乗鞍高原
まいめの池
&偲ぶの池
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採集日:2012.07.09 ウオッちず で位置確認

車道へ出て左折,少し歩くと左に「まいめの池」の案内がある(松本市),13:05
左の踏跡を辿って奥へ。

「まいめの池」の道標(松本市),13:05
今回の記録を編集する過程で,この先にある2つの池について名前の付け方が情報ソースによって 統一されていないことに気付いた(詳しくは後述)。
ここでは従来通り, ミズバショウが育つ手前のやや小さめの池を「まいめの池」, その奥の一段高い位置にあるより大きな池を「偲ぶの池」(今回は訪れなかった)と呼ぶことにする。
ちなみにネットを検索すると,この2つの池の名前が逆になっているか, あるいは,奥にある大きな池のみを「まいめの池」としているweb pageがたくさんある。 この道標には「まいめの池」の名前だけがあるのと, 奥の池の方が大きくて眺めが良いのでそちらだけに注目して手前にある池に気付かず(ないし無視して) 奥の池を「まいめの池」としている可能性が高い。

まいめの池に到着(松本市),13:06
以下の画像でわかるように,ここは8月に入ると水位が下がり,秋にはほとんど干上がってしまう。


2011年07月の様子(2011.07.10,12:56撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,13:04撮影)。
ほとんど干上がりかけていた。 この時は奥にある「偲ぶの池」の方に大勢のカメラマンがいた。

2007年11月の様子(2007.11.04,12:54撮影)。 干上がりかけていた。

2006年06月の様子(2006.06.08,14:23撮影)。 しっかり水があった。

まいめの池(松本市),13:06
前回(2011.07.10)同様,今回は水がたっぷりある。


2011年07月の様子(2011.07.10,12:56撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,13:04撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.4,12:54-12:56撮影)。

2006年06月の様子(2006.6.8,14:24-14:25撮影)。

まいめの池(松本市),13:07
池端で採集しようと準備をしていると,左脇の草むらに つがいのルリイトトンボEnallagma boreale circulatum)がやってきた。

まいめの池(松本市),13:09
池端で採集(まいめの池)。 前回は対岸でも採集したが,原生生物はあまりいなかった記憶があるので, 今回は対岸へはいかずにここで車道に戻ることにした。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas platyuris), トラケロモナス(Trachelomonas sp.), クアドルレラ(Quadrulella symmetrica), トラケロユーグリファ(Tracheleuglypha), 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum angulosum), イカダモ(Scenedesmus quadricauda), クレブソルミディウム(Klebsormidium), サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), ヒザオリ(Mougeotia), ホシミドロ(Zygnema), アオミドロ(Spirogyra), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ(Closterium intermedium), アルスロデスムス( Arthrodesmus convergens), ツヅミモ(Cosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum forficulatum), アワセオオギ(Micrasterias truncata), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ワムシ, ミジンコ, ソコミジンコ,

ゆるい坂を上がる,次の採集ポイントであるどじょう池へ(松本市),13:11

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