長生村 |
尼ヶ台総合公園
湿性植物園 |
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観察された原生生物名一覧(現在 10 種) |
採集日:2009.02.01 | ウオッちず | で位置確認 |
左折するとすぐ左に尼ヶ台総合公園が現れる(県道84号 茂原長生線,長生村),11:14
手前の看板には「避難場所,↑ 250 m,尼ヶ台総合公園,Amagadai Park,長生村」とある。
尼ヶ台総合公園へ(長生村本郷),11:15
1,2枚目:道路脇には公園の東〜北側にある池が。
尼ヶ台総合公園,入口から中へ(長生村本郷),11:16
1,2枚目:前方を左折。公園内へ。
尼ヶ台総合公園(長生村本郷),11:16
正面通路を通って公園の中央部へ向う。前方を左折。
尼ヶ台総合公園(長生村本郷),11:17
前方に見える小山は公園の南東にある「自由広場」。
手前に水路があるが,これはさきほど見た公園の北〜東にある池につながっている。
水路に架かる橋があるが,その手前で右折する。
尼ヶ台総合公園,湿性植物園(長生村本郷),11:17
1,2枚目:パノラマ撮影。
右にトイレ(2枚目)があるが,その先に続く水路とその周辺部が湿性植物園(のはず)。
この公園を訪れたのは,ここで採集を試みるのが目的だった,が・・・。
尼ヶ台総合公園,湿性植物園(長生村本郷),11:18
1〜3枚目:パノラマ撮影。
水路を渡る形で敷設された木道があった。
しかし,周囲は枯れた葦で埋め尽くされている。
尼ヶ台総合公園,湿性植物園(長生村本郷),11:19-11:20
木道と岸辺の間を撮影。
岸辺は深く落ち込んでいる。葦以外の草や,藻塊は見当たらない。
薄茶色に濁った水があるのみ。
原生生物は期待できそうにないが,せっかく来たので,ひとまず採集(尼ヶ台総合公園 湿性植物園)。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
小型ミドリムシ(Euglena sp.),
小型鞭毛虫数種,
コレプス(Coleps),
レンバディオン(Lembadion),
モナス(Monas sp.),
アンソフィシス(Anthophysis),
シヌラ(Synura),
マルロモナス(Mallomonas),
珪藻少々,
スティゲオクロニウム(Stigeoclonium sp.),
尼ヶ台総合公園,湿性植物園(長生村本郷),11:21
木道の途中に立つ案内板。
「お願い,ここはかつて長生村に生育していた湿性植物をその群落として保存するため
実験・研究を行っているところです。千葉県内でも貴重な場所です。
大切に見守ってください。湿地の中には立ち入らないでください。
長生村役場・長生村湿地植物生態調査団」とある。
ネットで調べると,かつてこの一帯には「茂原・八積湿原」と呼ばれる広大な湿地があり,
多様な植物が生息していたらしい。
しかし,1960年代以降,農地として開拓されてそのほとんどは姿を消してしまったという。
残された湿性植物をここに移植して保存に努めているというので,
もしかすると,湿原にいた原生生物もここで生き残っているかと期待してきたのだが・・・。
見た目は,なんとなく
渡良瀬遊水地に似た状態。これだと原生生物はほとんど期待できない。
尼ヶ台総合公園,湿性植物園(長生村本郷),11:21
対岸まで移動。こちらはやや遠浅になっていて一部ぬかるんだ状態。
原生生物がいそうな水たまりはないかと目をこらしたが,見つからなかった。
尼ヶ台総合公園,湿性植物園(長生村本郷),11:22
対岸から,木道方向を撮影。その奥に見えるのは公園の南西にある野球場のネット。
他に採集できそうな場所はないので,早々に立ち去ることにした。