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2006.09.24, Part XIII

葦毛湿原(2)

葦毛湿原:入口右の木道を進む,16:15-16:16
3枚目:木道を西へ進むとやがて湿原を南北に走る木道とぶつかる。 前回(2006.4.29)はここで左折(南進)して湿原を左回りに移動した。 今回もそのつもりだが,時間にやや余裕があるので,ひとまず右折してみる。

葦毛湿原:T字路から北(右)へ進むと未舗装の遊歩道へ出る,16:16-16:19
2枚目:途中,木道の隙間にある水たまりで 採集(葦毛湿原-1)。 アミカムリやアワセオオギがいるのが湿原らしい。 3枚目:木道の末端。前方を岩崎自然歩道が横切る。ここで右折(東進)すると湿原入口の広場へ戻るが, まだ戻る訳にはいかないので,Uターンして木道を南へ進む。
観察された生物: ディフルギア( D. bacillariarumD. oblonga), アミカムリ(Nebela lageniformis), トリネマ(Trinema), 小型繊毛虫数種, ハネケイソウ(Pinnularia), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( C. kuetzingii), アワセオオギ(Micrasterias sp.),

葦毛湿原,16:20
途中に咲いていた サワヒヨドリEupatorium lindleyanum

サワヒヨドリ Eupatorium lindleyanum サワヒヨドリ Eupatorium lindleyanum サワヒヨドリ Eupatorium lindleyanum

葦毛湿原,16:20-16:21
シラタマホシクサEriocaulon nudicuspe

シラタマホシクサ Eriocaulon nudicuspe シラタマホシクサ Eriocaulon nudicuspe シラタマホシクサ Eriocaulon nudicuspe シラタマホシクサ Eriocaulon nudicuspe シラタマホシクサ Eriocaulon nudicuspe

葦毛湿原,16:22-16:23
1枚目:木道脇の干上がりつつあった場所で 2枚目:採集(葦毛湿原-2)。 ここはほどほどの数がいた。カメガシラモ,ツヅミモ,イボマタモ,アワセオオギ,ハタヒモなどの緑藻類が多くいるのが湿原らしいところ。 3枚目:ここにもあの蜘蛛が,,,。
観察された生物: ディフルギア( D. bacillariarumDifflugia sp.), バンピレラ(Vampyrella), ウロトリカ(Urotricha), Diploneis sp.多数, クチビルケイソウ(Cymbella), 他の珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ホシミドロ(Zygnema), カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ツヅミモ3〜4種以上( Cosmarium sp., イボマタモ(Euastrum sp.), アワセオオギ(Micrasterias denticulata), ハタヒモ(Netrium digitus), ユレモ(Oscillatoria), センチュウ,

葦毛湿原,16:24-16:26
1枚目:湿原の南側にある東西方向の木道。前回はここを通って湿原入口へ戻った。 2枚目:ここを左折するとその東西方向の木道へ入るが,その前に,現在歩いている南北方向の木道を端まで歩いてみることにする。 その前にこの分岐で採集(葦毛湿原-3)
観察された生物: 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), 共生藻を持つプラチオフリア(Platyophrya similis), 珪藻各種, ヒザオリ2種(Mougeotia), ホシミドロ(Zygnema), コウガイチリモ(P. minutum), カメガシラモ(Tetmemorus brebissoniiT. laevis), ツヅミモ( Cosmarium sp.), イボマタモ( E. gnathophorum), アワセオオギ(Micrasterias denticulataM. truncata), フタボシモ(Cylindrocystis),

葦毛湿原,16:26-16:28
1枚目:ここから南に進むと「NHK中継所へ至る」。 2,3枚目:かなり草茫茫で周囲を林に囲まれた木道を進む。全体にゆるい登り坂。 4枚目:やがて木道はうす暗い林の中へ入る。 5,6枚目:すると間もなく木道は終わり,そこから先は普通の山道(自然歩道?)となる。 ここから先へ行っても採集ポイントはなさそうだし,なによりそろそろ日没も近いので,ここから引き返す。

葦毛湿原,16:28-16:30
1,3枚目:今度はやや下り坂の木道。 2枚目:途中にあった水たまりで採集(葦毛湿原-4)。 傾斜している場所のためか,原生生物は何も見つからない。おそらく水が多い時には水が流れるのだろう。
観察された生物:原生生物は何も観察されない。

葦毛湿原,16:30-16:32
1枚目:さきほど通り過ぎた東西方向の木道への分岐。ここで右折(東進)する。 2枚目:右折した後の様子。手前は山の影になってやや暗い。 3枚目:分岐の近くで採集(葦毛湿原-5)
観察された生物: 小型鞭毛虫各種, ペラネマ(Peranema), ディフルギア( D. bacillariarum), アミカムリ2種(Nebela), ディセマトストマ(Disematostoma minor), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), オクロモナス(Ochromonas), 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( C. kuetzingii), ツヅミモ( Cosmarium depressum), ユレモ(Oscillatoria),

葦毛湿原,16:32
ホザキノミミカキグサUtricularia racemosa)?

ホザキノミミカキグサ Utricularia racemosa ホザキノミミカキグサ Utricularia racemosa ホザキノミミカキグサ Utricularia racemosa

Part XIV: 葦毛湿原(3)
2006.09.24, 16:33 - 16:50