HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2016 . 08 . 08 | お知らせ

2016.08.08, Part XI

浮島の池

「浮島の池」(富山市),13:03-13:04
1〜4枚目:池塘の南西側へ移動したところで,再度,パノラマ撮影。
1枚目:左が入口。さきほどは画面右で,採集・測定・パノラマ撮影した。
2枚目:前方中央に見えるのが浮島のようだ。
3枚目:ここからだとわかりにくいが,左奥まで池塘が広がっている。 2枚目の手前と同様,縁から出島のように草地が広がっているため,複雑に入り組んだ形の池塘になっている。

木道は左に折れて,池塘の南縁を東へ伸びる(富山市),13:04
2枚目:木道近くの様子。雨の後はこの辺にも水がたまるようだ。今はすっかり乾いている。 3枚目:かつてあった木道の跡がしっかり残っている。 木道の更新の際,位置を変えたようだ。どうしてだろう?

「浮島の池」(富山市),13:04, 13:05, 13:06, 13:06
1枚目:両側の池塘が細い水路でつながっている場所がある。
2枚目:ここで 採集(浮島の池-02)
3枚目:導電率は 10 μS/cm(28.1℃)。
4枚目:pH は 4.37。さきほどとおおよそ同じだ。

「浮島の池」(富山市),13:05
すぐ近くにトンボ(ヤゴ)の脱皮殻があった。

「浮島の池」(富山市),13:07
1〜4枚目:池塘の東端近くに来て,ふたたびパノラマ撮影。
2枚目:画面中央付近がさきほど(浮島の池-02)の採集・測定地点だ。
2,3枚目:境目付近が入口。
3枚目:左奥が最初の採集・測定地点,浮島の池-01だ。
4枚目:ややずれてしまったが,こちらが東端〜北東付近。

北東付近から踏跡が東に向って続いていた(富山市),13:08
航空写真を見ると,ここから先は下り斜面だが,周囲は一面の草地になっている模様。

「浮島の池」(富山市),13:08
1〜3枚目:北東付近からもパノラマ撮影。
2枚目:池塘の輪郭はかなり複雑に入り組んでいるが,前方にあるのが浮島のようだ。 しかし,ネットにある他の画像を見ても,皆同じ位置で写っているので, 実際には浮いているのではなく,すでに下の泥炭層とつながっている可能性が高い。 「浮島」とはすでに言いがたい,かも。

「浮島の池」(富山市),13:08, 13:09, 13:10, 13:11
1枚目:東端付近の様子。
ここも水底には カワモズク(Batrachospermum) の姿が確認できる。
2枚目:ここで 採集(浮島の池-03)
ここのカワモズクは,これまでに見て来たものと異なり,房状にならず細長く伸びている。
3枚目:導電率は 10 μS/cm(27.5℃)。
4枚目:pH は 4.26。ここも他の2地点とほとんど同じだ。

「浮島の池」(富山市),13:11
上と同じ位置。木道際で咲く イワイチョウFauria crista-galli,ミツガシワ科 イワイチョウ属 )

「浮島の池」(富山市),13:13
1枚目:少し進んで,池塘の北側付近を歩いていると,,,。
2〜4枚目:見覚えのあるトンボがやってきて,池塘の縁でホバリングを始めた。 これは以前(2007.06.17),志賀高原の ひょうたん池 で撮影した カラカネトンボCordulia aenea amurensis, エゾトンボ科 カラカネトンボ属) のようだ(違うかも知れないが,ここから見るかぎり良く似ている)。
そういえば,さきほど脱皮殻を撮影したが,あれもカラカネトンボのものかも知れない。
この他,つがいになったアオイトトンボの仲間もいた。


2007年06月の様子(2007.06.17,12:35撮影)。
この個体は脱皮直後のためか,眼の色がやや異なる。

「浮島の池」を出て元に戻る(富山市),13:13
ここに着いたのが 12:59だったので,14分ほど滞在したことになる。

Part XII: 往路を辿って戻る
2016.08.08, 13:14 - 13:40