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2009.07.11, Part IX

乗鞍岳登山道〜栂池自然園(ミズバショウ湿原)

乗鞍岳登山道を下る(小谷村),13:18
1,2枚目:パノラマ撮影。雪解け水の水路が登山道と交差する場所を通過。
1枚目:眼下に栂池ヒュッテが見える。

乗鞍岳登山道を下る(小谷村),13:19-13:23
岩だらけの道を降りる。

乗鞍岳登山道を下る(小谷村),13:30
ムシカリViburnum furcatum)?

乗鞍岳登山道を下る(小谷村),13:31
1〜3枚目:途中にある分岐(らしく見える場所)の手前でパノラマ撮影。 自然園まであと0.4km地点。

分岐方向を撮影,どこへ通じていたのやら・・・(小谷村),13:31
既述したように,こちらは廃道らしい。

ふたたび登山道が崩落した場所にさしかかった(小谷村),13:40
ここでは杖もザックに仕舞い,両手を使えるようにした。 ロープにつかまりつつ,画面下にかすかに写っている梯子を降りる。 そして,その先にあるわずかな段差へ足を降ろす。片足を置くのがやっとの幅しかない。 しかも,ロープもない。慎重にゆっくり歩いて前方(画面上)の梯子&ロープにすがりつく。 その後,梯子を上がり,何段かの踏跡を辿って,やっとの思いで前方の登山道へ辿り着いた。 わずかな距離だが・・・。

なんとか通過した後で振り返って撮影(小谷村),13:45
1,2枚目:パノラマ撮影。 既述したが,ここは昨年から崩落が始まり,それは今も続いているようなので, いずれは途中の段差も崩れて無くなってしまうかも知れない。 雨が降った時はなおさら危険だろう。

同上(小谷村),13:45
1枚目:崖の下方を撮影。 2枚目:さらにその下。 かなり下まで土石が落ちているようだが,この写真だと遠近感がないので,急な斜面になっている様子がわかりにくい。

乗鞍岳登山道(小谷村),13:47-13:48
道端に咲いていた ズダヤクシュTiarella polyphylla)。 花も終りかけで,一部は子房が成長しつつあるようだ。

まもなく栂池自然園,沢に架かる橋を渡る(小谷村),13:51-13:52

道端に咲くウマノアシガタ(小谷村),13:52
路傍でよくみかける ウマノアシガタRanunculus japonicus)。

栂池ビジターセンター脇の登山口まで戻った(小谷村),13:54
ここから登山道へ入ったのが 10:31だったので,3時間23分で戻って来たことになる(おおよそ予定通り)。 既述したが,このうち, 登山口から天狗原の端までの登りに59分(10:31-11:30 ),下りに66分(12:48-13:54)かかっている。 すなわち,登山道の登り降りに2時間05分,天狗原を往復するのに1時間18分を費やした。

栂池ビジターセンター内を通って自然園へ(小谷村),13:54
1,2枚目:センターの入口手前から自然園と入口をパノラマ撮影。 左は通行止めになっているので,センターの入口を経由して中へ入らなければならない。 センター内で,パノラマウェイの乗り場で購入した入園券付き乗車券(3300円)を見せて中へ。

栂池自然園,ミズバショウ湿原,右はパス(小谷村),13:58-13:59
1,2枚目:入口を入るとすぐに左右に分かれた木道が現れる。 右はバリアフリータイプの木道で,ミズバショウ湿原の北縁〜西側を通るルート。 前回,前々回と歩いたが,こちらの木道沿いには池塘等の採集ポイントはない。 また,今回はあまり時間的余裕もないので, 右へは入らずに左の湿原の南縁を通る木道(通常は戻る際に利用するルート)へ。 こちら側には木道沿いに池塘がある。
なお,現在の時刻はおよそ14:00。 復路のバスは16:00(最終)なので,まだ2時間あるが, この後,ロープウェイ(5分)&ゴンドラ(20分)に乗って山を降りなければならない。 乗車時間は計25分だが,ロープウェイは20分おきに運行されているので, 最悪20分の時間的余裕を見ておかなければならない(実際,この後,発車直後にロープウェイ乗り場に着いたため, しばし待たされた。注1)。 となると,計45分(注2)。 余裕をみてバスの発車時刻の約1時間前(15:00)にはこの自然園を出なければならない。 残された時間は1時間なので,これからミズバショウ湿原を往復するが, 片道30分以内にUターンすることにした。

注1:当初は20分待たされたかと思ったが,画像の撮影時刻を見ると,待たされたのは約10分だった。 乗客が多かったので,10分間隔になったようだ。
注2:実際は,この他,ビジターセンターからロープウェイ乗り場の自然園駅まで歩く必要がある。 ゆっくり歩くと10分弱かかるので,これも含めると55分。約1時間,移動にかかることになる。

栂池自然園,ミズバショウ湿原(小谷村),13:59
1,2枚目:ミズバショウ湿原南縁を通る木道から白馬岳方向を撮影。 空が曇っているため,雪の白と雲の白がかぶっている。 また,明るさが足りないため,全体に色彩がにぶい。


できればこういう画像を撮りたかったのだが・・・(2006.8.11,10:34-10:35撮影)

栂池自然園,ミズバショウ湿原(小谷村),13:59-14:00
木道の左(南側)で花をつけていた樹木があった。 これはさきほど天狗原の白馬大池・山ノ神分岐付近でも撮影した ウラジロナナカマドSorbus matsumurana)。

栂池自然園,ミズバショウ湿原(小谷村),14:00
木道の脇では コバイケイソウVeratrum stamineum)が咲いていた。

栂池自然園,ミズバショウ湿原(小谷村),14:01
その近くの木道直下で採集(栂池自然園-1)
観察された生物: 小型繊毛虫数種, シヌラ(Synura), 小型珪藻少々, ワムシ,

Part X: 栂池自然園(ミズバショウ湿原)
2009.07.11, 14:01 - 14:20