HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2009 . 06 . 07 | お知らせ

2009.06.07, Part V

黒姫山 西登山道

黒姫山 西登山道を北西へ(信濃町),10:55
古池を過ぎた後,しばらくはゆるやかな斜面を上がって行く。 この後,沢を過ぎてぬかるんだ急な斜面を上がることになるが, その頃までに下山してくる計4組(1組は単独行,他は3,4人のグループ,すべて男性)とすれ違った。 4組とも山菜採りから戻ってくる途中のようだった。 そのうちの2組から,どこへ行くのかと尋ねられたので「大ダルミ」へと答えると, いずれも「??」という具合。 どうやら黒姫山を訪れる人達にとって大ダルミ湿原はあまり知名度がないようだ。 それが幸いしてか,後で出てくるように,大ダルミ湿原はいまだに手付かずの湿原に近い姿を止めているのかも知れない(詳しくは後述)。

黒姫山 西登山道を北西へ(信濃町),11:01-11:02
これはクルマバソウAsperula odorata)。

黒姫山 西登山道を北西へ(信濃町),11:05
ピンぼけだが,この頃になると左前方から沢を流れる水音が聞こえてきた。

地図にない沢を渡る(信濃町),11:06
1,2枚目:これがその沢。 国土地理院の地図にはこの沢は描かれていない。

地図にない沢を渡る(信濃町),11:06
沢の上流側。段差があり結構な量の水が流れ落ちていた。

地図にない沢を渡る(信濃町),11:06
丸太を2本横に並べただけの橋を渡る。

黒姫山 西登山道(信濃町),11:07
橋を渡った先にある道標。 西登山道入口というのは既述したように,古池登山口のこと。

黒姫山 西登山道,沢の先はぬかるんだ急な登り(信濃町),11:07-11:08
橋を渡り終えるやいなや,傾斜がかなりある,かつ,ぬかるんだ斜面となる。 写真ではわかりにくいが,かなり急な斜面。 この時,上から4人の男性が降りてきた(1枚目)。皆山菜狩りの帰りらしく,木の枝を杖替りに慣れた様子で降りてくる。 私が片手に採集道具の入った手提げ袋を持ちながら難儀しつつ斜面を上がろうしているのをみて, 木の枝を杖替りに使えば,と差し出してくれた人もいた。 一応,私も杖は持参してきているので感謝しつつ遠慮する。

下ばかり見て木に頭をぶつけた(信濃町),11:10
1枚目:いったん傾斜がゆるやかになった所でごく小さな沢を渡った。 この時だったが,足下に注意しつつ沢を渡り終え,ふたたび斜面を上がりかけた際に,頭を上げたところ倒木に頭をぶつけてしまった。 2枚目:これがその倒木。振り返って撮影。 幸い痛みだけでとくに外傷はなかったが,足下だけでなく頭上にも注意しなければと反省。

黒姫山 西登山道,急坂を登る(信濃町),11:11-11:17
急坂はまだまだ続くが,ぬかるんだ状態は無くなった。 息を切らしつつ登る。

黒姫山 西登山道,ややなだらかになるが,,(信濃町),11:17-11:19
1枚目:傾斜が緩やかになった所に, 2枚目:「登山道」の案内が。

黒姫山 西登山道,すぐまた急坂に戻る(信濃町),11:21-11:25

黒姫山 西登山道,やや平坦(信濃町),11:29
1枚目:傾斜が弱まったところに, 2枚目:道標が。ここには「←新道分岐,古池→」とある。

黒姫山 西登山道,杖を出した,メガネが汗で曇る(信濃町),11:32
1枚目:足に負荷を感じ始めたので,後々のことを考えてこの辺から杖を使うことにした。 2枚目:林の中は気温は比較的低めだが,風がなく湿気がかなりある。 そのため,汗がダラダラと落ち,その汗から発散した蒸気でメガネが曇る。レンズを拭きつつ登る。これがやっかい。

黒姫山 西登山道,平坦そしてすぐまた急坂(信濃町),11:34-11:35

黒姫山 西登山道(信濃町),11:37-11:38
やや平坦な道になる。
1枚目:この辺から「タケノコ採取禁止」の警告が頻繁に現れるようになった。 「『戸隠竹細工の森』の設定区域につき,タケノコ採取を禁止する。北信森林管理署,戸隠中社竹細工生産組合」とある。 山菜採りの目玉のひとつがタケノコのはずだが・・・。そういえば・・・。 2枚目:時折,登山道に木漏れ日がさすが,すぐに消えた。

黒姫山 西登山道,警告がたくさんあった(信濃町),11:39-11:40
1,2枚目:ここにもあった。 「告,この一帯は県指定伝統的工芸品竹篭の資材根曲り竹の保護のため竹の子の採取を厳禁します。 これより先は入れません。違反者は没収します。 北信森林管理署,戸隠村,中社竹細工生産組合」と書かれている。 「戸隠村」になっているのでこれは結構古そうだ。 戸隠村??? 戸隠村は現在,長野市になっている(2005.1.1編入)が,ここは信濃町では? (旧)戸隠村も近いといえば近いが,戸隠村と信濃町の境界は(地図を見るかぎり), この後,現れる新道分岐のさらに西にあるはず。 ここからだと二,三百メートル先だと思うが。。。 3枚目:ここにもあった。

Part VI: 黒姫山 西登山道〜新道分岐〜西登山道
2009.06.07, 11:40 - 12:08