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2012.02.10, Part V

都幾川・越辺川左岸沿い(〜早俣橋〜長楽落合橋〜)

都幾川の左岸堤防上を南〜南南西へ(川島町 長楽),12:53
画面が傾いてしまった。前方に見えるのは早俣橋。 左を並走するサイクリングロードらしき道があるが,これは近くを通る 比企自転車道(または,こども動物公園自転車道,正式には,埼玉県道158号 川島こども動物自然公園自転車道線 と長い名前だ)への連絡路?のようだ。 比企自転車道はこれまでにも部分的に何度か走ったことがあるが,この辺(注)はまだない。

注:比企自転車道は,後出する松永橋(荒川サイクリングロードの通過点)を起点とし,市野川の堤防上を通った後, 梅ノ木古凍貯水池から長楽用水沿いを西進して,ここで越辺川沿いを進み,前方の早俣橋を渡るらしい。 その後は,県道212号→国道407号を経由して,越辺川の支流,九十九川を遡上し, 中里橋からは県道212号を西進して「こども動物自然公園」に至る自転車道だ。
これまでに走ったのは,
1)市野川 (起点:松永橋〜徒歩橋の区間,2006.03.25)の堤防上と,
2) 九十九川区間の一部(地蔵橋〜こども動物自然公園間,2007.03.18)だ。
まだ走っていないのは, 市野川区間の残り(徒歩橋〜梅ノ木古凍貯水池,この後逆向きに通る), 長楽用水沿い(梅ノ木古凍貯水池〜長楽樋管), 県道212号〜国道407号(早俣橋〜新九十九橋), 九十九川区間の残り(新九十九橋〜地蔵橋) だ。

早俣橋が迫る(川島町),12:53-12:54
左から上がってくる自転車道?といったんここで合流するが,,。 すぐ先に堤防を降りる道がある。

早俣橋が迫る(川島町),12:54
右へ降りていく道があるが,ここは前進。

早俣橋をくぐる(川島町),12:55
柵があるので通行止めかと思ったが,そうではなさそうだ。 橋桁に「頭上注意」とある。そのままつっこむと橋桁に頭をぶつけてしまうので,ここでいったん自転車を降りて歩かせるための仕掛けのようだ。

早俣橋をくぐる(川島町),12:55
橋桁はかなり低い。かがんで歩かないと本当に頭をぶつけそうだ。

早俣橋を過ぎた後の様子(川島町),12:55
堤防は大きく左にカーブし,南向きから南東,そして,東向きとなる。

(川島町),12:56
前方に車止めがある。ここからふたたび人・自転車専用道となる。 左には堤防を降りる道もある。

都幾川の左岸堤防上を東へ(川島町),12:57
1枚目:前方で堤防を横断する道路と交差する。 道路の先には,先日対岸から眺めようとして見れなかった長楽落合橋がある(のだが・・・)。 2枚目:堤防を横断する道路の麓にある工事の案内。 左端に「H23九十九川水門護岸工事」と書かれた案内がある。 ??九十九川水門は目の前に見える都幾川の合流点(落合橋の下流側)よりもかなり上流にある。 しかも,ここから九十九川水門へ行こうとすると,さきほどの早俣橋を渡って対岸に移動しないと到達できないはずだが・・・。 なんとも不思議。 ちなみに九十九川水門は 前回(2012.02.04), 越辺川の右岸側からちょこっとだけ眺めることができた。 水門本体は昨年の6月に完成したばかりで,たしかにその周辺では堤防工事が行われていた。

長楽落合橋が迫る(川島町),12:58
堤防の内側にたくさんの資材が置かれている。護岸工事用だろう。 ここは資材置場?それにしては工事現場からかなり離れているように思うのだが・・・。 九十九川水門には適当な資材置場が無かった,ということか。

長楽落合橋と赤尾落合橋が見えた(川島町),12:58
2枚目:資材置場の先が都幾川(手前)と越辺川(奥)の合流点だ。 手前の都幾川に架かっていた冠水橋が長楽落合橋,その先にある冠水橋が赤尾落合橋だ。 長楽落合橋は前回確認したように,崩落していた。 以前から痛んでいたので通行止めだったらしいが,昨年の台風で倒壊したそうだ。

長楽落合橋と赤尾落合橋を望遠撮影(川島町),12:58-12:59
1,2枚目:都幾川にかかる長楽落合橋。無惨な姿を晒している。 3枚目:越辺川にかかる赤尾落合橋。こちらはほぼ無傷。

少し進んでから再度,長楽落合橋と赤尾落合橋を撮影(川島町),12:59
人が通れないので,ここを資材置場にしているのだろうか?

ここから先は越辺川左岸沿いを進む(川島町),12:59
自転車道は大きく右にカーブし南向きとなる。 問題はこの後だ。 前回(2012.02.04),右岸側から 訪れようとして到達できなかった越辺川ビオトープの1つが右カーブの途中,対岸の広い河川敷にある(はず)。 右岸沿いからはその存在すら確認できなかったが, この対岸(左岸)からなら川面に向かって広がる入り江部分が見えるはずだ。 それを確認する(=本当にビオトープはあるのか?)のが今回の目的の1つだ。
しかし,前方の堤防沿いに竹薮が現れたので,やや焦った。 竹薮が邪魔で対岸が見えないのでは,せっかく来た意味がない・・・。

越辺川左岸沿いを右にカーブしつつ進む(川島町),13:00
この辺は対岸の様子がまったく見えない。

越辺川左岸沿いを右にカーブしつつ進む(川島町),13:00
しかし,竹薮は途中で終わり,対岸が見えるようになった。やれやれ。

越辺川左岸沿いを右にカーブしつつ進む(川島町),13:01
右前方に入り江らしき場所が見えてきた。 左岸近くにいたカモの群れが岸辺から離れていくのが見える。

越辺川左岸沿い(川島町),13:01
カモの群れを望遠撮影。この時は,何カモか未確認のまま過ぎてしまったが, この画像を見ると,皆,オオバンFulica atra)のようだ。 これまでオオバンはいつも1羽か,せいぜい2,3羽で行動している姿しか観察していない(2009〜2012で9例)。 このようにたくさんの個体が群れを作っているのを見たのは初めてだ。

越辺川左岸から対岸を見る(川島町),13:02
入り江がはっきり見える場所に来た。 ここは以前は平坦な河川敷だったのを, 越辺川ビオトープとして入り江や小さな池をあちこちに作ってあるらしい。 しかし,そのビオトープにアクセスするルートは作っていないようだ。 ただし,やや古いGoogle mapの航空写真(注)には,かすかに入り江や池に通じる踏跡?のようなものが写っている。 なので,ビオトープができた当初(2000年頃?)は人の行き来があったと思われる。 その後,次第に草木が育ってルートが消えてしまったのかも知れない。

注:さきほど新東松山橋の画像は橋の建築中の写真だったので,少なくとも2007年かそれ以前に撮影されたのは確実だった。 この付近も同時期に撮影されたとすれば,同じく2007年以前の画像のはず。

越辺川左岸から対岸を見る(川島町),13:02
少し進んで入り江の奥が見える位置を探す。まだ,見えない。 2枚目:画像が傾いてしまった。

越辺川ビオトープ?(川島町),13:02-13:03
1枚目:さらに進んで入り江の奥をやや望遠にして撮影。 2枚目:望遠を最大にして入り江の一番奥を撮影。人影はまったくない。

越辺川ビオトープ?(川島町),13:03
また少し移動してから再度,入り江を撮影。

越辺川ビオトープ?(川島町),13:03
1枚目:上と同じ位置で,やや望遠にして撮影。 2枚目:望遠を最大にして入り江の一番奥を撮影。水鳥の姿が2羽ほど確認できる。

Part VI: 越辺川水管橋〜戸守交差点〜音羽橋〜友田橋
2012.02.10, 13:04 - 13:17