HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2013 . 06 . 24 | お知らせ

2013.06.24, Part VI

大仁郷湿原へ注ぐ小川近くの小湿原へ(1)

坂を下る途中でT字路と大仁郷湿原の駐車場を撮影(東成瀬村),11:43

右カーブの途中にある沢(東成瀬村),11:44

T字路の手前,右の窪地に大量の残雪があった(東成瀬村),11:44-11:45

T字路から大仁郷湿原の駐車場とその近くを流れる沢を撮影(東成瀬村),11:45
1枚目:画面左が 大仁郷湿原 の駐車場。その右に沢が流れている(手前が上流)。 沢の先に大仁郷湿原(イワカガミ湿原)がある。 その途中,航空写真を見ると,右岸側を少し上がったところに小さな湿原が写っている。 池塘もいくつかあるようだ。 今回はそこを訪れるのが一番の目的だ。 ただし,途中沢の両岸が狭まっている場所があり,果たしてそこを通り抜けられるかがわからなかった。 最悪の場合そこで引き返さざるをえないかも知れない。
なお,沢へ降りるルートとして,当初は国道342号を北上する途中にある小湿原から入ろうかと考えていたが, ここで前方を見ると,駐車場脇の斜面もそれほど急ではないので,降りられそうだと気づいた。 距離的にはこちらの方が近いので,予定を変えて駐車場から降りることにした(注)。
3枚目:右折した後,北へ向う国道342号。若干の下り坂だ。

注:後でわかったが,国道342号沿いの小湿原から沢へ降りる途中には,かなり深い薮があった。 よって342号沿いの小湿原から沢へ近付くのはかなり難しかった。 ここで駐車場から沢へ降りることにしたのは正解だった。

T字路近くの道路沿い(東成瀬村),11:46
この付近に多い ガクウラジロヨウラクMenziesia multiflora var. longicalyx,ツツジ科 ヨウラクツツジ属)。 6年前の同月同日に訪れた際もたくさん咲いていた(下段)。


2007年06月の様子(2007.6.24,09:13-09:14撮影)。

県道282号 仁郷大湯線から駐車場と沢方向をパノラマ撮影(東成瀬村),11:47
2枚目:沢近くは砂利が露出した斜面だが,その先に階段状に小湿原がある。 一段上の湿原がいつも訪れている「国道342号沿いの小湿原-1」のはず。 傾斜した湿地で,池塘はない。

沢の対岸を望遠撮影(東成瀬村),11:47
1〜3枚目:パノラマ撮影。 2枚目:砂利の斜面の先に低い位置にある小湿原がある。 ワタスゲEriophorum vaginatum) の姿がチラホラ見える。池塘は・・・ここからは見えない。

県道282号 仁郷大湯線,道路際で咲くタニウツギ(東成瀬村),11:48
この タニウツギWeigela hortensis,スイカズラ科 タニウツギ属 ) は随分,色が白っぽい。

県道282号 仁郷大湯線から駐車場へ(東成瀬村),11:48
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:左が県道282号 仁郷大湯線。手前を右折するとその先に道路に沿った細長い駐車場がある。

駐車場の東端へ(東成瀬村),11:49

駐車場から沢方向をパノラマ撮影(東成瀬村),11:49-11:50
こちら側には残雪があった。北向きなので日が当りにくいせいだろう。 雪のない場所を選んで斜面を下ることにした。 枯草が沢方向に向いて倒れているので,意外と滑りやすい。 慎重に降りた。

大仁郷湿原へ注ぐ沢へ降りる(東成瀬村),11:50
斜面の途中にはわずかだが,開花中の ショウジョウバカマHeloniopsis orientalis,ユリ科 ショウジョウバカマ属) があった。 ここは雪解けが遅いので開花もだいぶ遅れるようだ。 この後,国道342号を下ったが,道端に生えていたショウジョウバカマはすでに花を終え,実をつけていた(後出)。

斜面を降りる途中で沢方向をパノラマ撮影(東成瀬村),11:51

沢際へ降りたところで再度,パノラマ撮影(東成瀬村),11:52
水は右(3枚目)から左(1枚目)へと流れていた。 3枚目:この先に大仁郷湿原がある。
この後,沢を渡って対岸の斜面へ上がったが,あちこちに雪解け水がたまっていたものの,池塘は見当たらなかった。 ここからは沢の右岸沿いを歩いて,目的地の湿原(今のところ名称不明)へ向うことにした。

沢沿いを下る(東成瀬村),11:52
この辺はわずかだが,水際に平坦な場所がある。 そこを通って沢の下流方向へ進んだ。

沢沿いを下る前に,右岸側の斜面をパノラマ撮影(東成瀬村),11:53

Part VII: 大仁郷湿原へ注ぐ小川近くの小湿原へ(2)
2013.06.24, 11:54 - 12:09