裏岩手縦走路を南東へ(仙北市/八幡平市),11:09
ミツガシワ北池を過ぎると,ほどなく・・・。
左に池が見えた,石沼に着いたようだ(仙北市/八幡平市),11:10-11:11
石沼,西端からの眺め(仙北市/八幡平市),11:11
1〜4枚目:石沼は東西にやや細長い。その西端からの眺め。
1枚目:やってきた方向。
4枚目:進行方向。池端に標柱が立っている。
木道際の水深は深い。底には水垢もあまりない。
こういった場所だと原生生物はわずか,のはずなので採集をためらった。
(しかし,結局,復路で採集した,後出)。
石沼の南にある別の池へ(仙北市/八幡平市),11:12
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
いったん消えた木道がふたたび現れた(仙北市/八幡平市),11:13-11:14
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
まもなく別の池が現れるはず。
石沼の南にある別の池,ミツガシワ南池(仙北市/八幡平市),11:14
1,2枚目:パノラマ撮影。
ここは木道に沿って南北に細長い。
水面にたくさんの
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata)
が生えていた。
さきほど,石沼の手前にある池(池塘)にもミツガシワがあり,そこをミツガシワ北池としたので,
ここはミツガシワ南池としておく。
ミツガシワ南池(仙北市/八幡平市),11:15
1枚目:ミツガシワの間で
採集(裏岩手縦走路沿い-07,ミツガシワ南池-1)。
2枚目:たくさんの実をつけた
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata,ミツガシワ科 ミツガシワ属)
観察された生物:
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum tetras),
アステロコッカス(Asterococcus sp.),
スティゲオクロニウム(Stigeoclonium sp.),
ウネリマクラ(Docidium undulatum),
クロオコッカス(Chroococcus sp.),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
裏岩手縦走路をさらに進んでみたが,,,(仙北市/八幡平市),11:17
ほどなく木道がなくなり。。
ぬかるんだ上り坂となった(仙北市/八幡平市),11:17
地図&航空写真を見る限り,ここから先の1481mの小ピークまで池や湿原はない。
ここで引き返すことにした。
ミツガシワ南池(仙北市/八幡平市),11:18
池の南端近くで
採集(裏岩手縦走路沿い-08,ミツガシワ南池-2)。
観察された生物:
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
フセツボカムリ(
Centropyxis ecornis),
ディフルギア(
Difflugia mammilaris),
ヘレオペラ(Heleopera),
サヤツナギ(Dinobryon),
珪藻各種,
アステロコッカス(Asterococcus sp.),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
ゲミネルラ(Geminella),
ウネリマクラ(Docidium undulatum),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum,
E. sinuosum?),
タテブエモ(Penium polymorphum),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
ミジンコ,
ケンミジンコ,
石沼(仙北市/八幡平市),11:23
さきほど採集せずに通り過ぎてしまったので,
木道際で採集してみた
(裏岩手縦走路沿い-09,石沼)。
予想通り,原生生物はわずか。
後でネットを調べると,2年前の8月11日にこの石沼を撮影した画像があった。
その時は,この石沼はほぼ干上がっていた。
ということで,この沼は干上がることが多いようだ。
原生生物が少ないのはそのせいだろう。
観察された生物:
珪藻各種,
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒビミドロ(Ulothrix?),
ホシガタモ(
Staurastrum brebissonii),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ミジンコ,
ケンミジンコ,
往路を辿る(仙北市/八幡平市),11:29, 11:29, 11:32
1,2,3枚目:
諸桧岳(標高 1516 m)に向って岩だらけの坂を上がる。
諸桧岳へ(仙北市/八幡平市),11:37
ヒカゲノカズラ(Lycopodium clavatum,ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属)
Part X: | 往路を戻る(裏岩手縦走路を北へ) 2014.08.04, 11:49 - 13:08 |