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2010.08.10, Part VIII

野鳥の森湿原(南縁の遊歩道)

野鳥の森湿原(東成瀬村),11:40
池塘を過ぎると湿原の東端が迫る。ここで木道は右に折れ南向きとなる。

野鳥の森湿原,東縁の遊歩道を南へ(東成瀬村),11:41
木道脇で咲くミズギクInula ciliaris)。

野鳥の森湿原,ほどなく坂を上がり樹林帯の丘へ上がる(東成瀬村),11:41-11:42
ここから先は湿原の南にあるやや高台になった場所を歩く。
1〜3枚目:最初は木道が続いているが,やがて普通の山道に変わる。
追記(2012.07.23):1枚目では木道が直角に折れているが,その前方にもやや開けた場所があるように見える。 Google mapの航空写真で確認すると,この先にも踏跡が続いており,その先にいくつかの池塘があった。 かつてはそれらの池塘まで行き来していたようだ。 う〜〜む。

野鳥の森湿原,途中に休憩所があった(東成瀬村),11:42
ほどなく前方にベンチのある広場が現れた。 どうやらここが 栗駒『野鳥の森』地図で「No.8」としてある分岐のようだ。

野鳥の森湿原,南縁の遊歩道(東成瀬村),11:42-11:43
1〜4枚目:広場の中央に立って周囲をパノラマ撮影。
1枚目:こちらは野鳥の森の東へ向う遊歩道。上記の「地図」では「歩道3号線」と記されている。 2枚目:ベンチと熊出没注意の案内。 3枚目:これからこちらへ進む。 4枚目:ここにも「栗駒野鳥の森案内」があった。現在地も示してある。 この時は気づかなかったが,上段の画像でわかるように,この「栗駒野鳥の森案内」の裏に指導標識が立っていた。 上の画像を見ると,番号の記された金属板は剥がされているのがわかる。

野鳥の森湿原,ここは資料によれば標柱 No.8の地点のはずだが,,(東成瀬村),11:43
上述のように,裏に指導標識が立っているが,この時は気づかなかった。 おそらく No.8の他に No.6, No.7, No.9 の番号が記された金属板がついていたはず。

野鳥の森湿原,南縁の遊歩道を西へ(東成瀬村),11:44-11:45
1枚目:分岐を過ぎると木枠付きの階段を降りる。 2枚目:その先は木道。

野鳥の森湿原,いったん湿原へ降りるが,,(東成瀬村),11:45
1,2枚目:見晴らしのよい場所に出た。 このまま湿原に戻るのかと思いきや,,,。

野鳥の森湿原,望遠撮影(東成瀬村),11:46
右前方に池塘が見える。あそこはさきほど通った場所だ。

野鳥の森湿原,ふたたび樹林帯の中へ(東成瀬村),11:46-11:48
1枚目:ふたたび林の中へ入った。 2,3枚目:この辺でS字状にくねくねと曲ったような記憶がある。 4枚目:ふと足下を見ると動物の糞があった。 これはおそらく熊の糞だろう。 ここまで木道上に注意しつつ歩いてきたが,これが最初に発見した熊の糞。 かなり量が多い。

野鳥の森湿原,樹林帯を抜けると先にT字路が現れた(東成瀬村),11:48
熊の糞を見た後,すぐに木道が現れた。その先がT字路になっている。

野鳥の森湿原,どちらへ進めばよいか,しばし悩んだ(東成瀬村),11:49
栗駒『野鳥の森』地図では,指導標識が「No.9」のところで右へ進むと湿原に戻るように描いてある。 これはいい。しかし,栗駒『野鳥の森』地図では(およびガイドブック,他の資料でも), 左はこれまでと同じ山道として描いてあるのだが,ここでは両方とも木道になっている。 もしかすると,右は地図にない木道(たとえば湿原の途中にある展望所まで伸びているような)かも知れない。 そう思うとどちらへ進めばよいか判断がつかなくなってしまう。

野鳥の森湿原,倒れている標柱には No.8 とあるが,資料だとNo.9のはず(東成瀬村),11:50
なにより,ここが 栗駒『野鳥の森』地図にある「No.9」のポイントかどうかが確認できなければ地図と対照することができない。 と思って左を見ると,指導標識が倒れていた。そして,ここには「No.8」の文字が,,。 これでますます混乱してしまった。
詳しくは後述するが,この謎は帰宅して3日後になってやっと解けた。
この指導標識は,現在位置を示す番号(ここは「No.9」)と隣接する指導標識 (栗駒『野鳥の森』地図だと「No.9」に隣接するのは,No.10, No.8, No.6)の番号が貼付けられているらしい。 今見えている「No.8」は,現在地を示す訳ではなく東隣に「No.8」の指導標識があることを示しているようだ。 しかし,右側は無惨にも木材ごと抉り取られている。 これでは何があったかわからない。
後でも書くが,何故このようなわかりにくい指導標識を作ったのか,まったく理解できない。

野鳥の森湿原,とりあえず右に降りてみた,大きなクマの糞?(東成瀬村),11:50-11:51
1枚目:しかし,右へ行けば途中で行き止まりになっているかも知れないが,一応,湿原に戻ることになるので進んでみることにした。 もし,行き止まりならそれほど遠くまではいかないなずなので,またここへ戻ってくればよい。 2,3枚目:足下を見ると,木道の上に,これまで見た中で最大級の(おそらく)熊の糞があちこちにあった。 糞の量からしてかなり大きなツキノワグマだろう。ややビビる。遭遇したら大変だ。

野鳥の森湿原,両脇に湿原が広がった,これで良いのか不安を感じつつ進む(東成瀬村),11:51-11:52
1枚目:湿原に出た。 2枚目:草丈が高い。ススキのようだ。ということはこの辺はかなり乾燥しているのだろう。 湿原ではなく草原と云った方がよいのかも知れない。 3枚目:所々に盛り上がった場所があり,木々が生い茂っている。

野鳥の森湿原,とにかく先へ(東成瀬村),11:52
1〜3枚目:見晴らしのよいところでパノラマ撮影。 1枚目:ここが周回路の一部なら(正しいルートなら),左は野鳥の森湿原の南西端付近になる。 奥の方に窪地らしき場所がいくつか見える。おそらくそのうちのどれかは池塘だろう。 春先などに来れば池塘があるかどうか確認できるはずだ。

Part IX: 野鳥の森湿原(西端の展望所〜北西端の遊歩道)
2010.08.10, 11:53 - 12:04