桶沼の北を通る遊歩道を降りる(福島市),15:02
1枚目:少し進むと,道の右側に小さな沼があった。
遊歩道脇の小沼(福島市),15:02
周囲が木で囲まれて近付きにくいが,一部に木の少ない場所があって顔を近付けてみた(2枚目)。
すると,池の周囲は深く落ち込んでいて,手を伸ばしてもピペットが届きそうにない。
また,日陰だし,水深もかなりある。原生生物はほとんど期待できない。
無理して採集するほどの場所ではないので,ここはパスすることにした。
桶沼の北を通る遊歩道を降りる(福島市),15:04
トリアシショウマ(Astilbe thunbergii var. congesta)?
T字路?で降りてきた方向と左折した先を入れてパノラマ撮影(福島市),15:06-15:07
1枚目:左に案内図。右に道標がある。左(東)へ行くと吾妻小屋を経由して南下していく。その先に鳥子平がある。
右(西)が浄土平方面。
2枚目:道標の左面に「新奥の細道」と書かれている。この名称は東北の各地で目にする。
3枚目:左が今降りてきた道,右が浄土平へ向かう道。
右への分岐の向かいに立ってパノラマ撮影(福島市),15:10-15:11
2枚目:道標の左側には「仙水沼を経て土湯温泉」と書かれている。
少し入ってみることにした。
3枚目:今歩いてきた道。
仙水沼を経由する登山道を下る(福島市),15:11
1,2枚目:少し進むと左側にやや広々した草原があった。
2枚目:道の前方右に何やら池塘らしき場所が見えた。
どうやらここも湿原のようだ。
だたし,近くに沢(塩ノ川)や笹原があるので足下はかなり硬め。
湿原が草原化して池塘が取り残されているといった感じ。
仙水沼を経由する登山道沿いの池塘(福島市),15:12
1枚目:登山道から全景を撮影。
2枚目:やや近付いて再度,全景を撮影。
3枚目:ここで
採集(仙水沼へ向う遊歩道近くの湿原-01)。
ここにもS. pyriformisがいたが,周囲の乾燥化が進んでいるせいか,それほど多くはない。
観察された生物:
カラエリヒゲムシ(Salpingoeca),
フセツボカムリ(
Centropyxis aculeata),
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
Lesquereusia,
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis),
バジニコラ(Vaginicola),
サヤツナギ(Dinobryon sertularia)多数,
珪藻各種,
ミクロスポラ(Microspora),
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium rostratum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ミジンコ,
ケンミジンコ,
仙水沼を経由する登山道を下る(福島市),15:13
ほどなく笹原が現れた。それも次第に背の高い笹になっている。
足下には登山道があるものの,片側が深く抉れている。
足を踏み外さないよう,注意しながら,笹をかき分けて進む。
仙水沼を経由する登山道を下る(福島市),15:14
この辺は私の肩のあたりまでの背の高い笹で覆い尽くされている。
前がよく見えない。風も吹いて笹原全体が揺れている。
斜面の先には塩ノ川が流れているはず。ここからは見えないが。
仙水沼を経由する登山道を下る(福島市),15:14
前方にやや開けた場所が見えてきた。また湿原かと期待したが・・・。
仙水沼を経由する登山道を下る(福島市),15:15
1,2枚目:パノラマ撮影。
ここは塩ノ川の渡渉点前の河川敷のような場所だった。
傾斜した笹原だった。川を渡った先はさらに傾斜した場所を下っていくはずなので,今回はこの辺で引き返すことにした。
復路のバスは,あと25分で発車する。早く浄土平に戻らなくては。
Uターンしたところで前方を撮影(福島市),15:15
この辺は私の背よりも高い笹だらけだ。前はまったく見通せない。
画像だけを見たらここに道があるとはとても思えないだろう。
しかし,足下を見ると半分抉れた道がしっかり続いている。
Part XIII: | 車道へ戻る〜浄土平駐車場〜福島駅 2013.07.21, 15:16 - 17:29 |