福島市
吾妻/鳥子平
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

標高 1606 m
観察された原生生物名一覧(現在 40 種)

採集日:2009.06.14 ウオッちず で位置確認

鳥子平へ(福島市),12:48
車道を横断して斜め向いにある鳥子平の入口へ。

鳥子平へ(福島市),12:49
1枚目:ここも当然ながら道は水びたしだが,あまりぬかるんではいない。 2枚目:途中にある小さな沢を渡る。

鳥子平が見えた(福島市),12:51
ほどなく前方に湿原が見えた。ここまでわずか3分。

鳥子平に到着(福島市),12:51
1,2枚目:パノラマ撮影。 右に木道があったので,こちらへ進む。

鳥子平(福島市),12:51
1〜3枚目:パノラマ撮影。 木道に上がるとこのような景色が現れた。 ここは南北に細長い湿原。かなり狭いが,木道脇に池塘がある。

鳥子平(福島市),12:51
1〜3枚目:左に折れる木道の先にある大きな池塘。 だが,手前の水際は雨で水位が上がってできた一時的な場所のように見える。 奥の池塘本体までは結構距離があるので採集不可。

鳥子平(福島市),12:52
1,2枚目:左折してから向きを変えてパノラマ撮影。 さきほどの池塘(画面左)と木道を挟んで反対側にある池塘で採集することにした。 こちら側もたいして変わりはないが,水際がより木道に近い位置にあるので採集しやすい。

鳥子平(福島市),12:53
ということで採集(鳥子平-1)。 それなりに水垢らしきものが入った。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), ディフルギア( Difflugia bacillifera), アミカムリ(Nebela carinata), Assulina, シュードコニレンバス(Pseudocohnilembus)?, レンバディオン(Lembadion lucens), ツリガネムシ(Vorticella), キルトロフォシス(Cyrtolophosis), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 未同定の繊毛虫, 珪藻各種, クレブソルミディウム(Klebsormidium), ミカヅキモ(Closterium abruptum), イボマタモ( Euastrum cuneatum), フタボシモ(Cylindrocystis), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), ユレモ(Oscillatoria), スティゴネマ(Stigonema), ワムシ, ミジンコ, ケンミジンコ, ソコミジンコ?(細長い),

鳥子平(福島市),12:55-12:57
1枚目:北に向って進む。右前方に木道すれすれに池塘がある。 2枚目:そこで木道に腰を降ろして,,採集(鳥子平-2)。 ここもまあまあの状態。 3枚目:チングルマGeum pentapetalum)の群生。
観察された生物: カリキモナス(Calycimonas physaloides), ノトソレヌス(Notosolenus sp.), スフェノモナス(Sphenomonas sp. S. teresとは違うように見える), 未同定の裸性アメーバ, トゲフセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ディフルギア( Difflugia bacilliferaDifflugia sp.), ヘレオペラ(Heleopera), アミカムリ( Nebela barbataN. carinataN. penardianaNebela sp.), ユーグリファ(Euglypha), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor), ディレプタス(Dileptus), ツリガネムシ2種(Vorticella), キルトロフォシス(Cyrtolophosis), イカダモ(Scenedesmus), イボマタモ( Euastrum humerosum, ハタヒモ(Netrium digitus 2 types), フタボシモ(Cylindrocystis), クロオコッカス(Chroococcus), ワムシ, ミジンコ, ケンミジンコ, イタチムシ, センチュウ,

鳥子平(福島市),12:57
1〜3枚目:前を横切る木道を右へ進むと, ここ(標高1606m)より南東にある高山(標高1804.8m)へ向う。 また,左折した先にある木道は,北にある浄土平(ないし桶沼,吾妻小屋)から磐梯吾妻スカイライン沿いに敷設された遊歩道へ通じている。

鳥子平(福島市),12:58-12:59
1枚目:まずは右折して, 2,3枚目:木道脇で採集(鳥子平-3)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), ディフルギア( Difflugia bacilliferaD. oblonga), アミカムリ(Nebela carinata), グロミア(Gromia), フロントニア(Frontonia elliptica or F. fusca), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium idiosporum), イボマタモ( Euastrum cuneatumE. humerosum, タテブエモ(Penium polymorphum), フタボシモ(Cylindrocystis), シネココッカス(Synechococcus), ワムシ, ミジンコ,

鳥子平(福島市),13:00
1,2枚目:パノラマ撮影。Uターンし,前方に見えるT字路を右折(北へ)。

鳥子平,このまま遊歩道を進むべきか悩む(福島市),13:01
右折した後の様子。前方に樹林帯が見える。

車道を通って浄土平へ向うことにした(福島市),13:02
木道の末端まで来た。
ここをこのまま進むと,上述のように浄土平に到達することができるが,通常でも1時間以上はかかる。 今回の場合,道が相当ぬかるんでいるはずなので,その分,余計時間がかかるはずだが, さきほどの景場平と比べて傾斜はさほどないのでそれほどではないだろう。 しかし,曇り空の下,樹林帯の薄暗い中を歩いても楽しくないし,まともな写真も撮れそうにないので, ここから先に進むのを断念。
替りに,磐梯吾妻スカイラインを歩いて北へ向うことにした。 舗装道なら移動にかかる時間は短くなる。その分,時間的余裕ができるはずだ。 桶沼の南にある兎平の近くには「栂平」という湿原(注)があるので, そこにも立寄ることにした。

注:国土地理院の地図には栂平に至るルートが描かれていない。 比較的新しく道ができた場所なのかも知れない。

鳥子平,元来た道を辿る(福島市),13:03
ということでUターン。 湿原の北端から鳥子平を撮影。

磐梯吾妻スカイラインへ(福島市),13:04
既述したように,左は高山(標高1804.8m)へ向うルート。ここは直進。

磐梯吾妻スカイラインへ,途中の沢で泥を落とす(福島市),13:07-13:09
景場平まで往復する間に靴とズボンの裾にかなりの泥が着いた。 ので,車道近くを流れる浅い沢で泥を落とした。水が冷たい。

磐梯吾妻スカイラインへ出た(福島市),13:11
アスファルトの路面に上がって右折。

 目 次 へ 

HOME | 研究資料館 | 採集の記録 | 採集地ごとの生息情報 | 福島県の他の地域