莱山。山頂にあるリフトの乗降場が見える。
2,3枚目:眼前に琵琶湖が大きく広がる。
4枚目:前方で右折して急斜面から離れていく。
Part V: | 小女郎峠〜小女郎ヶ池 2014.09.20, 11:10 - 11:23 |