HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2008 . 02 . 11 | お知らせ

2008.02.11, Part VIII

柏の葉公園中央口前〜柏の葉庭球場〜国道16号

柏の葉公園,中央口を出る(柏市柏の葉),14:05
1〜3枚目:中央口を出たところで周囲(北〜東〜南)をパノラマ撮影。 1枚目:北側。これからこちらへ進む。 1,2枚目:向かいにあるのは科学警察研究所の建物。 3枚目:科学警察研究所の南側は千葉大附属農場。 4枚目:近くにある案内板。

柏の葉公園東縁を北へ(柏の葉公園中央バス停,柏市柏の葉),14:07
中央口の近くにあるバス停。 次に目指す柏ビレジ水辺公園へ行くには,この次のバス停(税関研修所バス停)の先を右に入る。

柏の葉公園東縁を北へ(柏市柏の葉),14:08
右折しやすいように反対側の歩道へ移動(中央口付近には信号がないので,車の来ないタイミングを見て道路を横断した)。

柏の葉公園東縁を北へ(税関研修所バス停,柏市柏の葉),14:08-14:09

ここで右折(柏市柏の葉),14:09
税関研修所バス停を過ぎた先の角を右に入る。

税関研修所北縁を東へ(柏市柏の葉),14:09-14:10
1枚目:右折した後の様子。右側が税関研修所。 2枚目:ここで右に折れる。この後,すぐに左へ折れて東北東へ向かう。 3枚目:左へ折れると右側に柵が現れ,その先に水辺らしき場所が現れた。

税関研修所の隣にある調整池(柏市柏の葉),14:10
1,2枚目:ここは地図にも描かれているが,真四角の池なので,おそらく柵に囲まれて近付けないだろうと予想していた。 しかし,よく見ると,池の周囲に道があって公園風の造りになっている。

向い側は国立ガンセンター東病院(柏市柏の葉),14:10

調整池についていた名前は「 柏の葉庭球場」(柏市柏の葉),14:11
1枚目:池の北東端に入口があった。 2枚目:どういう訳か柵に掲げられてあるのは「柏の葉庭球場」という案内板。 池の隣にあるテニスコートへここから入るらしい。 池じたいには名前はなさそうだ。

調整池へ(柏市柏の葉),14:11
1,2枚目:坂を降りて池に近付いてみることにした。

柏の葉庭球場脇の調整池(柏市柏の葉),14:12-14:13
坂を降りたところで壁際の水路が所々緑色をしていた。 ここで採集(柏市庭球場脇の調整池隣の水路)
観察された生物: バンピレラ(Vampyrella)?, ディステリア(Dysteria), シヌラ(Synura), 珪藻少々, ヒザオリ(Mougeotia), ホシミドロ(Zygnema), ミジンコ,

柏の葉庭球場脇の調整池(柏市柏の葉),14:14
さらに進むと,調整池に通じる水路の上には金属性の格子状の橋が架かっていた。

柏の葉庭球場脇の調整池(柏市柏の葉),14:15-14:17
橋の脇から池端に近付くことができた。 水路と池の接続部付近で採集(柏市庭球場脇の調整池)。 一般にこういった調整池では原生生物はあまり観察されないので, 当初はほとんど期待していなかったが,翌日の観察では意外なほど多くの原生生物が観察できた。 とくに以下に示した吸管虫の一種(Lernaeophrya)はかなり希な種類で,私はこれまで1度しか観察したことがない(それも同様に千葉県内)。 他にも比較的希なオペキュラリア(Opercularia)もいた。 ここはかなり古くからある調整池,ないしは調整池となる以前からここには沼等があった可能性が高い。 また,隣に庭球場があるので,調整池というよりは公園の池のように, 水位が一定になるように管理されていて,それが幸いしているのかも。
観察された生物: ミドリムシ(Euglena), ウチワヒゲムシ(Phacus), ノトソレヌス(Notosolenus sp.), ミドリムシ類の鞭毛虫(後曵鞭毛が長い), カラエリヒゲムシ(Salpingoeca)かその仲間, コドシガ(Codosiga), マヨレラ(Mayorella), クリドネラ(Clydonella), コクリオポディウム(Cochliopodium), トリネマ(Trinema sp.), スピロストマム(Spirostomum intermedium), アンフィレプタス(Amphileptus), トコフリア(Tokophrya quadripartita) 吸管虫の一種(Lernaeophrya), キロドネラ(Chilodonella cucullulus), ゾウリムシ(Paramecium caudatum), キネトキルム(Cinetochilum), オペキュラリア(Opercularia), オペキュラリアの近縁種(Orbopercularia), ツリガネムシ4〜5種(Vorticella convallaria, V. campanula, V. nebulifera, Vorticella sp.1-2) 珪藻各種, サヤミドロ2種(Oedogonium), Stigeoclonium, ヒザオリ(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( C. acerosum), ユレモ(Oscillatoria), センチュウ, ワムシ, ケンミジンコ,

柏の葉庭球場脇の調整池(柏市柏の葉),14:17

調整池を出る(柏市柏の葉),14:18
坂を上がり,さきほどの税関研修所脇の道へ戻り,当初の目的地である柏ビレジ水辺公園へ向かって東北東へ向かう。

東へ向っているはずが・・・(柏市正連寺),14:19-14:20
1枚目:地図ではこの道をそのまま進めば前方で国道16号に出るはず。 2枚目:この辺まではおおよそ地図通り。 3枚目:この辺は???

地図と違う(柏市正連寺),14:21
交通量の多い車道へ出た。 手持ちの地図(2002年4月版)だと,前方を横切るのが国道16号のはずだが,,。 左を見るとすぐ近くがT字路になっていた。 ???。地図にはそんな場所は描かれていない! ここで完全に道を見失ってしまった。 地図だと道路の向かい側にも道が続いているはずだが,画面でわかるように向かい側は高く土盛りがしてあり道路の影も形もない。 さあ,困った。 しかし,ここまでの方向は間違っていないはずなので,とにかく「東」へ向かえばなんとかなるはず, と考えて,左隣のT字路を右折して,東方向(注)へ向かってみることにした。

注:帰宅してからわかったが,前方の車道は新しくできた県道47号で,左に見えるT字路で国道16号に合流していた。 この辺はすぐ近くをつくばエクスプレスが走っていて,それに合わせて道路があちこちで改修・廃止・新設されていた。 持参した2002年4月版の地図では古過ぎた!
なお,従来の県道47号は守谷流山線(茨城県守谷市〜千葉県流山市)と呼ばれていて,現在地よりもかなり南を東西に走っている。 何故ここも47号と呼ばれるのか理由はわからないが,ここよりやや南につくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅ができたことで, そこからこの先にある国道16号に接続する新しい道路ができて,それも県道47号と命名されているらしい。

いったん左折して・・・(柏市正連寺),14:22
とにかくわけがわからないまま,とりあえず「東」(本当は南東)へ向かうため,隣のT字路へ。

ここで右折すれば,また東へ向うはずだが・・・(柏市正連寺),14:23
そのT字路。ここで横断歩道を渡り,右折。 ここがどの辺なのか,道路の名前や交差点の名前がないか探したが,何もなし。

どこへ向っているかわからないがとにかく「東」?へ(柏市正連寺),14:23
現在地が確認できないまま,「東」(本当は南東)へ向かう。

Part V: 国道16号〜若柴交差点〜県道47号 守谷流山線〜柏ビレジ水辺公園
2008.02.11, 14:25 - 14:55