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2008.08.03, Part VI

アヤメ平西端〜富士見田代

アヤメ平(片品村),11:50
1,2枚目:休憩所向いの湿原回復作業中の場所。 3枚目:休憩所には大勢の人がいたが,失礼して道標だけを撮らせてもらう。 「鳩待峠←5.3 K, 富士見峠→ 1.0 K,アヤメ平 標高一九六九米」とある。 さきほどの中原山山頂からちょうど 1 km離れているらしい。 中原山山頂の道標では「標高一九六八米」となっていたので,標高はこちらの方が上? しかし,地形図を見ると標高はほとんど変わらない。国土地理院の地図だと中原山山頂は標高1968.8mでほぼ同じ。

アヤメ平(片品村),11:50
休憩所を過ぎると前方に湿原東端の潅木地帯が見えてくる。

アヤメ平を出る(片品村),11:51
その潅木地帯に入ると・・・。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),11:52
1〜3枚目:すぐに右側が急な斜面になる。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),11:53
1〜4枚目:木道の途中で進行方向〜後方をパノラマ撮影。 下段は今回よりやや進んだ位置から撮影した昨年秋の画像。


2007.10.06, 11:51-11:52 撮影

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),11:53-11:54
も一度撮影。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),11:56
1枚目:前方に富士見小屋が見えてきた。 2枚目:富士見下方面から富士見峠へ上がってくる林道(注)。

注:この林道の途中には田代原という湿原があるらしい。 そのため,今回,復路はあの林道を下って戸倉まで歩こうかとも考えたが,日帰りの日程では時間的にぎりぎりなのと, 富士見下からはアスファルトの舗装道を歩くことになるので,今日の炎天下だと体力的にも限界を越えてしまいそうなので断念した。 しかし,後になって戸倉と富士見下の間を行き来するバス路線(季節限定)もあることを知った。 次回はあの林道を歩いてみたい。

途中にある無名湿原(片品村),11:56
ここはやや傾斜した小さな湿原なので,池塘はない。よって採集不可。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),11:59
樹林帯の中を下っていく。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),12:00
前方に「尾瀬ヶ原」への分岐が見える。あそこを左折して北へ進むと尾根沿いを下って竜宮十字路へ出る模様。

尾瀬ケ原への分岐を通過(片品村),12:00
その分岐に近付くと,前方に富士見田代唯一の大きな池塘が左側に見えてくる。

ここでいったん左折(片品村),12:01
分岐の先にある左側の木道へ入る。

富士見田代の池塘(片品村),12:01
1枚目:左折してすぐに前方をパノラマ撮影。

富士見田代の池塘(片品村),12:01
中へ入り,燧ヶ岳をバックに池塘をパノラマ撮影。

富士見田代の池塘(片品村),12:02
前回とほぼ同じ場所で採集(富士見田代)。 ちなみに下段が昨年の様子。採集時刻もほぼ同じ。しかし,今回観察できた原生生物は28種で, 前回(52種)に比べると約半分。このくらいのばらつきは当然かも知れないが・・・。減った理由は不明。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), リピドデンドロン(Rhipidodendron), 太陽虫の一種, 共生藻を持つ無殻アメーバ, ナベカムリ(Arcella), フセツボカムリ(Centropyxis), ディフルギア( D. bacillariarum), アミカムリ(Nebela marginata), ヒアロスフェニア( Hyalosphenia papilioHyalosphenia sp.?), ディプロフリス(Diplophrys sp.), オフリディウム(Ophrydium), プラチコラ(Platycola truncata), ツリガネムシ2種(Vorticella)?, 小型繊毛虫数種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), アルスロデスムス( Arthrodesmus extensus), ミカヅキモ(C. pronum), ツヅミモ( Cosmarium cucurbitaC. quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum sp.), ネジモ(Spirotaenia condensata), フタボシモ(Cylindrocystis), シネココッカス(Synechococcus), メリスモペディア(Merismopedia), Hapalosiphon, ワムシ, ケンミジンコ, イタチムシ,


2007.10.06, 12:01-12:03 撮影

富士見田代の池塘(片品村),12:03-12:04
1〜3枚目:再度,燧ヶ岳をバックに池塘をパノラマ撮影。今度はしゃがんでカメラの位置を低くして撮影した。 が,それが災いして2,3枚目が右上がりに傾いてしまった。 撮影途中で他の人が数名池塘に近付いてきた。 同じ場所をいつまでも一人占めする訳にもいかないので,撮影した画像を確認せずに,この場を離れてしまった。

富士見田代の池塘(片品村),12:04
1,2枚目:ニッコウキスゲHemerocallis middendorffii var. esculenta)。 よく見たらピンぼけだった。

Part VII: 富士見田代〜富士見峠(富士見小屋)
2008.08.03, 12:04 - 12:26