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2012.01.27, Part II

浅羽ビオトープ(1)

高麗川右岸堤防を南西へ(坂戸市浅羽),12:38
1〜3枚目:パノラマ撮影。 いったん前方(2枚目)へ降りたが・・・。

右折してふたたび堤防天端道路へ上がる(坂戸市浅羽),12:38
坂の手前右に「高麗川ふるさと広場→」と書かれた標柱がある。 既述したが,ふるさと広場は反対側にある関越自動車道の橋(高麗川橋)の先(北,下流側)にある,はず。

高麗川右岸堤防を南西へ(坂戸市浅羽),12:39
3枚目:木々の先に高麗川が見える。 川には堰があるが,あれは中里堰。対岸にその堰から続く水路(中里用水)の取水口がわずかに見える。 その取水口から右に寄った位置に堤防に設置された樋管(中里用水樋管)があるのだが木に隠れて写っていない。 あそこは,この後,高麗川の左岸を北上した際に撮影した

高麗川右岸堤防を南西へ(坂戸市浅羽),12:40
1〜3枚目:パノラマ撮影。 途中から舗装道に変わるが,舗装道を少し進むとこのような車止めがあった。 どうやらこの辺から右前方の河川敷が浅羽ビオトープのようだ。

高麗川右岸堤防を南南西へ(坂戸市浅羽),12:40
1枚目:前方左手に駐車場がある。あそこは(おそらく)浅羽ビオトープの駐車場だ。 駐車場の右に停まっている車があるが,その先に小さく見える箱のようなものが「高麗川ふるさとの会倉庫」。

前方に河川敷へ降りる坂道がある(坂戸市浅羽),12:41

前方で右折し,こちらへ向って坂を下る(坂戸市浅羽),12:41

浅羽ビオトープ,堤防沿いの水路(鶴舞川)にかかる橋(注1)を渡る(坂戸市浅羽),12:42
この鶴舞川は,日高市に源がある高麗川の支流だが, 流路を調べると,この後訪れる万年橋の少し上流にいくつかの取水堰があり, そこから取り入れた農業用水も合わせて流れているらしい。 農業用水路なので,途中で何度も分岐・合流しつつ,この後訪れる「合歓の木広場」の隣で高麗川に戻っている。 ただし,農閑期は農業用水の取水が行なわれないので,流量が極端に減って水流がほとんど無くなるそうだ (現在もその状態)。 また,周辺の宅地化に伴い流路の大部分は暗渠化され下水路としても利用されているため, 近年は川の汚濁が進んで問題になっていたらしい。 それが「高麗川ふるさとの川整備事業」(注2)によって水路環境の改善が行なわれ, その目玉の一つとして,ここがビオトープとして整備されたようだ。

注1:橋名の確認を忘れたが,諸々の情報から,おそらく「万葉橋」だと思われる。
注2:「ふるさとの川整備事業」は,国土交通省が昭和62年(1987)に始めた「ふるさとの川モデル事業」が元になるもので, その後,平成8年(1996)に他のモデル事業と統合されてこの名称に変わり再スタートした,らしい。 高麗川(五号堰〜北坂戸橋までの約5 kmの区間)もこの整備事業の対象として認定されているとのこと。

浅羽ビオトープ,万葉橋の途中で鶴舞川の上流方向を撮影(坂戸市浅羽),12:42
1枚目:川底があちこちで顔を出している。川を横断した形なので,水はほとんど流れていない(注)ことがわかる。 淀んだ状態。春になり田植えの時期になると高麗川から農業用水が取り込まれるので,流れが回復するらしい。

注:上段の1枚目には,堰のようになった川底を乗り越えてわずかに水が流れている様子が写っている。

浅羽ビオトープ,万葉橋?の先に立つ案内板(坂戸市浅羽),12:42-12:43
2枚目:タイトル「浅羽ふるさとの川づくり〜みんなで創るふるさとの川」。

浅羽ビオトープ,まずは北端にある「合歓の木広場」へ(坂戸市浅羽),12:43

ほどなく「合歓の木広場」が見えてきた(坂戸市浅羽),12:43

浅羽ビオトープ,合歓の木広場(坂戸市浅羽),12:43

浅羽ビオトープ,合歓の木広場(坂戸市浅羽),12:44
鶴舞川の出口(高麗川との合流点)近くの様子。

浅羽ビオトープ,合歓の木広場(坂戸市浅羽),12:44
水際の様子を撮影。

浅羽ビオトープ,合歓の木広場(坂戸市浅羽),12:44-12:45
原生生物はあまりいそうにないが,ひとまずここで 採集(浅羽ビオトープ-1)。 予想通り原生生物はわずか。
観察された生物: ミドリムシ(Euglena viridis), トリネマ(Trinema sp.), 小型繊毛虫数種, マルロモナス(Mallomonas), タイコケイソウ(Cyclotella), 他の珪藻各種,

Part III: 浅羽ビオトープ(2)
2012.01.27, 12:46 - 13:02