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2014.06.28

2014.04.27採集サンプルの観察

2014.04.27に飛水峡で採集したオタマジャクシの現在
2014.06.16:
まだ両足だけだが,斜めにカットした陸用のセルローススポンジに乗り上げるようにしていた。 ただし,いまだに鰓呼吸をしている。 餌は数日前からまったく食べなくなった。
2014.06.26:
前日まで片方だけ前足が出ていたが,この日ついに両手が外に出るようになった。 ただし,この時点では尾部の長さはほとんど変わっていなかった。 のだが,,,。

2014.06.28:
前日までは水中にいて,尾部もさほど長さに変化はなかった。 しかし,1日後に来てみると,スポンジの上にちょこんと座っていた。 そして,前日まで3 cm 近くあった尾がいっきに1/3ほどの長さに縮まっていた。

デジカメを近付けてマクロ撮影(2014.06.28)。 もうすでにしっかりカエルらしい顔つきに変わっている。 この後,驚いてピョンと飛び上がり,水槽のガラス壁に張り付いてしまった。

水槽のガラス壁に張り付いた状態(2014.06.28)。
以前に飼育したことのあるカエル(何だったか?)とくらべると,かなり四肢が長い。 また指先にある吸盤も大きいように思う。そのせいか,軽々とガラス壁に張りついている。
3枚目:まだ尻尾が残っているので食欲はないかも知れない。 イモリは変態直後,このように淡水で洗ったブラインシュリンプを山盛りにして置いたところ, それを食べて大きくなった。 そして,現在はヘラに乗せたメダカの餌や,ピンセットでつまんだ乾燥アカムシ(水で湿らせてから与えている) などを直接食べさせている。
このアマガエルもそうなればなんとか成長すると思うのだが,,。

★この写真を撮影して何日もしないうちに, このカエルは水槽を脱出,行方不明になってしまった。
水槽の蓋に僅かな隙間があったのだが,それはカエルよりも小さいので, まさかここから抜け出すとは予想していなかった。
しかし,その狭い隙間に自らの身体を押し込んで外へ出てしまったようだ。 探したが,小さなカエルの姿を見つけることはできなかった。
外は9階にある実験室で自然の水辺からは程遠い。 おそらくどこかで干涸びてしまっただろう。
残念。