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2010.08.28, Part VIII

弥陀ヶ原:北側の木道〜東端の池塘へ向う木道

出島付の池塘に隣接する池塘( 弥陀ヶ原,庄内町),09:55
1〜3枚目:パノラマ撮影。

出島付の池塘に隣接する池塘( 弥陀ヶ原,庄内町),09:56
ここでも 採集(弥陀ヶ原-5)。 位置的に近いせいだろうが,ここにも希少種である Groenbladia sp. と スティピトコッカス(Stipitococcus lauterbornei?) がいた。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia elegans), 大型カンパネルラ(Campanella), スティピトコッカス(Stipitococcus lauterbornei), イカダモ(Scenedesmus quadricauda), グロエオキスティス(Gloeocystis sp.), カメガシラモ(Tetmemorus laevis), イボマタモ( Euastrum pinnatum), ハタヒモ(Netrium digitus), Groenbladia sp.?多数, クロオコッカス(Chroococcus turgidus),

所々に笹&潅木が点在する地帯を通る( 弥陀ヶ原,庄内町,現在位置),09:57

1枚目:前回の様子(2009.8.26,09:41撮影)。 2枚目:前々回(2006.8.3,09:48撮影)の様子。

弥陀ヶ原の北側を通る木道を東へ( 弥陀ヶ原,庄内町),09:58
1〜3枚目:パノラマ撮影。右にやや大きな池塘が現れた。 ここは木道から遠すぎて採集不可。


前回の様子(2009.8.26,09:42撮影)。

前々回の様子(2006.8.3,09:49撮影)。

隣の小さな池塘( 弥陀ヶ原,庄内町),09:58-09:59
ここで 採集(弥陀ヶ原-6, T字路手前の池塘)
観察された生物: リピドデンドロン(Rhipidodendron)多数, ディフルギア( Difflugia elegans), アミカムリ(Nebela carinata?), ディアフォロドン(Diaphoropodon), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, イカダモ(Scenedesmus quadricauda), コエラストルム(Coelastrum sp.)?, ウネリマクラ(Docidium undulatum), ツヅミモ( Cosmarium globosum), イボマタモ( Euastrum pinnatumE. sinuosum), シアノサルキナ(Cyanosarcina sp. ?,砂粒付き), メリスモペディア(Merismopedia), ユレモ(Oscillatoria), ミジンコ,


前回の様子(2009.8.26,09:42-09:44撮影)。

左側には乾いた池塘が,採集せず( 弥陀ヶ原,庄内町),10:00

T字路をまずは左折,北東端にある池塘へ( 弥陀ヶ原,庄内町,現在位置),10:00

T字路を左折した後( 弥陀ヶ原,庄内町),10:01
1〜3枚目:パノラマ撮影。鳥海山はすでに雲に隠れてしまった。 前回(下段)はまだ見えていた。


            前回の様子(2009.8.26,09:45撮影)。

木道の右側,かなり離れた位置にある小さな池塘( 弥陀ヶ原,庄内町),10:01

ゆっくりと右にカーブし,最後は南向きとなる( 弥陀ヶ原,庄内町),10:02
2枚目:前回の様子(2009.8.26,09:45撮影)。 今回とほとんど同じ。

カーブの先に案内板がある( 弥陀ヶ原,庄内町),10:02

「氷河時代の植物」と題した案内板,これは前回と同じ( 弥陀ヶ原,庄内町),10:02

少し下りながら,さらに右へカーブ( 弥陀ヶ原,庄内町),10:03

かつての踏跡の手前で右に折れて南向きとなる( 弥陀ヶ原,庄内町),10:03

前回の様子(2009.8.26,09:47撮影)。

途中にあった乾きかけの池塘( 弥陀ヶ原,庄内町),10:04

南向きに変わると前方にいくつかの池塘が見えてくる( 弥陀ヶ原,庄内町),10:04

前回の様子(2009.8.26,09:47-09:49撮影)。

木道脇に池塘が密集している場所( 弥陀ヶ原,庄内町),10:04
採集しようか迷ったが,結局パスした。


前回の様子(2009.8.26,09:49 撮影)。

木道に接する池塘( 弥陀ヶ原,庄内町),10:05
ここで採集(弥陀ヶ原-7,湿原東端の池塘-1)
観察された生物: カリキモナス(Calycimonas physaloides), リピドデンドロン(Rhipidodendron), ディフルギア( Difflugia oblonga), アミカムリ(Nebela carinata), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), Chlorobotrys, スティゲオクロニウム(Stigeoclonium sp.), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. idiosporum), イボマタモ( Euastrum crassum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), カワモヅク(Batrachospermum), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), ミジンコ, ワムシ,

まもなく末端だがその一つ手前にある池塘( 弥陀ヶ原,庄内町),10:06
ここにはオゼコウホネNuphar pumilum var. ozeense)が生育している。 尾瀬とここにしかない植物だそうだが,月山では私が観察したかぎり,ここだけにしか育っていない(他にないとは断定できないが)。 かなり貴重な場所だ。

オゼコウホネが育つ池塘( 弥陀ヶ原,庄内町),10:06
1,2枚目:パノラマ撮影。 オゼコウホネNuphar pumilum var. ozeense
3枚目:脇に立つ「公園利用者の心得」の看板。 前にあったか印象になかったが,かなり古そうなので前からあったはずだが,,。 と思って下段の画像を見ると,前回はもう少し先に置かれていたのがわかった。位置が変わっていただけ。


前回の様子(2009.8.26,09:50撮影)。

前々回の様子(2006.8.3,09:59撮影)。
オゼコウホネ オゼコウホネ

Part IX: 弥陀ヶ原:東端の池塘〜東側の木道
2010.08.28, 10:06 - 10:21