仙北市
八幡平アスピーテライン沿いの沼
姫沼
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2007.08.23 ウオッちず で位置確認

八幡平駐車場前に到着(仙北市/八幡平市),14:40-14:41
道路の端から左前右をパノラマ撮影。 1枚目:東側。前方に見える建物はたしか・・・。思い出せない。 2枚目:南側。八幡平山頂レストハウス(注)。 3枚目:西側。八幡平アスピーテライン(県道23号 大更八幡平線)この先には大深温泉・後生温泉などの八幡平温泉郷が広がっている。 この道路沿いにも沼があるらしく,ここからそれほど離れていないので,そこまで歩いてみる。

注:従来は秋田県と岩手県側の別々にトイレやレストハウスがあったが,老朽化にともなう改築の際, 両県が共同で2004年7月に設置した施設。

八幡平アスピーテラインを西へ(仙北市),14:42-14:43
1枚目:当然ながら道路に歩道はない。道の端を車に気をつけながら歩く。 今日は平日(木曜日)だが車は結構多い。休日ともなればさぞかし・・・。 2枚目:今朝は午前5時前(4時半頃?)に朝食。それ以降,これまで何も食べていないので,歩きながらパンを食べる。

八幡平アスピーテラインを西へ(仙北市),14:47
道端にはウツボグサPrunella vulgaris var. lilacina)が目立っていた。

アスピーテライン沿いの池(仙北市),14:47-14:48
ほどなくして目指していた池に到着。 池の手前から道路と池をパノラマ撮影。 道路際にある池だ。というか,おそらくこの道路が整備される際にもとからあった池の一部が削られた可能性が高い。 というのは・・・。

アスピーテライン沿いの池(仙北市),14:48-14:49
1枚目:道路側からは直接池の水を採集するのは,途中に草がたくさんあるため無理。 2枚目:しかし,よく見ると,道路の一部に石とコンクリートで造った堤防のようなものがあるのを発見した。 道路側に溝のような場所もある。池の水が溢れた際は,道路に水が溢れないように,そこから外へ水を流し出すためのようだ。 そのコンクリートの上に上がって池端に近付くことができた。

アスピーテライン沿いの池(仙北市),14:50
コンクリートの堤防から池をパノラマ撮影。 1枚目:道路側。 2枚目:手前にはミツガシワMenyanthes trifoliata)が。 その先にはスゲの仲間が育っていた。 池塘でよく見られる種類だ。これは期待できそう。

アスピーテライン沿いの池(仙北市),14:50-14:52
1枚目:ミツガシワMenyanthes trifoliata)とその手前にあるのは・・・,
2,3枚目:ここで採集(アスピーテライン沿いの池)(14:52)。 翌日の観察結果は,それほど多くはないもののそれなりに原生生物がいた。 やはり池で水の出入りがあるので,原生生物は少なめ。
観察された生物: リピドデンドロン(Rhipidodendron), ディフルギア( Difflugia pyriformis?), オフィオキチウム(Ophiocytium sp.), イカダモ(Scenedesmus sp.), ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), ゲミネルラ(Geminella sp.?), ミカヅキモ( Closterium intermedium), ツヅミモ( Cosmarium sp.,半細胞は台形), ホシガタモ( S. iotanum か,似た種), イボマタモ( E. humerosumの変種?), ワムシ,

アスピーテライン沿いの池(仙北市),14:52
これはオオカサスゲ?Carex rhynchophysa)。 2,3枚目:その雌小穂?

頂上バス停へ戻る(仙北市),14:53
採集を終え,元来た道を東へ向って歩く。

頂上バス停へ戻る(仙北市),14:53-14:54
道端に咲いていた ウツボグサPrunella vulgaris var. lilacina)を撮影していると・・・。

頂上バス停へ戻る(仙北市),14:54
ウツボグサPrunella vulgaris var. lilacina)の上に トビイロケアリ?Lasius japonicus)が上がってきた。 1枚目:こちらを見て威嚇している。

頂上バス停へ戻る(仙北市),14:59

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