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2006.06.25, Part IV

戦場ヶ原(2):湯元・赤沼分岐〜泉門池〜小田代ヶ原・赤沼分岐

戦場ヶ原,12:17-12:18
1,2枚目:湯元・赤沼分岐を左折すると,すぐにこのような急な下り階段となる(注)。 3枚目:「三沢台」。この階段の名前? 4枚目:階段を降りるとしばらく林の中を歩く。

注:前回(2003.9.5)ここで道を間違ったのは,この階段と周辺の風景(木道は深い森の中へ入っていくように見える)が, 勝手に想像していた戦場ヶ原への分岐点のイメージ(左折すればすぐに広々とした湿原が見えてくるはず)からかけ離れていたためだった。 何故,周囲の案内板を確認しなかったのかよくわからない。 全体に薄暗く道標に気づきにくかったのかも知れない。あるいは道標それ自体が現在と違っていてわかりにくかったのかも。 3年前なので今となってはなんとも・・・。

戦場ヶ原 小田代橋を渡る,12:18-12:19
1枚目:ほどなく木道は湯川に架かる小田代橋へと続く。 7枚目:ここだったかどうかは記憶がはっきりしないが,前回はこの湯川の岸辺でも1,2ケ所で採集した。 今回は岸辺でも結構な水の流れがあるので採集はしなかった。



戦場ヶ原,12:20-12:21
1枚目:湯川を渡った後も,しばらくは林の中を歩く。2枚目:虫が・・・(注)。 3枚目:ほどなく前方に開けた場所が見えてきた。

注:この後,採集を終えて赤沼茶屋前のバス停に並んだ時,後ろにいた人が「肩に虫がついている」と言って,手で払い除けてくれた。 歩いている間にこのような虫が着いてしまったようだ。

戦場ヶ原 泉門池(いずみやどいけ),12:22-12:23
1,2枚目:木道の先に大勢の人がいる。どうやら休憩がてら昼食をとっているようだ。 3,4枚目:ここが泉門池。藻類が大量に繁茂しているのは前回(2003.9.3)と同じ。前回もここで採集をしたが, ここは池といっても左側からかなりの量の水が流れ込んでいるので,見かけほど原生生物の種類は多くない。

戦場ヶ原 泉門池,12:23-12:27
1枚目:池端まで降りられるよう階段(と木道)が敷設してある。 2枚目:藻類だけは大量に繁殖しているのだが,・・・。 3枚目:ここで採集(戦場ヶ原 No. 2-1)。 以下のように,ここの淡い緑色の糸状藻類は,トリボネマだった。 4,5枚目:左側に少し藻類の色が異なる場所があったので, ここでも採集(戦場ヶ原 No. 2-2)。 このやや深い緑色はアオミドロだった。 6枚目:採集を終えて,池を離れる前に全体の様子を撮影。
観察された生物: トリボネマ(Tribonema)多数, タルケイソウ(Melosira), 他の珪藻各種, アオミドロ(Spirogyra), ケンミジンコ,


                泉門池

戦場ヶ原,12:27-12:28
1枚目:泉門池の先も,林の中の道が続く。 2枚目:「日光自然ふれあいの道(渓流の鳥ウォッチングコース):夏でもいるマガモ」の案内板。

戦場ヶ原 小田代ヶ原・赤沼分岐,12:29
1枚目:ここで右折すると小田代ヶ原(注)という別の湿原(?)へ向う。 小田代ヶ原は,ガイドブック等で調べるかぎり,採集場所としては不適なので前回は訪れなかった。 今回も当初は訪れるつもりはなかった。しかし,この後,戦場ヶ原での採集が予定より早めに終わったため, 急遽,赤沼側から小田代ヶ原へも立ち寄ることにした。

注:ここでは「小田代ヶ原」=「おだしろがはら」となっている。他の案内板もだいたいこれで統一されているが, 手持ちのガイドブックには「小田代原」=「おたしろはら」と書いてある。 一部の案内板にも「小田代原」となっていて「ヶ」が抜けているものがあった。どちらが正式名称なのだろう。 両方とも通用しているのだろうか。
後で出てくるが,当の小田代ヶ原には「小田代湿原」というタイトルの案内板もある。

Part V: 戦場ヶ原(3):小田代ヶ原・赤沼分岐〜青木橋
2006.06.25, 12:29 - 12:54