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2016.06.20 - 06.25

2016.06.19採集サンプルの観察

06/19採集分 安比高原/遊々の森 Part III Part I
遊々の森,奥の牧場-10b(11:53)
ここにはたくさんの 共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus) がいた。それとともに数はわずかだが,より大型の 共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis), がいた。 しかし,採集から6日後の6/25に写真撮影をしようとしたところ, ほとんどのラッパムシが死んでいた。 幸い,観察は採集の翌日(06/20,1枚目)に行ったので死滅する前の状態が記録された。
死んだ原因としては以下のように考えられる。
まず,シャーレに移してあったので酸欠のはずはない。 考えられる原因としては,採集時と同じ水のまま放置したので,細胞密度が高過ぎた状態が長く続いたことで, 水質が悪化して死滅した可能性が高い。細胞数の少ない他のサンプルではこのようなことは起きていないからだ(注)。
S. fuliginosusは一部は残骸が残っていたが,ほとんどは溶けてしまい影も形もない。 一方,S. pyriformis は,死んだかどうかは不明だが,ほとんど形が残っていた。 ただし,大半は丸まっていたので,おそらくいずれは死んで(あるいはすでに死んでいるかも)溶けてしまうだろう。 しかし,ごくわずかだが,正常な形(細長いラッパ形)のものもいた。 これらは生き残る可能性がある。
2枚目:これは実体顕微鏡の接眼レンズにカメラを押し付けて撮影。 3枚目:拡大。球形のもの,やや細長くなったものなどは,すべてS. pyriformisのはず。
観察された生物:

注:撮影の2日後(06/27),あらためて観察したところ,他のサンプルでもS. fuliginosusの 多くが死滅していた。密集した状態で小さなシャーレに入れておいたのが,良くなかったようだ。

遊々の森,奥の牧場-20,オヒルムシロの池(12:14)
観察された生物:

遊々の森,奥の牧場-20b(12:19)
観察された生物:

遊々の森,奥の牧場-20c(12:23)
観察された生物:

遊々の森,奥の牧場-21b(12:28)
観察された生物:

遊々の森,中の牧場にある小池(13:02)
観察された生物:

遊々の森,中の牧場,ブナの駅前の池 or 湿地(13:10)
観察された生物:

安比高原/遊々の森 Part I