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2015.12.19, Part IX

八竜緑地(新池〜湿地)

八竜緑地(名古屋市),12:35
1,2枚目:まずは左の新池北端部と,その北に広がる学習広場へ。 2枚目:前方に木道がある。 この時期の地面は乾いているが,雨の多い季節になると地面がぬかるむのだろう。 3枚目:現在地を確認。

新池の北岸に桟橋状の木道が敷設してあった(名古屋市),12:36
これはいわゆる「観察デッキ」?

新池北岸(名古屋市),12:38
池際は大部分が深く落ち込んでいる。水はかなり透明だ。 しかし,桟橋状木道の入口近くには草があり,若干水垢があった。これを 採集(大森新池)。 どうだろうか?
残念ながら原生生物はわずか。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 小型鞭毛虫数種, シヌラ(Synura), 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium sp.), ワムシ,

大森新池,北端からの眺め(名古屋市),12:39
デッキの手前にコンクリート製?の柱が並んで立っている。 断片化した針金が付いているので,かつてはフェンスとして機能してのだろう。 しかし,池の中にフェンスがあるのはやや不思議。

木道に戻り,西へむかう(名古屋市),12:40
木道は前方で右に折れている。北へ向うということだ。

右に折れると,木道は階段状となる(名古屋市),12:40

ほどなく左への分岐が現れた(名古屋市),12:41
左(1枚目)は丸太を使った階段だ。こちらへ進んでも湿地がある可能性は低いので,このまま前へ。

八竜緑地(名古屋市),12:41
ここも コシダDicranopteris linearis,ウラジロ科 コシダ属) の群生が目立った。

八竜湿地のフェンスの角で左右に分岐(名古屋市),12:42
ここは右へ。いったん元へ戻ることにした。

木道の起点に戻った(名古屋市),12:43
左は湿地,右は新池だ。

道の両側にみずたまりがあった(名古屋市),12:44
1,2枚目:フェンスの外に水が溢れていた。
1枚目:八竜湿地側。2枚目:新池側。
わずかに水の流れがある。水は澄んでいる。水底には落ち葉と薄茶色の泥はあるが,水垢はほとんどない。 原生生物はほとんど期待できないので,採集中止。

次は八竜湿地側の木道へ(名古屋市),12:44
2枚目:フェンスの南側に敷設された木道へ入る。

フェンス越しに湿地を眺める(名古屋市),12:45

八竜湿地(名古屋市),12:46
木道際には赤い実を付けた マンリョウArdisia crenata,ヤブコウジ科 ヤブコウジ属) の姿があった。この辺ではいたるところで見かける。

八竜湿地(名古屋市),12:46
マンリョウArdisia crenata,ヤブコウジ科 ヤブコウジ属) の近くに,これも赤い実をつけたイチゴがあった。 これは ??

八竜湿地(名古屋市),12:47
湿地は谷地に広がっているので,全体に傾斜している。 そのため,金網柵は段差のある2つのエリアに分かれて敷設してある。 木道は前方で左に折れ,2つのエリアの間を通る。

八竜湿地(名古屋市),12:47, 12:48, 12:49
1枚目:左折する手前に,金網柵からぬかるみがはみ出している場所があった。
2枚目:ここで 採集(八竜湿地)
水があるのはわずかに表面だけ。すぐ下は泥だ。 枯葉にピペットの先端を押し付けて,周囲から流れ込む白い泥水を採取した。
残念ながら原生生物はほぼゼロ。現時点では水の流れはないが,傾斜している湿原なので水流で洗い流されているようだ。
3枚目:現在地を確認。
観察された生物: 珪藻各種,

階段状の木道を進み,左に折れる(名古屋市),12:49

Part X: 八竜緑地 湿地(八竜湿地)〜雨池北西にある湿地
2015.12.19, 12:49 - 13:05