乗鞍高原
あざみ池
一の瀬園地内
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2012.07.09 ウオッちず で位置確認

あざみ池に到着(松本市),12:33
3枚目:GPSで標高を確認。現在の標高 1454 mとある。 さきほど(12:08),牛留池から口笛の小径へ入ってほどなく測った時は1565 m だった。 その差 111m ほどを下ったことになる。 国土地理院の地図だと,牛留池の標高が1580 mで,あざみ池が1450 m。 その差 130 m。口笛の小径で測った時は牛留池より15 mほど下った場所だったので, 111 + 25 = 136 mということで,標高差の値(地図の等高線から得た値とGPSの値)はおおよそ一致している。


2011年07月の様子(2011.07.10,12:34撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,12:31撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.4,12:26撮影)。

あざみ池,遊歩道の脇にある木道へ(松本市),12:33

あざみ池,木道の痛みが年々ひどくなる(松本市),12:33

あざみ池(松本市),12:34

あざみ池(松本市),12:34
木道の両脇に水があるが,一時的に水位が上昇している場所なので,前回同様,採集せず。 過去の記録を見た所,秋(2007.11.4)には水位が下がっているものの,水は残っていて原生生物がたくさんいた。

あざみ池,池に注ぐ水路を横断する(松本市),12:34

水路に架かる木道の支柱の上に生えているのは・・・(松本市),12:35

あざみ池(松本市),12:35
これまで繰り返して撮影している コナアカミゴケ(地衣類,Cladonia macilenta,ハナゴケ属)?


2011年07月の様子(2011.07.10,12:39撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,12:37-12:38撮影)。

あざみ池,水路上の木道を通る(松本市),12:35
あちこち穴が開いて,今にも折れてしまいそうだ。落ちたら大変。慎重に場所を選んで通る。

あざみ池(松本市),12:36
これはフジイバラRosa luciae var. fujisanensis)? 今回は花弁の縁がピンク色に染まっていた。


2011年07月の様子(2011.07.10,12:36撮影)。

あざみ池(松本市),12:36-12:37
これは先週(2012.07.02)訪れた斑尾高原の沼の原湿原でも撮影した オオヌマハリイ(ヌマハリイ,Elecharis mamillata var. cyclocarpa)。


沼の原湿原,2012年07月の様子(2012.07.02,13:22撮影)。

あざみ池(松本市),12:37
木材の端がかなり痛んでいる。足を降ろすとおそらく折れてしまうだろう。端を踏まないよう注意しながら進む。

あざみ池,水路を横断して池の南縁沿いの周回路へ出た(松本市),12:38

あざみ池,南東からの眺め(松本市),12:38

あざみ池,少し進んでから再度パノラマ撮影(松本市),12:39

2011年07月の様子(2011.07.10,12:40-12:41撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,12:41撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.04,12:38撮影)。

あざみ池(松本市),12:40
池端で採集(あざみ池-1)
観察された生物: スファエラストルム(Sphaerastrum), トリネマ(Trinema sp.), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum angulosum), クレブソルミディウム(Klebsormidium), サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), ホシミドロ(Zygnema), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium dianaeC. intermedium), アワセオオギ(Micrasterias thomasiana), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), チリモ( Desmidium swartzii), ワムシ, ケンミジンコ, イタチムシ, カテヌラ(Catenula lemnae),

あざみ池(松本市),12:41
池端にある岩に乗って採集(あざみ池-2)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, Pontigulasia, ユーグリファ(Euglypha acanthophora), マルロモナス(Mallomonas), クンショウモ(Pediastrum boryanum), グロエオキスティス(Gloeocystis sp.), ヒザオリ2種(Mougeotia), ホシミドロ(Zygnema), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. dianae), ツヅミモ( Cosmarium connatum), イボマタモ( Euastrum humerosum), アワセオオギ(Micrasterias thomasiana), ハタヒモ(Netrium digitus), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), チリモ( Desmidium swartzii), Bambusina brebissonii, スティゴネマ(Stigonema), ワムシ, ミジンコ, ケンミジンコ,

あざみ池(松本市),12:43
上と同じ場所から,池の対岸を撮影。対岸には柵がある。 これから南岸沿いを通ってあそこまで行く。

池の南岸沿いの遊歩道を通って池の南西端へ(松本市),12:43

途中にあるT字路(松本市),12:44
ここを左へ行くと一ノ瀬園地内を通る遊歩道へ出る。 その前に少し先へ進んで,柵のある場所から池を眺めてみる。

あざみ池,南西端(柵のある側)からの眺め(松本市),12:44-12:45
これはこの後出てくる「まいめの池」の名前問題について調べた際にわかったことだが, この「あざみ池」から南西に50m余離れた位置に別の池があるようだ。 以前から国土地理院の地図だとこの辺に2つの池が描いてあるので不思議だなとは思っていた。 だが,国土地理院の地図にはまいめの池や偲ぶの池は描かれていないので, もしかすると南西側の池はすでに消滅しているのでは,と勝手に思い込んでいた。
しかし,今回,Google mapの航空写真を見たところ,その南西側の池がしっかり写っていた。 ここから直接いけるルートがあるか否かは航空写真からは判別できないが, より南西にある沢に架かる橋(注)の近くから北東へ向かう遊歩道が写っており, その先にそのまだ訪れたことのない池がある。 次回は,その池を訪れてみよう。

注:おそらく<ここ>のはず。 画像を見ると,橋の左に未舗装の遊歩道らしきものが写っている。 そこから入って北へ進めばよいはずだ。 この橋は6年前にミズバショウ群生地を訪れた後 で通った。

あざみ池(松本市),12:45
柵の近くで咲く花々。これは??

あざみ池(松本市),12:45
1,2枚目:これはまだ蕾み状態の ヨツバヒヨドリEupatorium chinense subsp. sachalinense)。 3枚目:ミズナラQuercus crispula)。

あざみ池(松本市),12:46
おそらく花が終わった?レンゲツツジRhododendron japonicum)。 花が咲いた跡がない。もしかすると咲かなかったのかも。

あざみ池を出て一ノ瀬園地内を通る遊歩道へ(松本市),12:47
1,2枚目:階段の途中で咲いていたこれは ゲンノショウコGeranium thunbergii)で赤い花を付けるタイプ。 3枚目:最近よく見かけるウツボグサPrunella vulgaris var. lilacina)。 ウツボグサはあちこちの道路沿いでたくさん咲いていた。

一ノ瀬園地内を通る遊歩道(小梨の小道)へ出て右折(松本市),12:47-12:48
1枚目:昨年まであった木の杭(下段1枚目)が撤去されていた。 2枚目:ここから先は見晴らしがよく,人も多いので熊避けの鈴を外した。


2011年07月の様子(2011.07.10,12:44-12:45撮影)。

1枚目:2010年08月の様子(2010.11.04,12:49撮影)。
2枚目:2007年11月の様子(2007.11.04,12:44撮影)。

180°向きを変えて「あざみ池」の入口を撮影(松本市),12:48

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