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2007.11.04, Part III

牛留池〜一の瀬・あざみ池分岐

牛留池を周回する遊歩道(松本市),11:52
展望所を出るとすぐに周回路から右へ分岐するルートが現れた。 この後,右へ入り「あざみ池」へ向う予定だが,,, その前に左にある池端へ。

一の瀬園地への分岐(松本市),11:52
左折する前に「一の瀬園地・あざみ池」方向を撮影。

牛留池の岸辺へ(松本市),11:52-11:53
1枚目:左折して池端へ向う。ここが牛留池で唯一池端へ近付ける場所。前回も前々回もここで採集した。 2枚目:池の手前はいつもぬかるんでいる。 3枚目:池が見えてきた。 4枚目:乗鞍岳も見える。背景を白い雲が覆ってしまった。

牛留池の岸辺(松本市),11:53-11:57
1枚目:池端でしゃがんで採集の準備。前方に池の上に出ているのはミツガシワMenyanthes trifoliata)。 これらは初夏になると芽吹いて美しい白花を咲かせる。 2枚目:とりあえずこれまでと同じ場所で 採集(牛留池)。 3枚目:今回は左右(2本)の水垢と,池の水底のヘドロ(1本)を採集してみた。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), カラエリヒゲムシ(Salpingoeca), ミドリムシ(Euglena viridisE. mutabilis), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), カリキモナス(Calycimonas physaloides), 小型鞭毛虫数種, マヨレラ(Mayorella), フセツボカムリ(Centropyxis aculeata), ディフルギア( Difflugia bacillariarumDifflugia sp.), フロントニア(Frontonia acuminata), スファエロフリア(Sphaerophrya sp.), シュードコニレンバス(Pseudocohnilembus), 共生藻を持つスキフィディア(Scyphidia,ないしは類似種), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, オクロモナス(Ochromonas sp.,表層にvacuolesが多数), ChrysostephanosphaeraChlorobotrys, 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum tetras), イカダモ( Scenedesmus acuminatusScenedesmus sp.), Monoraphidium, コエノクロリス(Coenochloris), エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella ellipsoidea), ミクロスポラ(Microspora), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ヒザオリ2種(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. pronumC. intermediumC. rostratum), アルスロデスムス( Arthrodesmus incus), ツヅミモ( Cosmarium contractumCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum brachiatumS. iotanumS. longispinumS. simonyi?), Sphaerozosma, イボマタモ( Euastrum humerosumE. validumか類似種), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ(Netrium digitus), カワモヅク(Batrachospermum), ウシケノリ(Bangia)に似た藻類, アオコ(Microcystis), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), Gloeothece linearis, メリスモペディア(Merismopedia), Hapalosiphon, ユレモ(Oscillatoria), Achromatium多数, ミジンコ, ワムシ, イタチムシ,

一の瀬園地への分岐から「あざみ池」へ(松本市),11:58-11:59
1枚目:さきほどの分岐へ戻り,「あざみ池」へ。 2,3枚目:最初は木道があり,その後はほぼ平坦な道となる。 4枚目:倒木の下をくぐる。

あざみ池へ(松本市),12:01-12:03
1,2枚目:しばらくするとゆるやかな坂道を上る。 3,4枚目:上り切ると,そこはT字路で右が「一の瀬園地・あざみ池」方面。 ちなみに左へ行くと坂を降りて牛留池の東側を通って国民休暇村へ戻る。

あざみ池へ(松本市),12:03-12:04
1枚目:この後は「あざみ池」へ向ってひたすら坂を下る。 最初はやや急な坂だが,途中ゆるやかな場所があり,最後にまた急な坂となる尾根コース。 2枚目:足下はミズナラQuercus crispula) (またはコナラQuercus serrata)?)の落ち葉で覆われていた。 このような状態がこの後も至る所でみられた。 3枚目:傾斜がやや急なところには階段があるが,落ち葉に埋もれていてよくわからない。

あざみ池へ(松本市),12:05-12:08
最初はやや急な傾斜の道が続く。ここは尾根筋のようだ。

あざみ池へ(松本市),12:08
1,2枚目:ここで右に折れる。この後は徐々に傾斜がゆるやかになっていく。

あざみ池へ(松本市),12:09
傾斜が緩くなるとササ薮が現れた。

あざみ池へ(松本市),12:10-12:12
ついで木道と木製の橋が何度も現れる。ただし,橋の下に水の流れはない。 雪解け時には流れが現れるのだろう。

あざみ池へ(松本市),12:12-12:13

あざみ池へ(松本市),12:14-12:17
1枚目:ここからまた傾斜がやや急になる。 2枚目:そのためかこの橋は傾斜している。雨後は滑るだろう。やや危険。

Part IV: 一の瀬・あざみ池分岐〜あざみ池
2007.11.04, 12:17 - 12:30