山ノ内町 志賀高原
一 沼
いちぬま
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国道292号 志賀草津道路のサンバレーバス停から歩いてすぐのところに琵琶池へ向かう遊歩道の入口があるが, その入口のすぐ近くの道路沿いに一沼(標高1380m)がある。 沼といっても岸辺の様子は, ここから少し上がった所にある蓮池(標高1500m)とさほど変わらない。 湿地と呼べる状態にはなっておらず,そのためか原生生物は少ない。
観察された原生生物名一覧(現在 8 種)

採集日:2007.06.17 ウオッちず で位置確認

一沼へ(山ノ内町),10:11
1枚目:サンバレーバス停の南端から撮影。前方に車が何台か停まっているが,その少し先に「一沼」がある。 2枚目:周囲ではエゾハルゼミTerpnosia nigricosta)が盛んに鳴いていた。 たまたま車の流れが止まったので,道路脇で録画(=デジカメの動画撮影機能を利用して音を録音)を試みた。

                ←エゾハルゼミの鳴き声

一沼へ(山ノ内町),10:12-10:13
1枚目:駐車場の先から一沼へ近付く道があるのだが,,。工事中だった。 よく見ると工事中のチップ材を敷き詰めた道路の脇に狭い通路が確保してあった。そこを進む。 2,3枚目:沼が近付くと木道に変わる。

一沼に到着(山ノ内町),10:13-10:14
1枚目:「第三十一番,千手十一面観音」の案内と「山ノ内町有形民俗文化財 峠の観音」の標柱。 岩の上にあるのがその観音らしいのだが・・・。 2枚目:沼岸の木道には10名前後の人がいた。団体のようだ。

一沼(山ノ内町),10:14
1,2枚目:木道は沼岸に沿って右にカーブしている。カーブの手前から沼を撮影。 3枚目:木道脇にはヒツジグサNymphaea tetragona)が。

一沼(山ノ内町),10:15-10:16
少し戻って沼岸の一歩手前の木道脇で採集(一沼-1)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, コレプス(Coleps), 小型繊毛虫数種, ヒザオリ(Mougeotia), コウガイチリモ( P. trabecula),

一沼(山ノ内町),10:16-10:18
1枚目:木道の先端部。岸辺の草地には踏み跡があったが,,, 2枚目:草の生えた岸辺へ降りるのは止めて木道の側で採集(一沼-2)。 3枚目:つがいのセスジイトトンボParacercion sp.)の仲間がいたが,木道からはこれ以上近付くのは無理。
観察された生物: 珪藻各種, サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ3種以上(Mougeotia), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ,

サンバレーバス停へ戻る(山ノ内町),10:18
レンゲツツジRhododendron japonicum) この花は志賀高原のいたるところで咲いていた。

サンバレーバス停へ戻る(山ノ内町),10:19
1,2枚目:戻る途中で琵琶池方面への分岐を撮影。工事関係者以外立入禁止になっていた。 3枚目:琵琶池方面へ降りる遊歩道。前方に湿地のように見える場所があるのだが,立入禁止のため近付けない。残念。次回。

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