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2013.06.16, Part IX

いろは沼の北東にある湿原(2)

いろは沼北東の湿原(山形市),13:45
1〜3枚目:池塘-02の西側からパノラマ撮影。 1枚目:今通ってきた池塘-02の北側。 3枚目:池塘-02の南側。こちらにも別の池塘があるかと期待したがそうではなかった。 ただの窪地だった。

いろは沼北東の湿原(山形市),13:46-13:47
1枚目:池塘-02の西縁でも 採集(いろは沼北東の湿原,池塘-02b)。 2枚目:空には雲が多いが,若干の日射しもある。 ザックが暖まりすぎないよう,いつものようにミネラルウォーターをかけた。
観察された生物: ラッパムシ(Stentor muelleri), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus), ウロトリカ(Urotricha sp.), ウロレプタス(Uroleptus), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), ツリガネムシ(Vorticella), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 珪藻各種, イトクズモ(Ankistrodesmus spiralis), ミカヅキモ( Closterium rostratum), ツヅミモ( Cosmarium pseudopyramidatum?, C. quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum forficulatum), イボマタモ( Euastrum ampullaceum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ワムシ,

いろは沼北東の湿原(山形市),13:48
1〜3枚目:上と同じ位置で西側を向いてパノラマ撮影。 目の前には潅木地帯があるが,そのすぐ先にもまだ湿原が続いているはずだ。

少し進むとまた湿原が広がっていた(山形市),13:48
あそこがこの湿原の西端のようだ。前方には池塘(2枚目)もある。

いろは沼北東の湿原,西端の様子(山形市),13:49
1,2枚目:パノラマ撮影。 ここには池塘が2つあった。 1枚目:奥に小さなものが1つ。 2枚目:手前に若干大きい池塘が1つ,ある。

手前にある若干大きい池塘-03の全体像を撮影(山形市),13:49

いろは沼北東の湿原,池塘-03(山形市),13:49-13:50
1,2枚目:ここはあちこちにオタマジャクシの塊があった。 3枚目:ここで 採集(いろは沼北東の湿原,池塘-03)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas lacustris), アミカムリ(Nebela collaris), プロロドン(Prorodon sp.), シュードコニレンバス(Pseudocohnilembus), 共生藻を持つプラチオフリア(Platyophrya similis), 珪藻各種, アステロコッカス(Asterococcus superbus), サヤミドロ(Oedogonium), カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ミカヅキモ( Closterium rostratum), ツヅミモ( Cosmarium contractumC. quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum brachiatumS. iotanum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), Sphaerozosma excavatum, クロオコッカス(Chroococcus pallidus), Achromatium oxaliferum, イタチムシ, センチュウ,

いろは沼北東の湿原,池塘-03(山形市),13:50
1,3枚目:水面が反射してピントが合わない。 2枚目:これだけピントが合った。

今度は南側にある小さな池塘-04へ(山形市),13:51-13:52
1枚目:やや離れた位置から全体像を撮影。 2,3枚目:接近して撮影。ここにもたくさんのオタマジャクシがいた。 4枚目:ここで 採集(いろは沼北東の湿原,池塘-04)
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas lacustris), 渦鞭毛虫の一種, ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.), ナベカムリ(Arcella sp.), ディフルギア( Difflugia sp.), トリネマ(Trinema sp.), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus), プロロドン(Prorodon sp.), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 未同定の繊毛虫, シヌラ(Synura), 珪藻各種, アステロコッカス(Asterococcus superbus), グロエオキスティス(Gloeocystis gigas), ミクロスポラ(Microspora), サヤミドロ(Oedogonium), ミカヅキモ( Closterium intermediumC. rostratumClosterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium contractumC. quadrifarium), ホシガタモ( S. forficulatum?), イボマタモ( Euastrum ansatumE. bidentatumE. binale var. sectumE. humerosum), ハタヒモ(Netrium digitus), ネジモ(Spirotaenia condensata), Sphaerozosma excavatum, ケンミジンコ, イタチムシ, センチュウ,

いろは沼北東の湿原,今度は東へ向って進む(山形市),13:54
1〜3枚目:潅木地帯の手前から東側をパノラマ撮影。 1枚目:地蔵岳が見える。

この先にも小さな湿原があるのだが・・・(山形市),13:55, 13:55, 13:56, 13:57
1枚目:潅木地帯を過ぎたところで,東北東方向を指差してみた。 航空写真によると,ここから70mほど離れた位置に小さな湿原がある。 できればそこも訪れてみたいが,目の前の薮を見るかぎりとても近付けそうにない。 さきほど遊歩道からこの湿原に入るまでの4〜5mの薮を通るのに2分近くかかった。 70mだとその12倍以上になるので,うまくいったとしても片道24分以上,往復だと1時間近くかかってしまう。 そうなっては復路のバス&新幹線に間に合わなくなるのは確実だ(実際,この後ギリギリのタイミングで 蔵王温泉バスターミナルに戻った,後述)。
2枚目:1枚目と同じ位置で後ろを振り返ると,さきほど採集した池塘-02がある。 3,4枚目:iPad mini で現在地を確認。

いろは沼北東の湿原(山形市),13:58-13:59
1枚目:今度は東(正確には東南東)へ向って進んでみた。 すると,ほどなくまた池塘(池塘-05)が現れた。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。

Part X: いろは沼の北東にある湿原〜観松平分岐
2013.06.16, 13:59 - 14:21