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2012.10.07, Part I

一ノ関駅〜厳美渓(天工橋下流側)

大宮駅からやまびこ51号に乗車(さいたま市),06:09
1枚目:新幹線ホームで,前日,市ヶ谷駅の自販機で購入した指定席券&乗車券を撮影。 今回も乗車するのは,大宮 06:30発,一ノ関 08:33着の「やまびこ51号」。 今回も購入時点で普通車の窓際は満席だった。よってグリーン。 なお,復路は普通車もグリーンも窓際は満席だった。よって普通車の通路側を選んだ(後出)。

注:後で気づいたが,よくよく考えると出発直前に切符が取れただけでも運が良かったのかも知れない。 今回は10月始めの三連休(の中日)で,秋の行楽シーズン真っ只中だったからだ。 出発前にはそのことはまったく頭になかったが, 須川温泉行きのバスが終点に近付くにつれ,山の中の1本道は車で大渋滞を起こしていたので, いやでも気づかされた。 それより先,山岳道路の入口付近の電光掲示板には「須川温泉 渋滞 3時間」と表示されていた。 これを見た時は「3時間」の意味がすぐには理解できなかったが,渋滞に入って思い知らされることとなった。
注の注:原因は駐車場。須川温泉の周囲には結構な数の駐車場があるのだが,その収容能力を越えて多くの車がやってくるためだ。 ドライブインなどと違い,車で訪れた訪問者の多くは栗駒山登山が目的なので,いったん停車すると少なくとも4,5時間は戻ってこない。 回転が悪いので,駐車場が満杯になると,後から来た車はその手前の道路で渋滞しながら待つしかない。 なので「3時間(最悪4時間ということもあるらしい)」になるようだ。 駐車場の手前で諦めて帰っていく車も多数あった。 しかし,午後になっても上り車線の渋滞は解消しなかった。


1枚目:今年07月(2012.07.28) も,大宮 06:30発,一ノ関 08:33着の「やまびこ51号」。
2枚目:今年06月(2012.06.03) は大宮 08:22発,一ノ関 10:21着の「はやて103号」。
3枚目:2011年10月(2011.10.20) も,大宮 06:30発,一ノ関 08:33着の「やまびこ51号」。
4枚目:2011年08月(2011.08.20) は大宮 06:30発,一ノ関 08:46着の「やまびこ271号」。

一ノ関駅へ(...),06:31, 07:37, 07:57
1枚目:出発直後の様子。空は厚い雲で覆われていた。途中には激しい雨が降っている場所もあった。 2枚目:まもなく福島駅。吾妻山も霞んでいる。 3枚目:まもなく仙台駅。広瀬川を渡る。空一面雲で覆われていたが,,。

一ノ関駅へ(...),08:05, 08:22
1枚目:仙台駅を出ると,空の一部に青空が見えた。 2枚目:まもなく栗駒高原駅。青空が広がりだした。 ここまでは予報通りで,この分だと厳美渓に着く頃は青空が広がるだろうと期待した,の,だ,が・・・。

定刻(08:33)通り一ノ関駅に到着(一関市),08:33

駅舎を出たところで左前右を撮影(一関市),08:42
1枚目:前方,一関商工会議所ビル(1階が観光案内所)の前が厳美渓&須川温泉行きのバス乗り場(9番乗り場)だ。

9番バス乗り場から駅前広場をパノラマ撮影(一関市),08:43
前回(下段)はすっきり晴れ渡っていたのだが・・・。 この画像を撮影した頃は,結構青空があったが,この後,次第に雲が増え出した。 今朝の予報では午前9時頃から「晴れ」に変わるはずだったのだが,,,。


2012年07月の様子(2012.07.28,08:43撮影)。

定刻通り厳美渓行きのバスが到着(一関市),09:00
1枚目: 2枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:00撮影)。 3枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,10:55撮影)。

厳美渓へ(一関市),09:00, 09:06, 09:06
1枚目:整理券番号は「0」。 2,3枚目:磐井川にかかる磐井橋を渡る。 橋の袂近くで「一関遊水地銅谷排水樋門改築工事」を行っていた。 「一関遊水地」というのは,磐井川が合流する北上川(一関〜平泉)の両岸(東北本線の東側一帯)に設置が計画されている遊水地。 かなり広い。現在,第1遊水地の工事中で,近々,第2,第3遊水地の工事も始まる模様。 現在は農耕地として利用されている場所を,洪水時にそのまま遊水地として利用できるようにするらしい。 利根川にある田中調節池のようなものだろう。

厳美渓バス停で降車(一関市),09:22
バスを降り,少し下がって撮影。 まずは天工橋(てんぐばし)下流側の採集ポイントへ。

厳美渓,磐井川沿いを東へ進む(一関市),09:23

厳美渓,河川敷に降りる(一関市),09:23

厳美渓,階段の途中でパノラマ撮影(一関市),09:23

2012年07月の様子(2012.07.28,09:24撮影)。

厳美渓,岩石段丘に降りたところで再度パノラマ撮影(一関市),09:24
どうもこれまでと様子が異なる。 よく見ると,岩盤上のあちこちに白い泥がある。 窪みに溜った水も白く(薄茶色?)濁っている。

厳美渓,一番大きな水たまりに近付く(一関市),09:24
この水たまりも泥で白く濁っていた。 詳しく周囲の様子を観察すると,やや高い位置にある水たまりは従来と同じだが,この大きな水たまりとその周囲, その先(2枚目)はさらに下がって雨水が川へ流れ落ちるはずだが,その流路にある水たまりはどれも白く濁っていた。 どうやら,最近,大雨が降って道路側から流れてきた泥水がこの辺を通って磐井川へ流れ込んだようだ(注)。 これでは原生生物はまったく期待できない。

注:既述したように,これは今年の09月30日から10月01日にかけて日本列島を縦断した台風17号の影響と思われる。

2012年07月の様子(2012.07.28,09:25撮影)。 水が増えていた。十分ではないが。

2012年06月の様子(2012.06.03,11:26撮影)。 ほとんど干上がっていた。

2011年11月の様子(2011.10.20,09:24-09:25撮影)。 周囲に泥があるが結構水があった。

2011年08月の様子(2011.08.20,09:26撮影)。 たっぷり水があった。

厳美渓,大きな水たまりの手前左にある小さな水たまり(一関市),09:24
1枚目:水底には薄茶色の泥が溜っている。 前回(2枚目)ここでも採集したが,今回は中止。 2枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:28撮影)。

厳美渓,その右隣にある大きな水たまりの縁,草がたくさん生えている(一関市),09:25-09:26
1枚目:窪みにも水がたまっている。 2枚目:この付近ではこれまで採集していないようだが,ひとまず 採集(厳美渓-01a)。 予想通り,原生生物はほとんどいない。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, 棘毛類繊毛虫, クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.), 3枚目:長い草が皆同じ方向(川側)へ倒れている。 強い水の流れがあった証拠だ。


2012年07月の様子(2012.07.28,09:28撮影)。

Part II: 厳美渓(天工橋下流側)
2012.10.07, 09:27 - 09:39