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2013.04.04, Part XV

金石水管橋下〜北桜通り〜長瀞第一中継ポンプ場脇の荒川左岸

プール状の水たまりへ近付く(長瀞町),13:56
荒川の本流とは板状の岩盤でしっかり遮られているようだ。 川の水が流れ込んでいる様子はない。 それどころかプールから溢れた水が手前から川側へ流れだしていた(後出)。

プール状の水たまりを南側から撮影(長瀞町),13:57
水底は泥状で原生生物はあまりいそうにないが,藻塊が若干あった。

金石水管橋下のプール状の水たまり(長瀞町),13:58
ここで採集(金石水管橋下の水たまり)。 予想通り原生生物はわずか。
観察された生物: ミドリムシ(Euglena viridis), 小型鞭毛虫数種, アスピディスカ(Aspidisca), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 小型繊毛虫数種, アオミドロ2種(Spirogyra),

荒川との間にある板状の岩,50cm以上の厚さがある(長瀞町),13:59

金石水管橋下のプール状の水たまり(長瀞町),13:59
荒川との境付近から再度パノラマ撮影。

金石水管橋下のプール状の水たまり(長瀞町),13:59
足下を見ると,水たまりから荒川の上流方向に向って水が流れ出していた。 おそらく段丘側から浸み出てきた水がこのプールにたまり,それが溢れているのだろう。

踏跡を辿って元へ戻る(長瀞町),14:01
途中の地面に見なれない植物の葉があった。 これは,おそらくキヅタHedera rhombea,ウコギ科 キヅタ属)(2014.01.11追記)。

踏跡を辿って元へ戻る(長瀞町),14:01
やや日影のはずだが,ここではヤマブキKerria japonica)が開花していた。

北桜通りへ戻ってふたたび北へ向って進む(長瀞町),14:03

北桜通りを北へ(長瀞町),14:06
また道路を横切る水路があった。これで4本目だ。

道路を横切る水路(長瀞町),14:06
1,2枚目:道路と下を流れる水路をパノラマ撮影。 1枚目:橋の脇を通る管がある。これは水道管? 3枚目:iPad mini で現在地を確認。水路はこの先で再度,道路際に接しているらしい。

北桜通りを北へ,道路脇の一段下がった場所に赤い実をつけた植物があった(長瀞町),14:07-14:08
これはアオキAucuba japonica)のはず。
2,3枚目:近付けないので望遠撮影。

ここはさきほど地図でみた水路がふたたび道路に接している場所,のはず(長瀞町),14:08
2枚目:iPad mini で現在地を確認。 少し先に川岸へ降りていけそうな脇道があるようだ。

すぐ先にある長瀞綜合博物館とその駐車場(長瀞町),14:09
1枚目:道路の向い側に「長瀞綜合博物館」がある。 3枚目:右はその「専用駐車場」。

川岸へ向う坂があった,舗装は途中まで(長瀞町),14:10

道の脇ある施設は・・・(長瀞町),14:10
門の右手(2枚目)に「長瀞第一中継ポンプ場」の名前があった。

長瀞第一中継ポンプ場(長瀞町),14:10
ずいぶん和風の造りだ。

坂の途中にある案内板(長瀞町),14:11
さきほど金石水管橋下へ降りる坂の途中にあったものと同じだ。

未舗装の道を下ると荒川が見えた(長瀞町),14:11

道が途切れたところで荒川をパノラマ撮影(長瀞町),14:11-14:12
ここから先はやや急な傾斜で,しかも道がない! 足下は枯草や枯れ枝で埋め尽くされている。 しかし,通れなくもないので一応,降りられるところまで降りてみることにした。

荒川に近付いたところで再度パノラマ撮影(長瀞町),14:12
急な傾斜を降りると平坦な場所へ出た。ここも枯草や枯れ枝で埋め尽くされている。 その先にはさらに急な斜面があり荒川の水際と接している。
1,2枚目:対岸の川岸は広い河川敷になっている。右側(2枚目)は岩盤が露出している。 その先の高台はさきほど金石水管橋下からも眺めたオートキャンプ場の駐車場だ。 既述したが,昨年(2012.05.01)は, あの岩盤上を歩いて「日本一の甌穴」を探し歩いた。 下段はその時の様子だ。曇っていたので画像としてはあまり良くないが。


対岸(右岸)の様子(2012.05.01,14:05撮影)。
3枚目:対岸(左岸)の中央よりやや左が現在私がいる場所だ。 左上に見える建物が「長瀞第一中継ポンプ場」(のはず)。

下流方向をやや望遠にして撮影(長瀞町),14:15
1枚目:荒川は前方で右に折れているが,その左岸側には断崖がある。 岩畳とよく似た雰囲気だ。 地図を見るとあの辺にも水たまりがありそうなのだが・・・。 この時はどうすればあの岩盤の上に到達できるかわからなかった。 2枚目:ライン下りの舟が見えたので望遠モードを最大にして撮影した。
この後,現在いる段丘面?を歩いて前方の断崖に到達できないかを確認することにした。 しかし,足下は枯草,枯枝が厚く積もっていて,かなり歩き難い。 地面がまったく見えない状態で,足を降ろすと枯草,枯枝の中に靴が沈んで行く。 場所によっては20cm近く沈むので足場を確認しながら慎重に進んだ。

Part XVI: ポンプ場脇の荒川左岸〜長瀞ビューテラス コテージ近くの荒川左岸
2013.04.04, 14:17 - 14:35