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2012.01.27, Part VII

万年橋〜高麗川左岸〜若宮橋

これから万年橋を渡って高麗川の左岸へ移動する(坂戸市萱方),13:48
橋の歩道がどちらにあるか,それとも両側にあるのか,わからなかったが, とりあえず橋をくぐって北側から橋へ上がってみることにした。 これは当った。

橋をくぐってから橋へ上がると目の前に歩道があった(坂戸市萱方),13:49
歩道は片側にしかなかった。幸い,上がった右側にあったので車道を横切る必要はなかった。

万年橋を渡る(県道114号 川越越生線,坂戸市萱方),13:49
橋の中央付近から下流側(東北東)を撮影。

橋を渡って右折,高麗川左岸へ(坂戸市萱方),13:50-13:51
3枚目:橋名の確認。「万年橋」

右折した後の様子(坂戸市萱方),13:51
この時点では気づかなかったが,画像を見ると,前方右手に堤防があり,その上が舗装されているのがわかる。

葛川放水路にかかる橋を渡る(坂戸市萱方),13:51
ここは持参した地図に描かれていない。葛川は高麗川から1kmほど西を流れている。 この放水路は元・毛呂山高校(2008.4廃校)の近くで越流堤を介して葛川と接続している。 越流堤からここまでは910mほど。

葛川放水路(坂戸市萱方),13:52
底は雑草で覆われている。普段はほとんど水は流れないのだろう。 葛川の下流域ではしばしば浸水被害があったため,増水時に溢れた水を高麗川へ逃がすために,このような放水路が造られたようだ。 整備が始まったのが昭和57年(1982)で,平成21年(2009)に完成した。27年,だいぶ時間がかかっている。

橋の袂に立つ放水路の案内(坂戸市萱方),13:52
ここで案内板の先を見て,堤防天端道路があることに気づいた。

高麗川左岸の堤防天端道路を北北東へ(坂戸市萱方→厚川),13:52
途中に車止めがあったので,人・自転車専用道になっているはず。 ここも高麗川サイクリングロードの一部なのだろう。 路面はきれいで,両側の白線もクッキリ。かなり最近,整備が終わったばかりのようだ。

高麗川左岸沿いを北北東へ(坂戸市厚川),13:54
1〜3枚目:前〜右をパノラマ撮影。 河川敷はかなり広々している。未舗装道もある。 2枚目:男性が,その未舗装道をランニングしていた。 よく見ると手前に水たまりのような場所も見える。しかし,周囲は枯草だらけで近付けそうにない。

高麗川左岸沿いを北北東へ(坂戸市厚川),13:54

車止めがあった,前方に堤防を越える道路があり,その先に橋があった(坂戸市厚川),13:55

いったん堤防を右へ降りて,その橋(若宮橋)へ行ってみることにした(坂戸市厚川),13:56

前方に見えるのが若宮橋,冠水橋だ(坂戸市厚川),13:56

若宮橋を渡る(坂戸市厚川),13:57

若宮橋を渡る,最初は広い河川敷部分を通る(坂戸市厚川),13:57
1枚目:橋の近くに水たまりがないかと探しつつ進んだが,見つからなかった。 2枚目:かなり古そうな橋だ。 ここは橋の桁部分にアメリカ製の鉄道のレールが転用されていることで知られている。

若宮橋を渡る,橋の中央を過ぎた先でやっと川面に出る(坂戸市厚川),13:58

橋の上から高麗川の下流側と上流側を撮影(坂戸市厚川),13:58
1枚目:下流側。 2枚目:上流側。

若宮橋を渡り終え,袂の川岸へ(坂戸市厚川),13:59
川の流れは非常に穏やかで,川底を見ると藻類(おそらく大部分は珪藻)が大量に繁茂していた。 2枚目:橋の上流側には橋脚ごとに橋桁に向けて斜めに丸太が設置してある。 これは増水時に流木等が当って橋が破損しないようにするためのものらしい。 実際,たくさんの枯草や小枝が棒にひっかかっている。
下段は今月初め帰省先から戻る際に走った田川サイクリングロードの途中で撮影したもの。 川田橋(宇都宮市川田町)の橋脚にたくさんの枯草がひっかかっていた。 これは昨年の台風15号(2011.09.22)の影響と思われる。 この若宮橋もその時の影響だろうか?


川田橋(宇都宮市川田町),2012年01月の様子(2012.01.04,11:13撮影)。

若宮橋近くの高麗川右岸(坂戸市厚川),14:00-14:01
1枚目:川岸へ降りて,川底の様子を撮影。 泥のようなものが多いが,泥から青々とした藻塊が顔を覗かせている。 2枚目:それらの藻塊を狙って採集(高麗川/若宮橋)
観察された生物: コアノキスチス(Choanocystis), サッカメーバ(Saccamoeba), ナベカムリ(Arcella sp.), グロミア(Gromia), リトノタス(Litonotus), ユープロテス(Euplotes), アンフィシエラ(Amphisiella), バラノネマ(Balanonema)?, ウロトリカ(Urotricha), ストロンビディウム(Strombidium), レンバディオン(Lembadion lucens), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), フロントニア(Frontonia acuminata), プルーロネマ(Pleuronema), ウロネマ(Uronema), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), タルケイソウ(Melosira)多数, 他の珪藻各種, イカダモ( Scenedesmus acuminatus), ミクロスポラ(Microspora), ゲミネルラ(Geminella), アオミドロ(Spirogyra), メリスモペディア(Merismopedia), ワムシ, ケンミジンコ,

ふたたび若宮橋を渡って元へ戻る(坂戸市厚川),14:02

高麗川左岸,橋の近くにあった案内板(坂戸市厚川),14:04
「占用目的,若宮橋(冠水橋,木橋)」とある。

Part VIII: 高麗川左岸(北大塚樋管〜北大塚用水樋管〜中里用水樋管)
2012.01.27, 14:04 - 14:22