水田地帯を東南東へ(新城市),09:10
1〜4枚目:農道?を通る途中でパノラマ撮影。
1,2枚目:北側。こちらが作手黒瀬。
3,4枚目:南側。こちらが作手田原。
水田地帯を東南東へ(新城市),09:11
所々に水がたまっていた。
水田地帯を東南東へ(新城市),09:12
かなり藻塊があったので,
これを採集(田原交差点近くの水田)。
ここには原生生物がそれなりにいた。
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas pulcherrima),
共生藻を持つスティコトリカ(Stichotricha),
スチロニキア(Stylonychia),
棘毛類繊毛虫,
シヌラ(Synura),
トリボネマ(Tribonema regulare),
グロエオモナス(Gloeomonas tecta),
テトラバエナ(Tetrabaena socialis)
パンドリナ(Pandorina),
ゲミネルラ(Geminella),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ホシミドロ(Zygnema),
ツヅミモ(
Cosmarium trilobulatum v. printzii,
フタボシモ(Cylindrocystis),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
クロオコッカス(Chroococcus sp.),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ワムシ,
センチュウ,
長ノ山湿原へ向うには前方のT字路を左折する(新城市),09:16
2枚目:T字路には色々な案内があった。
T字路にある各種案内(新城市),09:17
左から「ふれあい牧場,高原ハウス」(注1),
「長の山湿原」,
「モーターランド三河」(注2),
「不法投棄禁止,新城市」&「ジェラートのお店,スコット」
と並んでいる。
注1:この後,長ノ山湿原を訪れた後,道路際から眺めた。
注2:長ノ山湿原にいる間,ここからかたりけたたましいエンジン音やブレーキ音が聞こえてきた。
左折しようとしてT字路の奥に水辺があるのに気づいた(新城市),09:17
T字路奥の水辺(新城市),09:18
1〜3枚目:パノラマ撮影。
奥の山からしみ出して来た水がたまっているようだ。
横に細長いので水量が多い時は,沢になるのかも知れない。
T字路奥の水辺(新城市),09:19
ここで採集(T字路奥の水辺)。
残念ながら,原生生物はわずかに珪藻がいただけ。
観察された生物:
珪藻少々,
センチュウ,
T字路を左折した後の様子,直線道路を東北東へ進む(新城市),09:20
右の茂みを見ると・・・(新城市),09:20
道路に近い位置に沢があった。
どうやら道路に沿って続いているようだ。
道路際の沢(新城市),09:20
1,2枚目:パノラマ撮影。
2枚目:沢に数本の丸太がかけてあった。橋として利用しているようだ。
ただし,1,2本が水没している。残っているものも苔むしている。
奥には踏跡が続いているので,ここを通って東側の山へ上がれるようだ(当然ながら地図には記してないが・・・)。
道路際の沢(新城市),09:21
ここで採集(道路際の沢)。
水流があるので,原生生物はあまり期待できない。
結果は予想通り。原生生物はほとんどいない。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ヒカリモ(Chromulina),
珪藻各種,
クロロモナス(Chloromonas),
ケンミジンコ,
しばらく進むと右にやや高くなった平地があった(新城市),09:24
右へ上がってみた(新城市),09:24
1〜3枚目:パノラマ撮影。
ただの草地のように見えるが,奥に水たまりが見えた。
道路際の草地(新城市),09:25-09:26
1枚目:水たまりには藻塊がたくさんあった。
が,表面が凍っている。氷りは結構厚い。
ピペットの先で割ろうとしたが,割れなかった。むしろピペットが折れそうだったので止めた。
2枚目:幸い,2,3箇所,氷りに穴が開いていたので,そこにピペットを差し込んで下の水を吸い取った。
3枚目:ここで採集(道路際の草地)。
ここには原生生物がいた。種数はほどほど。
藻塊の正体は冬場によく見られる
トリボネマ(Tribonema regulare)
だった。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
スファエラストルム(Sphaerastrum),
Lesquereusia,
ラッパムシ(Stentor igneus)?,
ディレプタス(Dileptus sp.),
ウロトリカ(Urotricha platystoma),
スチロニキア(Stylonychia mytilus),
ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
ツリガネムシ(Vorticella),
棘毛類繊毛虫,
未同定の繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
トリボネマ(Tribonema regulare),
フタボシモ(Cylindrocystis),
ワムシ,
Part VI: | 長ノ山湿原へ(2) 2014.03.22, 09:27 - 09:49 |