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2009.09.11, Part VIII

JAふれいあいの森〜沼原駐車場〜沼原湿原脇の遊歩道

JAふれあいの森までなんとか戻れた(那須塩原市・那須町),11:41-11:42
1〜3枚目:草原に出たところでパノラマ撮影。 1枚目:往路で辿った山裾側にある通路らしき場所へ。

JAふれあいの森,水路跡?を辿って南へ(那須塩原市・那須町),11:44
白い砂利を敷き詰めた道はほどなく消え,替りにこのような蓋がしてある水路が現れた(注)。 この水路沿いを南へ進む。

注:この水路の意味がよくわからない。 JAふれいあいの森へ至る遊歩道の途中には3,4箇所で道を横切る水路(すでに機能していないが)があった。 おそらく造られた当時は,この蓋付きの水路とつながっていたと思われる。 とすると,このJAふれいあいの森に山側から流れ込んだ水を水路を通じて沼原調整池の方へ流す導水路だったのだろう。 では,何故そのような導水路が造られたかだが,,。 既述したように, 「JAなすののご案内,平成17事業年度」(PDF)にある記述から,植林が行われた8年前当時,ここは 「黒磯市沼原草地」と呼ばれていたことがわかる。 おそらく,以前から湿地だった場所で, 沼原湿原と同様,かつては牧草地として開発が試みられたのかも知れない。 それには湿地をある程度乾燥させる必要があり,とくに山から流れ落ちる水がたまるのを防ぐために, このような水路を造ったのではないだろうか? しかし,(植林後も含めて)その後の管理が不十分だったため,いつのまにか元の湿地に半分戻ってしまったのかも知れない。 あくまで仮説だが。

JAふれあいの森,ここは入ってきた道ではない(那須塩原市・那須町),11:46
山裾沿いを歩くと,途中に樹木で仕切られた通路らしき場所が現れた。 しかし,ここは往路で通った場所ではないことに気付き,右へ移動。

JAふれあいの森,元来た径路を探しつつ南へ(那須塩原市・那須町),11:46
1枚目:これまで歩いてきた方向を撮影。 2枚目:通路らしき場所に咲いていたエゾリンドウGentiana triflora var. japonica

JAふれあいの森,さきほどの通路?の脇を通る(那須塩原市・那須町),11:48
1枚目:樹林で仕切られた通路の脇にも泥状態の踏み跡らしき場所があった。

JAふれあいの森(那須塩原市・那須町),11:48
左前方は白笹山?

JAふれあいの森(那須塩原市・那須町),11:49
これはヤシャブシAlnus firma, カバノキ科ハンノキ属)?

JAふれあいの森,案内板のところまで戻った(那須塩原市・那須町),11:50

白笹山の道標がある場所まで戻った(那須町→那須塩原市?),12:00
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:往路ではここから入ってきた。 よってここから先は往路を辿って戻ることになる。

元来た道を辿り,沼原駐車場へ戻る(那須塩原市),12:04
前方に見える建物は沼原駐車場の北端にある公衆トイレ。

沼原駐車場の外の道路へ出た(那須塩原市),12:04
画面右が沼原駐車場。

ふたたび沼原駐車場へ入る(那須塩原市),12:05
1,2枚目:パノラマ撮影。ここを通るのは今日はこれが三度目。 この時は空の雲がだいぶ減っていた。が逆にわずかな雲に太陽の光りが遮られて,青空は見えるもののさほど明るくない。 トイレで用を足し,ひとまず採集道具をザックの中に片付けてから,ふたたび沼原湿原へ。

湿原へ向う遊歩道の入口へ(那須塩原市),12:11

入口のすぐ先で道が二股に分かれていることに気づいた,しかし・・・(那須塩原市),12:12
1,2枚目:入口を入ってすぐにパノラマ撮影。 最初に入った時には気付かなかったが,よくよく見ると, 左の沼原湿原へ降りて行く道(1枚目)の右(2枚目)にも通路があった(注)。 この時は「??」と思っただけでそのまま通り過ぎてしまったが, 後で考えると,ここでは右へ入るべきだった。
というのは,ここでふたたび沼原湿原へ降りてから牛ヶ首方向へ向かう遊歩道に入ると,40ないし50mを下ってから, 再度40 or 50 mを登らなければならないからだ。これは時間と体力の無駄。 右へ入れば,(案内図によると)平坦な道を15分ほど(実際にはもっと短いはず)歩くと, その先で牛ヶ首方向へ向かう遊歩道に合流できるはずだった。 しかし,この時は,「JAふるさとの森から先が行き止まりだった以上,前回同様,沼原湿原を経由して行くしかない」 という考えしか頭になかったので,そのことに気付かなかった。 結局,実際にはここからその合流点まで28分(12:12-12:40)かかった(後出)。 標高差40 or 50 mの移動におそらく15,6分の時間と体力を無駄に消耗したことになる。

注:既述したが,この通路は国土地理院の地図には描かれていない。 そのことも,こちらへ入らなかった理由の一つ。

ふたたび坂を下る(那須塩原市),12:14

沼原湿原・三斗小屋宿分岐で,今度は右へ(那須塩原市),12:20-12:21
1枚目:沼原湿原・三斗小屋宿分岐まで降りた。さきほどはここを左折して沼原湿原へ向かったが, 今度はここを右折する。 2枚目:念のため再度案内図を接近撮影(注)。

注:考えてみると,これと同じ案内図を駐車場にも置いてもらいたいものだ。 ここまで降りてきてから,図中の「←15→」の迂回路があるのを知っても意味がないからだ。
なお,この図だと,さきほど訪れた「JAふれあいの森」は那須塩原市ではなく,那須町の区域にあるように描いてある。 ふれあいの森とはどこにも書いてないが,白笹山登山道の途中から左に分岐した道の先にあるはずなので,それからすると那須町に入るはず。 しかし,これまで見てきた 関東森林管理局の「ふれあいの森設定箇所一覧表」(PDF)などの公文書では,所在地は那須塩原市になっている。 なので,いまだにどちらの行政区に入るのか,両方なのかがわからない。

湿原の東縁を北へ進む(那須塩原市),12:21

湿原の東縁を北へ進む,四阿のあるT字路を直進(那須塩原市),12:22
1枚目:四阿の向かいに立つ「日光国立公園沼原園地,奥那須の自然案内」。 2枚目:進む方向。 3枚目:四阿,というか休憩所?。

Part IX: 沼原湿原北端〜ふれあいの森西側の遊歩道
2009.09.11, 12:22 - 12:57