福島市&猪苗代町?
吾妻/景場平
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標高 1690 m
観察された原生生物名一覧(現在 xx 種)

採集日:2015.10.10 ウオッちず で位置確認

景場平に着いた(福島市),11:57
前回との時間差は11分(今回の方が11分早く着いた)。


2009年06月の様子(2009.06.14,11:29撮影)。

入口近くにある「吾妻山地域案内」(福島市),11:58
これは南北が逆になっている。下が北。

景場平,この方角にも池塘があるはず,だが(福島市),11:58
1枚目:入口を入ってすぐ。左(南)には灌木地帯が広がるが,その先にも湿原がある。 航空写真を見ると,そこにも池塘がいくつかある(はず)。
2枚目:望遠撮影。この画像でたしかにいくつかの池塘があるのが確認できた。 できればあそこまで行ってみたいが,この辺には「湿原内立入禁止」の看板があちこちにあるので難しい。

景場平,木道を進む(福島市),11:59
前方左にもやや大きな池塘がある。灌木地帯沿いを進めば,湿原に立入らずに到達できそうだが。。。 やはりなんとなく気がひける。


2009年06月の様子(2009.06.14,11:31撮影)。

景場平(福島市),11:59
数は少ないが,枯れた コバイケイソウVerantrum stamineum,ユリ科 シュロソウ属) が所々にあった。 今年は,ここも,花が咲いたことがわかる。今年はどこへ行っても開花していた。 広い範囲で隔年開花がそろうのは,どうしてだろう?

景場平(福島市),12:00
さらに進む。この辺は コバイケイソウVerantrum stamineum,ユリ科 シュロソウ属) が多めだ。

左前方にここで一番大きな池がみえてきた(福島市),12:01

2009年06月の様子(2009.06.14,11:39撮影)。

干上がった池塘?があちこちにあった(福島市),12:01
前回は雨が降っていたので,一時的な水たまりなのか,通常は水をたたえている池塘と呼べる場所なのか判別がつかなかった。 ここはやや後者に近いかも知れないが,水深が浅いので雨があまり降らなくなると,このように干上がてしまうようだ。

前方を左折し,ここで一番大きな池へ(福島市),12:02
下々段,2枚目の案内図は6年前(2009.06.14)にここで撮影したものだが, この案内図によると,この景場平の中央付近に,福島市と猪苗代町の境が描かれている。 おそらく前方の標柱付近がその境のはずだ。
が,しかし,他の地図を見ると,国土地理院の地図(下々段1枚目)を含めて,景場平の東端付近にその境界線が描かれている。 そちらが正しいとすれば,この景場平の大部分は福島市に属するはずだ。 う〜む,どちらが正しいのだろう。境が変わった?
前回は,案内図にしたがい,ここから先を猪苗代町としたが,今回は福島市のままにしておく。


2009年06月の様子(2009.06.14,11:40撮影)。

1枚目:本日12:04撮影。
2枚目:2009年06月の様子(2009.06.14,11:41撮影)。

景場平,池際でパノラマ撮影(福島市),12:02
2枚目:前回(下段)は無かったが,今回は池際に「立入禁止」の案内が立っていた。


2009年06月の様子(2009.06.14,11:41撮影)。

景場平(福島市),12:03
近くにあるほぼ干上がった小さな池塘?

景場平(福島市),12:04
さらに西へ。

航空写真で現在地を確認(福島市),12:04

景場平,ゆるやかに右へカーブ(福島市),12:05
前方がやや窪んでいるので水がたまりやすい場所になっている。


2009年06月の様子(2009.06.14,11:53撮影)。

ここもおおよそ干上がっていた(福島市),12:06, 12:07, 12:08
2枚目:とりあえず,湿っている泥を 採集(景場平-01)
原生生物はほとんどいない。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, 珪藻各種, ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), ヒザオリ(Mougeotia), イボマタモ( Euastrum cuneatum), センチュウ,

景場平(福島市),12:08-12:09
1枚目:ここは若干水気がある。 2枚目:杖の先端に泥をつけて 3枚目: 採集(景場平-02)
ここにも原生生物はほぼゼロ。 水がある時は流れがあるようだ。そのため,原生生物は洗い流されてしまうのだろう。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia oblonga), 珪藻各種, ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), ヒザオリ(Mougeotia), スティゴネマ(Stigonema), センチュウ,

そろそろ湿原の西端だ(福島市),12:10
1枚目:木道際と,少し離れた位置に小さな池塘?があった。
2枚目:2009年06月の様子(2009.06.14,11:54撮影)。

景場平(福島市),12:11-12:12
1枚目:木道際の池塘?の様子。 2,3枚目:カップ付き指示棒を使って 採集(景場平-03)
2015.10.16: サンプル全体( 10 ml弱)を実体顕微鏡で詳細にチェックしたところ, Stentor pyriformis 10細胞を発見できた。 現在培養中。
観察された生物: 共生藻を持つラッパムシ(Stentor polymorphus),

景場平(福島市),12:13
こちらは遠過ぎて無理。

笹薮地帯へ入る(福島市),12:13

景場平(福島市),12:14
ハクサンシャクナゲRhododendron brachycarpum,ツツジ科 ツツジ属) の脇を通過。

景場平はここまで,引き返す(福島市),12:14
1枚目:前回との時間差は20分。時間差が広がった。
2枚目:2009年06月の様子(2009.06.14,11:55撮影)。 こうして比較すると,6年間で標柱がすっかり色褪せてしまったことがわかる。
また,下段の地図(国土地理院)には,この少し先で猪苗代町へ入るように描いてある。他の地図もおおよそ同じ。 しかし,既述したように,ここにある案内図では,景場平の中央付近にその境界が描かれている。 どちらが正しいかは不明。境界が変更された可能性もある。調べたが,今のところ関連する情報は見つからない。

元へ戻る(福島市),12:15

元へ戻る(福島市),12:19

景場平を出る(福島市),12:20

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