岡崎市
岡崎中央総合公園,健康の里
自然観察の里
Part III
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2015.02.15 ウオッちず で位置確認

夕日の小道へ,谷地沿いを進む(岡崎市)12:31
1〜3枚目:途中に沢に沿った池があった。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。 この辺は傾斜がゆるやかなので水たまりになっているようだ。

夕日の小道へ,途中にある細長い池(岡崎市),12:32
池の南端には,沢を渡る木橋が設置してあった。 対岸にも池沿いに踏跡(狭い遊歩道?)が続いているようだ(上段2,3枚目)。 もしかすると,この池にも名前が付いているかも知れないが,いまのところ不明。
ただし,この南端付近は落ち葉と薄茶色の泥しかないので,原生生物はあまり期待できない。 北側は湿地になっているようなので(上段3枚目),北端を探索してみることにした。

谷地沿いの池の北端へ(岡崎市),12:32
1,2枚目:パノラマ撮影。

池の北端近くまで来た(岡崎市),12:33
1,2枚目:パノラマ撮影。 左の湿地へ降りたいが,この辺は傾斜が急なので,降りられない。 前方の北端なら降りられそうだ。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。

谷地沿いの細長い池,北端部,ここを左へ(岡崎市),12:33
1,2枚目:パノラマ撮影。 北端まで来ると湿地の道路の段差が少なくなった。 ここなら左へ降りられそうだ。

右(北)側に池?があった(岡崎市),12:34
1,2枚目:パノラマ撮影。 斜面を降りはじめてすぐに,右側に堰堤で仕切られた池のような場所があるのに気付いた。 左の池の北端部は湿地状だが,右は一段高い位置にあり水がたまっていた。 しかも,水底が青々としている。大量の藻塊だ。

南に広がる湿地&池と北端に接する池?(岡崎市),12:34
1枚目:斜面を降りて南側を撮影。細長い湿地&池が続いているのが見える。 2枚目:堰堤と思ったのは,太い木の根だった。 その根が堰のようになって北側に水たまりを作ったようだ。 ということは,かなり昔からここには水がたまっていた可能性が高い。 これは期待できる。

自然観察の里近く,谷地池の北側にある水たまり(岡崎市),12:34, 12:35, 12:36
1枚目:池の様子を撮影。 ここも落ち葉の上に泥がたまっているが,その上に緑色のものが大量にある。 最初は糸状藻かと思ったが,,,。
2枚目:ここで 採集(自然観察の里近く-01)。 3枚目:サンプリングチューブの中を観察すると,なにやら緑色をした細長いひし形状のものが大量にあった。 これはおそらくミカヅキモの一種, Closterium lunula だ(翌日確認)。この種は,前回の採集では,東公園にある菖蒲園の水路でも大量に増殖していた。 この辺では目立つ種なのかも知れない。
観察された生物: ウチワヒゲムシ(Phacus torta), フセツボカムリ( Centropyxis aculeata), アミカムリ( Nebela sp. 殻が細長く,首部分がカーブしている。全形はサイフォデリアに似ている,東海地方でよく見られる), 小型繊毛虫数種, マルロモナス(Mallomonas sp.), 珪藻各種, サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium kuetzingiiC. lunula var. lunula多数), ケズネモ(Gonatozygon kinahani), ワムシ, ミジンコ, ヒドラ,

自然観察の里近く(岡崎市),12:37
斜面で育つ シシガシラBlechnum nipponicum,シシガシラ科 ヒリュウシダ属)

自然観察の里近く,谷地にできた池&湿地(岡崎市),12:38
1〜3枚目:上と同じ位置で,今度は南側を向いてパノラマ撮影。 前方は谷地に沿ってできた細長い池になっているが,この北端付近は草の多い湿地だ。

自然観察の里近く,谷地にできた池&湿地(岡崎市),12:39
ここで 採集(自然観察の里近く-02)
観察された生物: トリネマ(Trinema lineare), スピロストマム(Spirostomum intermedium), ウロセントルム(Urocentrum turbo), ゾウリムシ(Paramecium caudatum), デキシオトリカ(Dexiotricha sp.), 未同定の繊毛虫, 小型繊毛虫数種, イタチムシ,

ふたたび夕日の小道へ向かって斜面を上がる(岡崎市),12:41

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