県道28号 高崎榛名吾妻線へ入ってすぐのところに「ゆうすげの道」の入口がある(高崎市),12:37
「ゆうすげの道」入口(高崎市),12:37-12:38
1枚目:木道の入口から進行方向(北東)を撮影。
2枚目:少し進むと,左側に「県立榛名公園,ゆうすげのみち」と題した案内板が立つ。
前方には・・・。
ゆうすげの道,右に分岐する道があった(高崎市),12:38
1,2枚目:分岐の手前でパノラマ撮影。
1枚目:前方はバリアフリーの木道。
1,2枚目:右は一般的な木道。往・復路用2本設置されている。
さて,どちらへ進むべきか?
ゆうすげの道,消えかけた案内板,「湿原」とはいうが・・・(高崎市),12:38-12:39
とりあえず前方にある案内板らしきもののところまで進んでみたが,,。
1枚目:案内板はこんな状態。遊歩道の様子だけはなんとかわかるが,他はほとんど消えかけている。
右上に「1周約1.3km」と書かれている。
2枚目:木道を挟んで向い側には「湿原に立ち入らないでください。
草花を取らないでください。群馬県」と書かれた看板も立っている。
「湿原」?この言葉に違和感を覚えた。この近辺を見る限り,ここは湿原とはとても思えない。
先に行けば湿原らしくなるのだろうか??
さて,左が北側の遊歩道,右が南側の遊歩道ということになるが,
この案内図を見るかぎりとくに違いはなさそうなので,とりあえず右の南側の遊歩道へ入ってみることにした。
ゆうすげの道,右へ進んでみた(高崎市),12:39-12:40
1枚目:最初2本あった木道は途中で1本になるが,少し行くとふたたび2本になった。
2枚目:その2本の木道はほどなく左右に分岐していた。
左は行き止まり(高崎市),12:40
ただし,左(1枚目)は行き止まり。車道沿いの右(2枚目)に進むしかない。
ゆうすげの道,南側の遊歩道へ(高崎市),12:41
ほどなく木道はなくなり普通の山道に変わる。前方にベンチのある小さな広場(休憩所)があり,
そこで左折した後が南側の遊歩道になるようだ。
ゆうすげの道,案内板と右への分岐があった(高崎市),12:41
1枚目:広場(休憩所)の様子。
2,3枚目:設置されていた案内板。
いずれもかなりボロボロ,または,消えかけている。
2枚目:「ゆうすげの道案内図」。入口近くにあった案内図と道の様子が異なる。
この図では周回路の他に,中央付近を斜めに通るルートが描いてあるが,入口近くの案内図には描かれていない。
おそらくこの案内図が作られた後,撤去されたのだろう。
右へ進んでみたが・・・(高崎市),12:41
1,2枚目:パノラマ撮影。
右に木道があった。その先に何があるか,ひとまず入ってみることにした。
右の先は車道へ通じていた,引き返す(高崎市),12:42
木道の先には階段があり,その先は車道に通じているようだ。
これ以上進んでも仕方がないので,引き返す。
ゆうすげの道,多少コケはあるが・・・(高崎市),12:42
休憩所付近は,乾いた土で,周囲の草地の間は,おそらく湿っていた時にできた霜柱の影響で盛り上がった泥土が
そのまま乾いたような状態だった。
その一部にコケで覆われた部分があった。
ここが今回歩いた「ゆうすげの道」の中で唯一,湿原らしい場所といえる。
後はすべて乾ききった草地ばかり。
ゆうすげの道,南側の遊歩道,木道があったがすぐに終わる(高崎市),12:43
休憩所を過ぎると,ほどなく木道が現れた。
雨の後などはぬかるむ場所なのだろう。
ゆうすげの道(高崎市),12:44
これは先日大峰沼の後訪れた須摩野下溜池でもみかけた
クサボケ(Chaenomeles japonica)。
ゆうすげの道,南側の遊歩道を進む(高崎市),12:44-12:46
葉に赤い斑入りがあるのでアカフタチツボスミレ(Viola grypoceras f. variegata)?
かと思ったが,赤城山(覚満淵周辺)で見たものと葉の形が異なる。
茎の部分に長い毛が生えているが,赤城山で見たアカフタチツボスミレには無かった。
別種かも?
また,だいぶ花弁が変色しているが,これは病気?
チシオスミレ(サクラスミレ(Viola hirtipes)の変種)?
ゆうすげの道,南側の遊歩道を進む(高崎市),12:48-12:49
2枚目:途中にあった案内図。これも古い案内図のようだ。
現在地を示す赤い印がかすかにわかるが,これによるとここから少し先で北側の木道へ通じる斜めの遊歩道が分岐しているはずだが・・・。
ゆうすげの道,南側の遊歩道を進む(高崎市),12:50
それはおそらく左前方にある大きな木の根元付近。
撮影しようと思ったが,夫婦連れらしい男女が木の近くで休んでいたので撮影できなかった。
見たかぎりでは,それらしい道の跡があったが,北側の遊歩道(木道)まで通じているかは未確認。
ここはそのまま直進。
ゆうすげの道,南側の遊歩道を進む(高崎市),12:50
最初はこれもアカフタチツボスミレかと思ったが,よくよく見ると花の形がだいぶ異なる。
これは柱頭が突き出していないし,側弁の基部に毛が密生している。
地上茎はなさそうだ。これらの特徴からすると,
アカネスミレ(Viola pharacrocarpa)に近いが,
距が細長くなく,むしろ太く短いタイプに近い。
う〜〜む。
Part V: | ゆうすげの道・スルス峠分岐〜北側の木道〜榛名富士南側の遊歩道へ 2010.05.22, 12:52 - 13:12 |