下郷町
観音沼森林公園
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観音沼(標高約890 m)は福島県の南西部,会津鉄道の養鱒公園駅から南東へ約 8 kmほど離れた場所にあり, 沼とその周囲が公園化されている。 資料( 土と水 第41号)によると,約1万7000年前に東側の山塊が西側に向かって崩壊した結果, 凹凸のある地形ができ,そこに水が溜ったものらしい。 沼の水源は主に地下水。流入・流出する河川はない。 古くからある沼らしく,沼の至る所に大小の浮島が点在する。 岸辺のほとんどは遠浅で低層湿原の状態にある。
原生生物の生息地としては好条件を備えている。実際,ここにはたくさんの原生生物が生息していた。 初回(2008.11.15)は晩秋に訪れたため,沼岸にある樹木からの落葉が水底に厚く堆積していた。 おそらくそのためと思われるが,そのような場所では微細藻類がほとんど観察できなかったが (落ち葉の少ない場所には若干いた),替りに繊毛虫等の従属栄養生物は豊富だった。
観察された原生生物名一覧(2011.09 現在 387 種)
#月井栄三郎氏採集サンプル(2009.7.6)の観察により22種を追加(256→278)。
#2009.10.18 採集サンプルの観察により23種を追加(278→301)。
#2010.05.05 採集サンプルの観察により23種を追加(301→324)。
#月井栄三郎氏採集サンプル(2010.6.18)の観察により16種を追加(324→340)。
#2011.06.19 採集サンプルの観察により41種を追加(340→381)。
#月井栄三郎氏採集サンプル(2011.09.10)の観察により 6 種を追加(381→387)。

2008.11.15

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2009.06.03

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2009.10.18

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2010.05.05

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2011.06.19

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