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2009.09.18, Part VII

小田貫湿原は工事中

小田貫湿原へ,湿原入口にある駐車場に到着(富士宮市),13:52
1枚目:坂を上がりきったところに小田貫湿原駐車場がある。 前回(2006.4.29)は,ここまで自転車を押して上がり,自転車をここに停めておいて湿原を散策したのだが・・・。

駐車場の斜め向いに入口があるのだが・・・(富士宮市),13:52

小田貫湿原,駐車場の奥にある案内板(富士宮市),13:53

小田貫湿原,右が入口だが,,(富士宮市),13:53
2枚目:2006.4.29,14:25撮影。

小田貫湿原,やはり工事中だった(富士宮市),13:53
田貫湖キャンプ場の受付で聞いた話だと工事は11月頃までとのことだったが, この案内には「平成21年12月28日まで」とある。 ただし,12月28日までに工事が完了するとは書かれていない。 こういった場合,年(または年度)が変わると,新しく「平成22年12月28日まで」といった具合に, 新たな工事の契約期間として新しい看板が立ち,工事が継続する可能性もある。 これまで道路や橋の工事現場で同種の案内を何度も見た。
下段:ちなみに3年前はこんなだった。


2006.4.29,14:25-14:26撮影。

小田貫湿原,せっかくきたので湿原脇の道から工事の様子を眺めてみることにした(富士宮市),13:54
この辺はまだ湿原ではない。 奥はやや小高くなっていて頂上付近に四阿がある。

小田貫湿原,茂みを抜けるとその先が湿原(富士宮市),13:55

小田貫湿原(富士宮市),13:55
道端に咲くゲンノショウコGeranium nepalense subsp. thunbergii)。

小田貫湿原(富士宮市),13:55
これは開花前のミヤマセンキュウ?Conioselinum filicinum)。

小田貫湿原(富士宮市),13:56
1〜3枚目:パノラマ撮影。 湿原の中に真新しい木道がかすかに見えてきた。

小田貫湿原(富士宮市),13:56
1,2枚目:さらに近付いたところで再度,パノラマ撮影。 木道は,基本的には以前と同じ形状のようだ。桟橋状の木道。

小田貫湿原(富士宮市),13:56
上と同じ位置で望遠撮影。 草丈が伸びているので木道と草の間はさほど差がないように見えるが, (前回までの経験に基づくと)下の水面と木道との間は結構な距離があるはず。

小田貫湿原,前方(西北端)で工事をしていた(富士宮市),13:57
湿原の西端が近付くと工事関係の車や,作業をしている人の姿がチラチラと見えてきた。 7,8人が作業をしていた。

小田貫湿原,湿原の西北端へ(富士宮市),13:58
1枚目:工事現場が迫る。 2枚目:まもなく湿原の西の端。 道路を挟んで反対側に木道の資材や数台のトラックがあった。

小田貫湿原(富士宮市),13:59
1,2枚目:西北端側から湿原をパノラマ撮影。 1枚目:作業している場所から先の木道はおおよそ工事が終っているようにみえる。 どうやらこの西端付近の木道が完成すると,ひととおり工事が終るようだ。 2枚目:富士山の手前に鉄塔が見える。 後でわかるが,湿原の北側に沿って送電線が走っていた。

小田貫湿原の先へ(富士宮市),14:00
湿原を外から眺めるだけで戻ったのではつまらない。 せっかくなので周辺を散策してみることにした。 まずは,道をそのまま先に進んでみる。

小田貫湿原の先は?左の未舗装道の先は水路で遮られていた(富士宮市),14:01
左に入れる場所があるが,その先はさきほど歩いていた道の左側にある水路の延長部分が行く手を遮っていた。 その奥には畑と人家があった。

小田貫湿原の先(富士宮市),14:03
1枚目:さらに進むと,また左への分岐があった。今度は舗装された道路。さきほど見た住宅がある場所へ通じる道路のようだ。 角には「猪の頭 オートキャンプ場→」と書かれた看板が立っている。 その方向(右)に進むと・・・。 2枚目:看板の隣に立つ道標。 「長者ケ岳,田貫湖 1.6 Km」,「猪之頭 1.4 Km」とある。

小田貫湿原の先(富士宮市),14:03-14:04
キャンプ場へ向う道の途中,道路を沢?が横切っていた。 左奥の写真を撮り忘れたが,左はたしかに岩だらけの沢だった。 一見するとなんともおかしな作りだ。 通常は涸沢なので,あえて橋にする必要はなかったのかも知れない。 しかし,この時期にこれだけ水が流れているということは雨が降った時にはどうなるのだろう?

小田貫湿原の先,路面に育つ藻塊を採集(富士宮市),14:05-14:07
1,2枚目:上で通常は涸沢かも,と書いたが,それにしては水に浸かった路面には糸状藻類(おそらく シオグサ(Cladophora) が繁茂していた。これだけ育っているということは,常時ここには水が流れているはず。 なんとも不思議。 3枚目:確認のため藻塊を採集(キャンプ場手前の道路上)。 たしかに,シオグサ(Cladophora)に アオミドロ(Spirogyra)が 混じった藻塊だった。
観察された生物: 小型珪藻少々, シオグサ(Cladophora), アオミドロ(Spirogyra),

小田貫湿原の先,キャンプ場の建物が見え隠れしたところでUターン(富士宮市),14:07
水に浸かった道の先は登り坂で,木々の間からキャンプ場の建物が見え隠れしていた。 これ以上,先に進んでも仕方がないのでここで戻ることにした。

Part VIII: 小田貫湿原〜田貫湖
2009.09.18, 14:11 - 14:28