一関市 栗駒山/須川高原
名残ヶ原
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採集日:2011.10.20 ウオッちず で位置確認

まもなく名残ヶ原(一関市),11:39
山頂登山口から登り始めて(11:28)約11分ほど経過したが, 遊歩道の途中にある岩の上に立つと,前方に名残ヶ原が見えるようになる。 ただし,この後,沢を渡るので到着までは今しばらくかかる。


2007年06月の様子(2007.06.24,12:01撮影)。

名残ヶ原へ,(一関市),11:40
1枚目:いったん下る。 2枚目:まばゆいほどの紅葉の間を歩く。

名残ヶ原へ(一関市),11:41
1枚目:下り坂の先で沢に架かる橋を渡る。 2枚目:橋の手前に立つ道標。 3枚目:2007年06月の様子(2007.06.24,12:03撮影)。


2007年06月の様子(2007.06.24,12:03撮影)。

橋の手前で左前を撮影(一関市),11:41
1枚目:こちらは名残ヶ原に到達する東側のルート。 後述するが,復路はこちらを通った。 2枚目:小さな橋を渡る。

名残ヶ原へ,コンクリート舗装された坂を上がる(一関市),11:41

名残ヶ原に到着(一関市),11:41-11:42
1,2枚目:パノラマ撮影。 2枚目:4年前(下段)と比較すると,「おるまいとるまい,高山植物」と書かれた赤茶色の板が消えているのがわかる。


2007年06月の様子(2007.06.24,12:04撮影)。

名残ヶ原を南へ(一関市),11:42
1〜4枚目:パノラマ撮影。これが名残ヶ原のほぼ全景になる。

名残ヶ原を南へ(一関市),11:42
木道の間には多少の水があるが,,,。比較的最近,水が流れた後のように見えるので採集せず。

名残ヶ原を南へ(一関市),11:42-11:43
1枚目:左は「利用者の皆さんへ」と題した案内板。 3枚目:右には「栗駒国定公園」と書かれた標柱が立つ。どちらもかなり古い。字がほとんど消えかけている。

名残ヶ原を南へ,「利用者の皆さんへ」と題した案内板(一関市),11:43

名残ヶ原を南へ(一関市),11:44
若干藻塊もあるようなので, 木道の間にたまった水を採集(名残ヶ原-1)。 固着性の糸状藻類(ヒザオリ)はいたが,他の原生生物はほとんどいない。 これは前回(2007.06.24)と同じ。 やはり流れがあるのでここには原生生物は定着しないようだ。 )
観察された生物: 珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ツヅミモ( Cosmarium cucurbita), ハタヒモ(Netrium digitus), ケンミジンコ,

名残ヶ原を南へ(一関市),11:45
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左端付近が笊森(標高 1355.8 m)? 今回は,名残ヶ原の東(画面左)を流れるゼッタ沢を渡り,笊森へ向うルートを歩く予定。 途中で栗駒山へ上がるルートに入り,少し上がったところにある2つの池が今回の目的地。
2枚目:前方に見えるのが栗駒山(須川岳,標高 1627.4 m)。 ここからだと,山の裾野が赤く染まっているのに,上の方が緑色に見える。 なんとなく不思議な光景だが,これは上の方はすでにほとんど紅葉が終わり葉を落としているため。 残ったのは常緑樹だけなので緑色に見える。
3枚目:栗駒山の右下(北西)に山肌が荒れた場所が見えるが,あそこが地獄谷。すこし先に昭和湖がある。 前回(2007.06.24) は昭和湖まで歩いたが,予想通りめぼしい採集ポイントは無かったので,即,引き返した。 また,右手前のこんもりした山の右奥に尖った山頂がわずかに見える。 おそらくあそこが剣岳(標高 1397 m)。 あの裏側に「龍泉ヶ原」という名残ヶ原と同程度の広さの湿原がある。 「龍泉ヶ原」には池塘もあるらしいのだが,残念ながら近付くルートがない。

名残ヶ原を南へ(一関市),11:45-11:46
1枚目:木道脇に水たまりがあった。 2枚目:ここでも採集(名残ヶ原-2)。 ここも原生生物はごくわずか。
観察された生物: トゲフセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ディフルギア( Difflugia oblonga), ユーグリファ( Euglypha brachiataE. tuberculata), ホマロズーン(Homalozoon), 珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora), ミジンコ,

名残ヶ原を南へ(一関市),11:47
1,2枚目:パノラマ撮影。 名残ヶ原の北端が見えて来た。木道はあそこで右へ分岐する。 右へ行くと途中の木道沿いにかなり荒れた池塘があるのだが,,。

名残ヶ原を南へ(一関市),11:48
木道の左側に筋のようになって広がる水たまりがあった。

名残ヶ原を南へ(一関市),11:48-11:50
1枚目:ず〜っと続いている。 2枚目:雨が降った時には水路になるはずで原生生物はあまり期待できないが・・・。 とりあえず採集(名残ヶ原-3)。 ここも原生生物はほとんどいない。
観察された生物: ミドリムシ(Euglena mutabilis), 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), クロオコッカス(Chroococcus), ワムシ,

名残ヶ原を南へ(一関市),11:52-11:53
1〜3枚目:パノラマ撮影。分岐近くにある栗駒山須川登山道案内図が見えてきた(2枚目)。

上と同じ位置で後ろを振り返って撮影(一関市),11:53

名残ヶ原南端にある木道の分岐まで来た(一関市),11:53

2007年06月の様子(2007.06.24,12:15撮影)。

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