片品村 |
横田代
往路(西→東) |
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採集日:2008.08.03 | ウオッちず | で位置確認 |
アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),10:58
やや傾斜のある木道を上がると・・・。
横田代に到着(片品村),10:59-11:00
1枚目:前方が開けてきた。ここが横田代。
2枚目:湿原に入って再度撮影。
手前にワタスゲ(Eriophorum vaginatum)の果穂がチラホラ。
横田代(片品村),11:00-11:02
今回はこのキンコウカ(Narthecium asiaticum)が目立った。あちこちで群生していた。
横田代(片品村),11:02
1〜3枚目:湿原が見渡せる場所で進行方向をパノラマ撮影。
下段は昨年(2007.10.06, 10:56,注)撮影した同じ位置の画像。やはり草紅葉の時とは雰囲気が異なる。
注:鳩待峠をスタートしたのは同時刻(10:07)だったが,ここで6分の遅れが生じている。
それだけ足が重かったのだろう。暑さと日頃の睡眠不足等が原因?
横田代(片品村),11:03
入口付近には小さな水たまりのような場所があちこちにあったが,ほとんどは干上がりかけていた。
採集せず。
横田代(片品村),11:03
湿原の西側に立つ道標。ここの標高は1860m。
ここから富士見峠まで2.6 km,鳩待峠まで 3.7 km(計 6.3 km)。
既述したが,ここから先の道標は,すべてコースの全長が 6.3 kmになっている。
これまでに出てきた2本の道標のみ,どういう訳か 5.7 km。
横田代(片品村),11:05-11:09
1枚目:少し進むと木道近くに池塘があった。
2〜3枚目:カップ付き指示棒を使って少し離れた位置にある水垢を採集(横田代-1)。
4枚目:同じ池塘だが,木道に一番近い場所で,コマゴメピペットを使って採集(横田代-2)。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
ナベカムリ(Arcella),
トゲフセツボカムリ(Centropyxis),
ディフルギア(
Difflugia bacillifera),
アミカムリ(
Nebela collaris,
Nebela sp.),
ミドリゾウリムシ(P. bursaria),
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
オーキスチス(Oocystis),
ボツリオコッカス(
Botryococcus sudetica),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum),
ホシガタモ(
Staurastrum avicula),
トゲツヅミモ(Xanthidium armatum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
クロオコッカス(Chroococcus),
ラブドデルマ(Rhabdoderma lineare),
ユレモ(Oscillatoria),
Hapalosiphon,
ケンミジンコ,
ミジンコ,
ワムシ,
横田代(片品村),11:10
木道脇にかすかに水のたまっている場所があったので,ここでも採集(横田代-3)。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena mutabilis),
トゲフセツボカムリ(Centropyxis),
アミカムリ(
Nebela marginata),
ヘレオペラ(Heleopera),
レンバディオン(Lembadion lucens),
ミドリゾウリムシ(P. bursaria),
珪藻各種,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ボツリオコッカス(
Botryococcus sudetica),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium minutum),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum),
ツヅミモ(
Cosmarium globosum,
C. quadrifarium),
イボマタモ(
Euastrum humerosum,
E. ampullaceum),
ハタヒモ(
Netrium digitus,
N. oblongum),
タテブエモ(Penium polymorphum),
クロオコッカス(Chroococcus),
ユレモ(Oscillatoria),
メリスモペディア(Merismopedia),
ワムシ,
センチュウ,
横田代(片品村),11:11
同様な場所でまた採集(横田代-4)。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia bacillifera,
D. oblonga,
Difflugia sp.),
アミカムリ(
Nebela barbata,
N. lageniformis,
N. marginata),
ヘレオペラ(Heleopera),
プラコキスタ(Placocista spinosa),
ディアフォロドン(Diaphoropodon),
アンフィトレマ(Amphitrema stenostoma),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor),
共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium),
共生藻を持つプラチオフリア(Platyophrya similis),
未同定の繊毛虫(共生藻あり),
アステロコッカス(Asterococcus superbus),
ボツリオコッカス(
Botryococcus braunii,
B. sudetica),
サヤミドロ(Oedogonium),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
ヒザオリ2種(Mougeotia sp.),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus extensus),
ツヅミモ(
Cosmarium contractum,
C. globosum),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum,
E. cuneatum,
E. humerosum),
ハタヒモ(
Netrium digitus,
N. oblongum),
タテブエモ(Penium sp.),
ツボカビの仲間(Rhizophydium or Rhabdoderma ?),
クロオコッカス(Chroococcus),
ユレモ(Oscillatoria),
スティゴネマ(Stigonema),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
ワムシ,
センチュウ,
横田代(片品村),11:12
1〜4枚目:途中にある潅木地帯の手前に木道に沿った細長い池塘がある。
進行方向(1枚目)から後方(4枚目)に振り向きつつパノラマ撮影。
横田代(片品村),11:13
木道からやや遠いのでカップ付き指示棒を使って採集(横田代-5)。
観察された生物:
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
ミドリゾウリムシ(P. bursaria),
珪藻各種,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ボツリオコッカス(
Botryococcus braunii),
サヤミドロ(Oedogonium),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
ヒザオリ(Mougeotia sp.),
ミカヅキモ(
Closterium pronum),
イボマタモ(
Euastrum crassum,
E. cuneatum),
トゲツヅミモ(Xanthidium armatum),
ハタヒモ(
Netrium digitus,
N. oblongum),
Hapalosiphon,
ケンミジンコ,
ワムシ,
横田代(片品村),11:14
湿原はまだまだ続くが,潅木地帯の先はやや傾斜している。
横田代(片品村),11:15-11:16
1枚目:池塘のようなそうでないような,,,。干上がりかけている小さな水たまり。
2〜4枚目:木道脇にあったヒメシャクナゲ(Andromeda polifolia)?実がついていた。
横田代(片品村),11:16
1〜3枚目:ほぼ同じ位置で周囲にある
キンコウカ(Narthecium asiaticum)の群生をパノラマ撮影。
横田代(片品村),11:17
1〜3枚目:ふたたび潅木地帯が近付くと手前に池塘があった。
しかし,ここは木道から離れ過ぎていて採集不可。
横田代(片品村),11:18
そこを過ぎても傾斜した湿原が続く。
この辺は表土の流失を防ぐためか,木道周辺に木枠?(というか丸太を横に並べただけのようにも見える)が設置されている。
横田代(片品村),11:18-11:19
その丸太の周辺で採集(横田代-6)。ここはなんとなく原生生物は少なそう。。。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas),
アミカムリ(
Nebela marginata),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ボツリオコッカス(
Botryococcus sudetica),
ミクロスポラ(Microspora),
カメガシラモ(Tetmemorus brebissonii),
ハタヒモ(
Netrium digitus,
N. oblongum),
フタボシモ(Cylindrocystis),
クロオコッカス(Chroococcus),
ワムシ,
横田代(片品村),11:20
1枚目:前方に横田代の東端が見えてきた。
2枚目:同じ位置で振り返って至仏山を撮影。
横田代(片品村),11:21-11:22
1枚目:木道周辺に少しずつ咲いていたタテヤマリンドウ(Gentiana thunbergii var. minor)?
何度かチャレンジしたのだが,どうやっても花にピントが合わない。
2枚目:さらに小さな白花。??()。
これにもピントが合わない。よって何だかわからず。
横田代(片品村),11:24-11:25
1枚目:湿原を出て低木地帯に入る。手前に写っているのはニッコウキスゲ(Hemerocallis middendorffii var. esculenta)。
2枚目:これもあちこちに咲いていた(咲きかけていた)タチギボウシ(Hosta rectifolia)?
3枚目:同じくニッコウキスゲ(Hemerocallis middendorffii var. esculenta)。
横田代を出る(片品村),11:27-11:28
この後は,小さな湿原が点在する低木地帯を進む。
この先に中原山の山頂があるためやや傾斜がきつくなる。
既述したが,今日は暑いせいか,前回に比べて疲れ気味。足が重い。
一応,水分と塩分は十分摂取しているはずなのだが。。
最近は腸の具合がよくないので体力が落ちているのかも。それと睡眠不足。
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