まごめ自然植物園,入口へ戻る(中津川市馬籠),12:20
大戸南湿原から園内の東側の遊歩道を通り元来た場所へ。
まごめ自然植物園,最初の分岐へ戻る(中津川市馬籠),12:22
ここが最初の分岐。入ってきた際は,画面の左側へ進んだ。そのすぐ先に大戸西湿原があった。
今度はそのまま前へ。
まごめ自然植物園,遊歩道入口脇に生えていたシダ(中津川市馬籠),12:23
入口が近付いたところで足下を見ると,色々なシダが生えていた。
これは??
まごめ自然植物園,遊歩道入口脇に生えていたシダ(中津川市馬籠),12:23-12:24
別のシダもあった。初めてみた種類だ。
これはクジャクシダ(Adiantum pedatum)。
まごめ自然植物園,シダの近くにあった植物(中津川市馬籠),12:24
まごめ自然植物園,オニグルミ(中津川市馬籠),12:24
まごめ自然植物園,入口脇の池(中津川市馬籠),12:25
入口脇の池まで戻った。
まごめ自然植物園,入口脇の池(中津川市馬籠),12:26-12:27
1枚目:池端に近付いてみる。
2枚目:水底の状態をみる限り原生生物はあまりいそうにない。
3枚目:が,ひとまず採集(まごめ自然植物園,入口脇の池)。
翌日の観察結果は以下の通り。予想よりはやや多め。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas?),
ミドリムシ(Euglena),
小型鞭毛虫数種,
ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.),
コレプス(Coleps),
リトノタス(Litonotus),
ハルテリア(Halteria),
シヌラ(Synura),
タルケイソウ(Melosira),
他の珪藻各種,
サヤミドロ(Oedogonium),
ワムシ,
ケンミジンコ,
まごめ自然植物園,これは・・・(中津川市馬籠),12:27-12:28
足下に咲いていた花。これはハキダメギク(Galinsoga ciliata)。
まごめ自然植物園を出る(中津川市馬籠),12:28
1枚目:入口にある建物の脇を通って園外へ。
2枚目:池端には放し飼いにされたニワトリがたくさんいた。
この後,入る際に挨拶を交わした植物園の管理人の女性が現れ植物園のパンフレットを手渡してくれた。
その際,この植物園について色々話を聞くことができた。
もともとは周囲が耕作地化された際,ここは大きな岩がたくさんあって耕作地には適していなかったため,
そのまま手を加えずに残されたとのこと。そこをそのまま自然植物園としているようだ(注)。
注:しかし,観光地として賑わう馬籠宿に比べて,そこからわずかしか離れていないここを訪れる人は少ないらしい。
開園する際に,動植物の調査が行なわれ,その結果,ここにはたくさんの種類の生き物が生息していることが確認されたという。
さきほど入口近くに比較的めずらしいシダが生えていたことからもそれは今も変わらないことが推測される。
なるべくこのまま貴重な自然として残して欲しいものだ。
ただし,さきほど見たかぎりでは,「湿原」の周囲にはたくさんの木々が育ち,徐々に日当たりが悪くなっているように見える。
このまま行くと,やがてはすべては木々の葉で被われて「湿原」ではなく「森」に変わってしまうかも知れない
(過去の様子がわからないので断言はできないが)。
「湿原」を残し,育てていくには多少樹木の伐採等の手入れが必要かも・・・。
管理人にもらったパンフレット(中津川市馬籠),12:35-12:36
1,2枚目:植物園を出た後,歩きながら撮影。これは表紙。
3枚目:広げたところ。「営業のご案内」には「テニスコート」,「つり堀」,「食事(バーペキューも)」などもある(注)。
注:自然に親しむ場所とレジャー施設が混在している訳だが,
現在は周囲に立派なレジャー(またはレクリエーション)施設があるので,ここは純粋な自然公園として整備した方が,
将来的には望ましいと思うのだが,どうだろう・・・。
馬籠交差点まで戻り右折(中津川市馬籠),12:36-12:44
1枚目:馬籠交差点が近付いてきた。
2枚目:いったんここで右折(西へ)。
地図によると,この先の道路沿いにやや大きな溜池があるらしいので,そこを目指す。
まごめ自然休養村センター近くで実を付けていた,これは・・・(中津川市馬籠),12:44
角にある「まごめ自然休養村センター」の前を通ると,入口近くで
コムラサキ(コシキブ,Callicarpa dichotoma)が実をつけていた。
これは先日(2008.10.19),
飯山市にある池沼(鍋倉高原)を訪れた際,「なべくら高原 森の家」という公共施設の入口でも見かけた。
Part V: | 梵天山南東の溜池〜馬籠バス停 2008.11.04, 12:45 - 13:09 |