やっとオロオソロシの滝展望台が現れた(日光市),08:58
疲労困憊した状態で展望台に着いた。疲労困憊したのは昨年も同じだが,既述したように,
今回はややめまいがするのが異なる点。このままのペースで歩くと危険だ。
そこで,後述するように,ここから先は,足の遅い私と,並の健脚以上の脚力を持つ友人は各々のペースで登っていくことにした。
なお,下記のように,ここまでは昨年(2009.7.29)とほぼ同じペースで歩いている。
オロオソロシの滝展望台(日光市),08:58
昨年はガスがかかっていて滝がほんの少ししか見えなかった(下段の画像)。今回は快晴なのでさすがによく見える,
のだが・・・。
昨年の様子
(2009.7.29,11:19-11:20撮影)。
オロオソロシの滝展望台,望遠撮影(日光市),08:58
もう少し左に寄って撮影すれば滝が写せるはずなのだが,周囲に人が大勢いるため,撮影位置が確保できない。
疲労しているので,粘って撮影する気にもなれず,この時はここで滝の撮影を諦めた。
この後,復路では人が空いていたので滝を撮影することができた。
オロオソロシの滝展望台(日光市),08:58-09:04
1,2枚目:やや雲が多くなったが,山際がくっきり見える。爽やか。
3枚目:展望台脇に立つ案内。
4枚目:
前回(2009.7.29,11:25)ここで撮影した道標
(注)。
注:ここには「鬼怒沼←2.4K,奥鬼怒温泉→1.3K」と書かれているが,
ガイドマップ等では,ここから鬼怒沼までを 2.1 km(所要,1時間30分)としているものもある。
さてここまでは以下のように,昨年とほぼ同じペースで進んだ。
これは同伴者(友人)に付いて歩いたことによる。
しかし,この時点で昨年と大きな違いがあった。
同伴者は相変わらず元気で,早く湿原へ着きたい気持ちでいっぱいのようだったが,
私の方は,上述のように,前回に比べてこの時点でかなり息が上がっていた。
このままだと昨年以上に湿原に到達するのに時間がかかりそうだ。
そこで,ここで友人には先に湿原へ向ってもらい,私はここでしばらく休憩してから,自分のペースで上がることにした。
その方がお互いのために良いと考えたからだ。
年 | 筬音橋 | 丸沼分岐 | 展望台着 | 所要時間 | 展望台発 | 休憩 |
2009 | 10:38 | 10:53 | 11:17 | (39分) | 11:25 | (8分) |
2010 | 08:20 | 08:31 | 08:58 | (38分) | 09:05 | (7分) |
ここからは自分のペースで進むことにした(日光市),09:05
木製階段を上がる(日光市),09:13
2枚目:昨年の様子
(2009.7.29,11:32撮影)。
急傾斜を上がり,左に折れる(日光市),09:19-09:20
太いロープ付きの登山道が現れる(日光市),09:23
1,2枚目:前&右をパノラマ撮影。
ロープは登山用の杖よりも太い。
これより標高1750〜1800m地点を通過,急斜面を斜めに横切る(日光市),09:27
急傾斜で大きな岩だらけの涸沢が現れた(日光市),09:29
涸沢の先には右へ上がる木製階段がある。
岩だらけの涸沢を通過(日光市),09:29
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左を見ると,少し先から急な断崖になっている。
私は高所恐怖症なので,なるべく左を見ないようにして通る。
足下はこんな具合(日光市),09:30
よく見ると,大きな岩の下に丸太や板らしきものがある。
かつてはここに木製の通路があったようだ。
いつの頃か涸沢の上から落ちて来た岩によって破壊されてしまったのだろう。
涸沢の途中で左&前をパノラマ撮影(日光市),09:30
1枚目:左側はかなりの傾斜角で落ち込んでいる。下の方までここと同じゴロゴロした岩だらけの涸沢が続いているようだ。
足を踏み外したら大変。
急な斜面をほぼ水平に横断,ロープにすがりつつ歩く(日光市),09:33-09:37
ここは平坦だが,木の根以外は,やや左に傾斜した幅の狭い通路。
ロープに手をあてながら慎重に進む。
Part IV: | 鬼怒沼湿原へ 2010.07.18, 09:38 - 10:50 |