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2006.09.24, Part XI

敦賀駅〜米原駅(途中下車)

敦賀駅前の広場,11:58-12:04
駅の東側には土産物屋や食堂が並ぶ。 3枚目:前回(2004.9.11)は前方にある「お食事処 今井」で昼食を食べた。 今回も,この後,駅で切符を買い替えた後,同じ場所で同じ食事(かつ定食)を食べた。 4枚目:駅舎側から同じ場所を撮影。

敦賀駅前 敦賀駅前 敦賀駅前 敦賀駅前

当初の予定では,13:47発のJR特急しらさぎ8号に乗車して米原経由で豊橋へ向かうことにしていた。 しかし,中池見湿地へ立ち寄ることができなかったので,多少時間が余ってしまった。 そのため,当初は予定していなかった米原で途中下車して採集をしようと考えた(米原でも過去に採集したことがある)。 そこで,駅で切符を早い列車に買い替えられないか尋ねたところ,12:46発のしらさぎ58号が,禁煙車は満席だが, 喫煙車なら座席が空いているとのことだったので取り替えてもらった。
その時点で,12:46までにはまだ30分以上時間があったので,さきほどの「お食事処 今井」で昼食をとることにした。

敦賀駅構内へ,12:24-12:25
1枚目:昼食を終えて駅構内へ。少々早いがホームへ向かう。

米原行きの特急しらさぎ58号へ乗車,12:27-12:48
                        特急しらさぎ58号

米原へ(しらさぎ58号の車窓からの眺め),12:48-13:10

米原駅に到着,13:21-13:35

駅南東にある水辺へ(米原市),13:42-13:47
今回は,ここ(米原)に立ち寄る予定でなかったため地図がない。そこで,駅前にあるスーパー「平和堂」で地図を購入した。 乗継ぎの列車は,14:29発のひかり374号。 駅に着いた時点では約1時間の待ち時間があったが,地図を購入したり,ルートの検討等をしている間に時間がたち, 残り時間は40分余になってしまった。 そのため,前回訪れた琵琶湖湖岸まで行くのは,往路タクシーを使えば行けなくもなかったが時間的にはギリギリになる恐れがあったので断念した。 そこで,駅の西側にある小さな水辺(名称不明)へ歩いていくことにした。 ここは前回も訪ねた場所。
1,2枚目:「平和堂」の先を左折。 3,4枚目:前方に橋が見えてくる。この手前左に親水公園風の場所がある。

駅南東にある水辺(米原市梅ケ原栄),13:47
古い地図では,この奥(南)が沼地として描かれている。しかし,現在は埋め立てられて消滅している。 この親水公園風の場所はその名残りのようなものなのかも知れない。
橋の手前で左前右を撮影。 1枚目:橋の左側。こちらへ進む。2枚目:道路の前方。水路に架かる橋がある。3枚目:橋の右側。この先に琵琶湖がある。

駅南東にある水辺(米原市梅ケ原栄),13:48-13:49
1枚目:左折した先にある橋(右にある川に流れ込む大小2本の水路に架かる橋)を渡る。 2枚目:橋の右手を撮影。藻類等がかなり繁殖している。相当富栄養化しているようだ。 3枚目:橋を渡った後,左が水田,右には雑草が。

駅南東にある水辺(米原市梅ケ原栄),13:50-13:51
水田に沿って進むと,川に架かる橋がある。2枚目:とりあえずその橋へ進み, 3枚目:橋の中央付近からこれまで来た方向を撮影。

駅南東にある水辺(米原市梅ケ原栄),13:51-13:55
1枚目:橋は渡らずに引き返して,道の先(橋の東)にある用水路?へ近付く。 ドロリとした感じで,たくさんの藻類が繁殖していた。色が黄色味がかっているので,おそらく珪藻のはず。 2,3枚目:と,これらを採集しようとしたところ,ズボンにたくさんの アレチヌスビトハギDesmodium paniculatum)の種子がついていることに気づく。 どうやら途中の雑草の茂みに足を擦ったのが原因らしい。 4,5枚目:何はともあれ,ここで採集(米原-1)。 大量に繁茂している薄茶色の藻類はほとんどがタルケイソウの仲間(ないしはそれに近い種類)。 後はアオミドロがいる程度で,原生生物相としては非常に貧弱。
観察された生物: タルケイソウ(Melosira), アオミドロ(Spirogyra),

駅南東にある水辺(米原市梅ケ原栄),13:56
元来た道を引き返す。

駅南東にある水辺(米原市梅ケ原栄),13:57-13:58
途中にある雑草の茂み。 これがさきほどズボンに実がついたアレチヌスビトハギDesmodium paniculatum)。 まだ花も咲いていた。

アレチヌスビトハギ アレチヌスビトハギ アレチヌスビトハギ
アレチヌスビトハギ アレチヌスビトハギ アレチヌスビトハギ

駅南東にある水辺(米原市梅ケ原栄),13:59-14:01
戻る途中,左を流れる?川に注ぐ2本の水路のうち,道路に近い方の幅広い水路でたくさんの緑藻らしきものが繁殖していたので, これも採集(米原-2)。 ここは多少はいる程度。種類は少ない。緑色の糸状藻類が繁茂していたが,これらはすべてアオミドロ。
観察された生物: 小型鞭毛虫各種, ミドリムシ(Euglena sp.), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), コレプス(Coleps), スチロニキア(Stylonychia), 他の棘毛類繊毛虫, アオミドロ(Spirogyra),

米原駅へ戻る,14:02-14:09
敦賀で大分歩いたので,その疲れが出て痛みだした左膝をかばいつつ米原駅へ戻る。

Part XII: 米原駅〜豊橋駅〜葦毛湿原(1)
2006.09.24, 14:19 - 16:15