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2013.06.30, Part V

口笛の小径を下る(2)

あざみ池へ,昨年は見かけなかった花が咲いていた(松本市),12:24-12:25
見逃しただけかも知れない。 ただし,ここでは1本だけだが,この先ではもっとたくさん咲いている場所もあった(後述)。 昨年もそれくらい咲いていれば見逃すはずはないのだが・・・。 それとも昨年より9日早いので,この時間差で昨年は花が終わっていたのかも知れない。 これはベニバナイチヤクソウPyrola incarnata,イチヤクソウ科 イチヤクソウ属)。

あざみ池へ(松本市),12:26
レンゲツツジRhododendron japonicum,ツツジ科 ツツジ属) は花が終わりかけだ。 そういえば,昨年(2012.07.09)はレンゲツツジの花はまったく見かけなかった。 替わりに,今回はまだ咲き始めたばかりのウツボグサが満開状態だった。

あざみ池へ,途中にある小さな湿地(松本市),12:27-12:28
4枚目:iPad mini で現在地を確認。

あざみ池へ,ふたたび橋を渡る(松本市),12:28
ここもこれまで同様,若干だが水が流れていた。

一の瀬園地・あざみ池分岐(松本市),12:28-12:29
4枚目:iPad mini で現在地を確認。 おかしい。地図の道と合わない。ここまではほぼ正確にGPSの記録がなされてきたのに, ここで分岐の位置が大きくずれている。 GPSによる測位が狂ったのだろうか?それとも地図が間違っている? あるいは,地図が描かれた後になって,遊歩道のルートが変更された?
いつもはここで右折(西進)するのだが,ルートを確認するために,左(東)へ入ってみることにした。


2012年07月の様子(2012.07.09,12:26撮影)。

2011年07月の様子(2011.07.10,12:28撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,12:24撮影)。

一の瀬園地・あざみ池分岐を左折してみた(松本市),12:29
ゆるい坂を下る。

途中にあるやや広い場所を通過(松本市),12:30

道はそのまま直線的に続いていた(松本市),12:31
2枚目:iPad mini で現在地を確認。 GPSと地図が合っていればここにT字路があるはずだが,それらしいものは見当たらない。 1本道が続いているのみ。 よって,T字路の位置がGPSと地図で合致しなかった理由はわからなかった。

一の瀬園地・あざみ池分岐へ戻り左折(松本市),12:32
1枚目:前方の四阿の手前で左折。 2枚目:これは6年前(2007.11.04,14:01) に撮影した一の瀬川沿いのサイクリングロード入口に立っている「乗鞍高原案内図」だが, これを見ると,前方の四阿,ないし,この付近に「石ノ小屋場」という名前が付いている。 また,これまで歩いてきた「口笛の小径」(この案内図では「口笛の径」)は,ここからは今途中まで歩いた 一の瀬園地へ向うルートを指すようだ。 では,ここから「あざみ池」までのルートは何というのだろう?

あざみ池へ,坂を下る(松本市),12:33
この辺は路面が左に傾いているので,注意しないと左へ滑り落ちてしまいそうだ。


2012年07月の様子(2012.07.09,12:27撮影)。

あざみ池へ,九十九折りの坂を下る(松本市),12:34
沢の手前で逆V字に折れる。

あざみ池へ,今度は右への屈曲点を通過,するのだがその前に・・・(松本市),12:36

2012年07月の様子(2012.07.09,12:30撮影)。

2011年07月の様子(2011.07.10,12:31撮影)。

この先には湿地があるはず(松本市),12:36
国土地理院の地図ではこの先に池が描いてある。 一方,このように航空写真(1974〜1984年撮影)では,池が描いてある場所に樹木の生えていない場所が写っている。 おそらくかつては池だったのが,現在は湿地に変わっているのだろう。 事前の調査で発見し,今回はここを訪れるのを目的の一つにしていた。

右への屈曲点の下にある湿地へ(松本市),12:36
少し下ると下へ降りていく踏跡があった。 昔から人が訪れているようだ。

Part VI: あざみ池北の小湿原〜
2013.06.30, 12:37 - 12:50