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2007.05.21, Part I

大宮駅〜下今市駅〜会津田島駅〜駒止湿原入口

下今市駅から野岩鉄道に乗り換え(日光市今市),07:55-09:05
今日は午前5時前に起床。午前6時45分頃に自宅を出て,武蔵野線→埼京線で大宮駅に移動。 1枚目:大宮駅からは「特急スペーシア日光1号」で下今市駅(2,3枚目)まで行き,そこから, 4枚目:東武鬼怒川線(線路は東武線〜野岩鉄道〜会津鉄道)で会津田島駅へ向った(09:11発-10:40着,注)。

注:下今市駅には6両編成の列車が到着したが,前2両は切り離されて東武日光線へ入った。 後4両が鬼怒川温泉方面へ向ったが,これも途中の新藤原駅で後2両が切り離され前2両のみが野岩鉄道〜会津鉄道会津線を経由して会津田島駅まで向った。
野岩鉄道(やがんてつどう,路線名 会津鬼怒川線)の線路は新藤原駅から会津高原尾瀬口駅までだが, その前後で東武鉄道鬼怒川線,会津鉄道会津線と繋がっている。

車内で購入した切符(日光市藤原),09:51-09:54
新藤原駅を出ると車掌が車内改札を始めた。今回は下今市駅から先の切符は購入していなかった(注)ので,下今市駅から会津田島駅までの切符を購入。

注:JR市ヶ谷駅の乗車券自動販売機で往路の切符を購入したが,下今市駅から先は東武鬼怒川線となっていたので, JRの自販機では下今市駅までの乗車券しか変えないと思い込んでしまったため。 もしかしたら会津田島駅まで購入できたのかも知れない(未確認)。

湯西川温泉駅後の五十里湖(日光市藤原),09:59
会津鬼怒川線(野岩鉄道)に入るとトンネルと鉄橋の連続となる。 新藤原駅から4つ後にある湯西川温泉駅(葛老山トンネル内)を出ると五十里湖にかかる鉄橋を渡る。

上三依塩原温泉口駅(日光市上三依),10:09-10:12
1枚目:駅前の景色(東側)。 この駅の南東側では,栃木県の塩原温泉を経由してくる国道400号(会津東街道)が県境の山を通り抜けて, 野岩鉄道に沿って走る国道121号(会津西街道)に合流している。 前回(2004.8.22)は,帰省した際,実家の車に乗せてもらい,このルート(国道400号→国道121号→国道289号)を辿って駒止湿原を訪れた。

山王トンネルを通って福島県へ(栃木県日光市→福島県南会津町),10:15-10:34
1枚目:トンネルに入る直前で撮影。この後,約3分でトンネル(およそ 4 km)を通過した。 よって時速80 km?程でトンネル内を走行したと思われる。 2枚目:トンネルを出た後の景色。トンネルの先は福島県。

会津田島駅に到着(南会津町田島=旧田島町田島),10:41-10:46
1枚目:定刻(10:40)通り駅に到着。 2枚目:駅前の様子を撮影。この後,前方右のタクシーに乗車した。 3枚目:今回は復路の切符も購入していなかったので,湿原へ向かう前に駅の窓口で購入した。 その切符(乗車券と指定券)を撮影。 これらを手渡された時,最初はどれが乗車券かわからなかった。 画面左がその乗車券だが,あまりにシンプルすぎて最初はレシートと勘違いしてしまったほど。 レシートとしても単純すぎるし,風が吹いたら簡単に飛ばされそうで心配だった。

タクシーで駒止湿原へ(南会津町田島→福米沢→針生),10:49-11:58
1枚目:駅を出て国道289号を西へ向かう途中で阿賀川に架かる橋(永田橋)を渡る。 前回来た時は,橋を渡った後,橋の袂にある「びわのかげ公園」で休憩した。その際,公園の東側を流れる阿賀川の岸辺で採集した。 今回は時間がないので,ここでの採集・写真撮影は断念。 2枚目:このような景色の中を約20分ほど走った。 3枚目:遠くの山上にはまだ白いものが残っていた。 タクシーの運転手の話(注)では今日はかなり暑いが,昨日は雨も降ってかなり肌寒い一日だったとか。

注:運転手によると,以前はタクシーを利用して駒止湿原を訪れる人がいたが,最近はめっきり減ったとのこと。 皆マイカー(や貸切バス)で訪れるらしい。 タクシーの利用者が減ったということは,路線バスの利用者も同時に減ったはずで,実際, この後,復路で乗車したバスには乗客は私を含めて2名で,会津田島駅まで乗車したのは私一人だった。 バス路線が廃止されないか心配。

タクシーで駒止湿原へ(南会津町針生),11:01
289号沿いにある針生地区から駒止峠を越える舗装された林道へ入るが, そこをしばらく行った先に会津バスのバス停がある。 復路ではここからバスに乗車する予定(14:19)なのでタクシーを停めてもらい時刻を確認。事前に調べた通り。

駒止湿原前の駐車場(南会津町針生),11:11
バス停から約10分後に駒止湿原駐車場に到着(注)。 駅からここまでのタクシー料金は4760円。22〜23分ほど乗車したので,この程度はかかるのは仕方がない。 1枚目:駐車場の隅にあるトイレ。このトイレの左下側にも別の駐車場がある。全部で40〜50台は停まれそうな広さがある。 2枚目:トイレの斜向かいにある案内板。この脇に入口がある。 3枚目:トイレ側から案内板を撮影しようとしたが,駐車してある車が邪魔でうまく撮影できなかった。

注:復路は同じルートを徒歩で約1時間20分かけて戻った。 距離は 4 km余の下り坂だが,途中で何度も写真撮影をしたため,若干時間が余計にかかった。

駒止湿原へ(南会津町針生),11:11-11:15
駐車場にはかなりの台数があったが,マイクロバスも停まっていた。 運悪くそのバスに乗車してきた団体が湿原へ向かう場面に遭遇してしまった。 この後,木道へ入る前に団体を追い越してなんとか人の少ない場所まで大急ぎで歩いた。 湿原の木道は1本しかないので,採集や写真撮影をするには前後に人がいない所でしかできないためだ。

駒止湿原へ(南会津町針生),11:15
階段を上がるとしばらくはこのような笹薮と低潅木の地帯が続くが・・・。
2,3枚目:ムシカリViburnum furcatum)?

駒止湿原 大谷地(南会津町針生→昭和村),11:17
ほどなく林を抜けると,前方に湿原が広がる。

駒止湿原 大谷地(昭和村),11:18
3枚目:木道に入ってすぐのところで 採集(駒止湿原-1)。 後ろから来る人を気にしながらなので,落ち着いて写真撮影をする余裕がない。 ここにいた原生生物はごくわずか。
観察された生物: ツリガネムシ(Vorticella) 珪藻少々, ソコミジンコ,

駒止湿原 大谷地(昭和村),11:19
1〜3枚目:木道脇に咲いていたタテヤマリンドウGentiana thunbergii var. minor)と, 4枚目:ミズバショウLysichitum camtschatcense

Part II: 駒止湿原 大谷地
2007.05.21, 11:19 - 11:33