八幡平市(旧松尾村)
黒谷地湿原
Part II: 第2の小湿原〜第3の小湿原
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2012.09.22 ウオッちず で位置確認

黒谷地湿原(八幡平市),11:52
次は大小いくつかの池塘が並ぶ場所。ここの大きな池塘にはまだ水があった。 ただし,2年前の画像(下段,2枚目)と比べると10 cmくらい水位が下がっているのがわかる。


1枚目:2011年06月の様子(2011.06.12,10:03撮影)。 2枚目:2010年10月の様子(2010.10.02,11:43撮影)。 3枚目:2007年08月の様子(2007.8.23,11:46撮影)。

黒谷地湿原(八幡平市),11:52
これは??

黒谷地湿原(八幡平市),11:52
この画像ではわかりにくいが,手前の大きな池塘の先にも小さな池塘が2,3個ある。

黒谷地湿原(八幡平市),11:53
まずは手前の大きな池塘で 採集(黒谷地湿原-01)。 けっこういた。
観察された生物: キストディニウム(Cystodinium), クリプトモナス(Cryptomonas sp.), キクリディオプシス(Cyclidiopsis acus), スポンゴモナス(Spongomonas intestinum), リピドデンドロン(Rhipidodendron), ナベカムリ(Arcella sp.), ディフルギア( Difflugia elegans), ディアフォロドン(Diaphoropodon), アンフィトレマ(Amphitrema stenostoma), トラケリウス(Trachelius ovum), プルーロネマ(Pleuronema), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, アステロコッカス(Asterococcus sp.), ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), カメガシラモ(Tetmemorus granulatus), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. toxon), アルスロデスムス( Arthrodesmus incus?), ツヅミモ( Cosmarium globosum), ホシガタモ( Staurastrum incisumS. subaviculaStaurastrum sp.), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. cuneatumE. sinuosum), Bambusina brebissonii, カワモズク(Batrachospermum), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), シネココッカス(Synechococcus), メリスモペディア(Merismopedia), ユレモ(Oscillatoria sp.), Hapalosiphon, ワムシ, イタチムシ,

黒谷地湿原(八幡平市),11:54
1〜3枚目:少し進んで大きな池塘の先にある小さな池塘をパノラマ撮影。 2枚目:一番左側はほぼ干上がっている。 3枚目:中央の池塘。こちらは水位がだいぶ下がっているが,まだ水がある。


1枚目:2011年06月の様子(2011.06.12,10:06撮影)。 この時は雪解け時で水位が上がっているため,2つの池塘は一つながりになっていた。
2枚目:2010年10月の様子(2010.10.02,11:44撮影)。

黒谷地湿原(八幡平市),11:55
左端の池塘は干上がっているので,表面の泥をちょっとだけ 採集(黒谷地湿原-02)。 持ち帰った後,泥に水を加えて観察した。 さすがにここは少なめ。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia elegans), 珪藻各種, ブルボケーテ(Bulbochaete), カメガシラモ( Tetmemorus granulatusT. laevis), ツヅミモ( Cosmarium cucurbitaC. globosumC. quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum wandae), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. cuneatumE. sinuosum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ(Netrium digitus),

黒谷地湿原(八幡平市),11:56
中央の池塘はやや離れているので,カップ付き指示棒を使って 採集(黒谷地湿原-03)
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 小型繊毛虫数種, アステロコッカス(Asterococcus sp.), ゲミネルラ(Geminella), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutum = Haplotaenium minutum), カメガシラモ( Tetmemorus granulatus), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. lunula, ツヅミモ( Cosmarium parvulum), ホシガタモ( Staurastrum forficulatumS. hystrixS. muticum, イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. cuneatumE. sinuosum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongumN. pseudoactinotaenium), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), メリスモペディア2種(Merismopedia), ユレモ(Oscillatoria sp.), CylindrospermumHapalosiphon, ワムシ, ミジンコ, ケンミジンコ, センチュウ,

ふたたび水路を渡るが・・・,ここも干上がっている(八幡平市),11:58
2枚目:2010年10月の様子(2010.10.02,11:48撮影)。 この時は水が流れていた。

黒谷地湿原,笹薮と潅木の間を通る(八幡平市),11:58
2枚目:2011年06月の様子(2011.06.12,10:10撮影)。 この時は残雪に覆われていて,笹薮すら姿が見えなかった。 3枚目:2010年10月の様子(2010.10.02,11:48撮影)。 4枚目:2007年08月の様子(2007.08.23,11:49撮影)。

黒谷地湿原,やや視界が広がる(八幡平市),11:59

木道の間には溝ができている(八幡平市),11:59
1枚目:2年前(2枚目)は水が流れていたのだが,,今回はただの窪み(かつての踏跡?)になっている。 2枚目:2010年10月の様子(2010.10.02,11:49撮影)。

黒谷地湿原(八幡平市),11:59
やや広々した湿原が現れた。

黒谷地湿原(八幡平市),12:00
1〜3枚目:ここは木道の右側にいくつかの池塘がある。 2枚目:右の細長い池塘は,今回は水位が下がっているので水際が遠のいてしまった。 しかし,2010年10月と比べると,面積はほぼ同じか,むしろ広がっているくらいだ。 入口近くの池塘は水位が下がったことで干上がっているものが目立ったが,この辺はあまり関係ない?


2011年06月の様子(2011.06.12,10:13撮影)。

2010年10月の様子(2010.10.02,11:50撮影)。

黒谷地湿原,茂みに入る手前にもやや小さな池塘がある(八幡平市),12:00

2011年06月の様子(2011.06.12,10:15撮影)。
この時はサンプルを途中で失ってしまい観察できなかった。

1枚目:2010年10月の様子(2010.10.02,11:50撮影)。 2枚目:2007年08月の様子(2007.08.23,11:51撮影)。

黒谷地湿原(八幡平市),12:01
ここは前回は上記の理由で不明だが,2010年,2007年ともに 共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis), が観察できた。今回はどうだろう?ということでカップ付き指示棒を使って 採集(黒谷地湿原-04) 今回もしっかりいた。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ディフルギア( Difflugia oblonga), アミカムリ(Nebela carinata), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis), 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), カメガシラモ( Tetmemorus granulatusT. laevis), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutum = Haplotaenium minutum), sミカヅキモ( Closterium abruptum)S, ツヅミモ( Cosmarium globosumC. quadrifarium), C. subtumidum, ホシガタモ( Staurastrum hystrixS. wandaeStaurastrum sp.), イボマタモ( Euastrum crassumE. cuneatum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ( Netrium digitus), タテブエモ(Penium sp.), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), シネココッカス(Synechococcus), メリスモペディア3種(Merismopedia), ユレモ(Oscillatoria sp.), Hapalosiphon, ワムシ, ミジンコ, ケンミジンコ,

Part III: 熊の泉〜八幡平頂上・茶臼岳分岐 2011.06.12, 12:02 - 12:08

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