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2013.08.04, Part XVI

武具脱の池〜山麓駅〜草津温泉バスターミナル〜長野原草津口駅

「武具脱の池」に到着(草津町),15:03
車道から遊歩道に入ったのが14:59だったので,わずか4分の距離だ。

武具脱の池(草津町),15:04
1〜4枚目:パノラマ撮影。 2,3枚目:木道は前方で二股に分かれているが,この先の車道近くで合流している。 すなわち,池の北側にある湿原の半分くらいを周回する形で木道が敷設されている。 合流点の先で車道に出ることも可能。 4枚目:残念ながら木道と池の間はかなり離れている。池端に近付くことはできない。 これは事前の調査で予想したとおりだ。

武具脱の池(草津町),15:04
木道の周囲はこのような状態。コケが多い。 木道の側に水たまりがないか探しながら歩いたが,結局なかった。

武具脱の池(草津町),15:05
1〜3枚目:ここで木道は池から離れていく。

武具脱の池(草津町),15:05
1枚目:近くに池本体から分離した池塘?らしき場所があった。 そこで ヒツジグサNymphaea tetragona,スイレン科 スイレン属) の花が咲いていた。 2枚目:望遠撮影。

武具脱の池(草津町),15:06
草の生えていない場所もあった。水があるかと目を凝らしたが土が湿っている程度。 残念ながら水はない。

武具脱の池(草津町),15:06
車道に近付いていく。

途中に右への分岐があった(草津町),15:07
1〜3枚目:パノラマ撮影。 1枚目:国道292号を通る車が見える。 その手前に木道の合流点(画面右端)がある。 あそこを左折して,元へ戻ることにした。 2,3枚目:右への分岐。 この先に何があるのだろう。未確認。何があるにせよ道路沿いを歩くのは確か。

武具脱の池,合流点を左折して元へ戻る(草津町),15:07

武具脱の池,木道を西〜西南西へ進む(草津町),15:08
木道の両側に生えているのは ヤマドリゼンマイOsmundastrum cinnamomea var. fokiensis,ゼンマイ科 ゼンマイ属)?

武具脱の池(草津町),15:09
前方にふたたび池が見えて来た。 最初の分岐が手前にある。あそこを右折してロープウェイ山麓駅(殺生河原バス停)へ戻る。

武具脱の池,坂を上がって山麓駅へ戻る(草津町),15:11
これは ミスジシリアゲPanorpa trizonata,シリアゲムシ目 シリアゲムシ科)。 最初は何かわからなかったが,後日,昨年(2012.08.11)訪れた 卵池 (昭和村)で似た虫(ベッコウシリアゲ,注)を撮影したことを思い出した。

注: ベッコウシリアゲPanorpa klugi,シリアゲムシ目 シリアゲムシ科) とシリアゲ(ヤマトシリアゲ,Panorpa japonica)は現在は同種とされているようだ。

2012年08月の様子(2012.08.11,13:26-13:27撮影)。

武具脱の池,坂を上がって山麓駅へ戻る(草津町),15:11-15:12
これは トリアシショウマAstilbe thunbergii var. congesta,ユキノシタ科 チダケサシ属) か,その仲間?

山麓駅へ戻った(草津町),15:14

白根火山ロープウェイ山麓駅(草津町),15:15
復路のバスまでまだ15分ある。 いったん駅舎内に入り,自販機で栄養ドリンクを購入。 飲み干したあと・・・。

駐車場から周囲をパノラマ撮影(草津町),15:21
4枚目:右手に草原がある。 前方の樹林の手前がやや窪んでいるように見えた。 もしかすると水たまりがあるかも知れない。 近付いてみることにした。

草原を歩いて前方の窪地へ迫る(草津町),15:23
地面は硬くゴツゴツしていた。 どうやら整地した後,放置されたため草原になってしまった場所のようだ。 自然の草原ではなかった。
1枚目:前方の斜面に右へ上がって行く遊歩道がある。 地図を見ると,あの遊歩道は青葉山(標高 1733m)の東を北上して入道沢まで伸びているようだ。 斜面の先には草津国際スキー場のリフトがあるらしい。 ガスで霞んでいるが,それらしいもの(リフトの支柱)がわずかに写っている。

窪地の先にはフェンスがあった(草津町),15:23
水は無かった。 地図で確認にすると,この付近は崖になっている。 もしかすると,比較的最近,窪地に土石を盛って駐車場のエリアを広げようとしたのかも知れない。

白根火山ロープウェイ山麓駅前(草津町),15:26-15:27
1枚目:殺生河原バス停の前にある石碑の裏側。 関係者の名前が並んでいる。「山媛呼」(やまひこ)とタイトルが付いているが, これは古事記に記された日本武尊と弟橘媛の故事にちなんで建てられた詩碑。 詩を作ったのは吉田一穂(前面にその詩が刻まれている)。 2枚目:前面から撮影。 下にあるのが吉田一穂作の詩「山媛呼」。 3枚目:上にある彫刻。作者は圓鍔勝三。

ほぼ定刻通り草津温泉バスターミナル行きが到着(草津町),15:31

まもなく草津温泉バスターミナルだが,,(草津町),15:47
バス料金を確認(乗車の際,整理券が出なかったが,運転手曰く「だいじょうぶわかるから」)。 山頂からだと往路と同様,1100円。 次のバス停(殺生河原バス停)から乗車したので,おそらく2番の620円のはず。 降車の際,620円を出したが,その通りだった。
途中,若干渋滞したこともあり定刻より3,4分遅れてバスターミナルに着いた。 問題はこの後,既述したように,乗継ぎのバスは1時間後(16:45)。 ここで1時間も待つのは辛い。 ならばいっそタクシーで長野原草津口駅まで行ってしまおうと考えた。 だが,バスが定刻(15:45)通り着いていれば,長野原草津口駅から出る列車(16:07)にぎりぎり間に合うかも知れないのだが, 生憎,遅れて着いてしまった。 しかし,駄目もとでということでタクシーに乗車したところ, 「ここから駅まで20分はかかりますよ」との応え。やはり無理のようだが,そのまま駅に向ってもらった。

浅間酒造観光センター前を通過(草津町),16:06
タクシーはかなり飛ばして駅へ向ってくれたが,まもなく高崎行きが出る時刻だ。 やはり間に合わなかった。

長野原草津口駅に到着(草津町),16:11
駅舎内で復路の列車を確認。 16:07発の高崎行きには間に合わなかった。 次発は,17:30。1時間以上ある。やれやれ。 駅舎内にいても仕方がないので,近くに採集ポイントがないか探してみることにした。

Part XVII: 長野原草津口駅〜長野原めがね橋〜駅へ戻る〜高崎駅
2013.08.04, 16:13 - 18:57