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2006.06.08, Part III

観光センター前バス停〜一の瀬園地

観光センター前バス停へ到着(松本市安曇地区),12:20
1枚目:赤い郵便ポストの隣にバス停がある。 2枚目:バスが降りてきた道。前方に,これから訪ねる「エコー乗鞍」が見える。 3枚目:同じ方向で乗鞍岳を撮影。まだかなり雪がある。

観光センター前バス停

エコー乗鞍へ(松本市安曇地区),12:20-12:21
ガイドブック等によると,ここはお土産店だが,レンタサイクルも扱っているという。 そこで,ここから一の瀬園地までは結構距離があるので,自転車を借りようとした。 しかし,店へ入って尋ねると,今日は中学生の団体が来ていて,自転車はすべて貸出されているとのこと。 「貸出し時間が1時までなので,1時になれば戻ってくる」と言われたが,後40分もここで待つ訳にもいかず, 結局,歩くことにした。
写真には,店の前に自転車に乗った中学生が数名写っている(注)。 この後,一の瀬園地へ向う途中でも,園地から戻って来る何人もの自転車に乗った中学生の一団とすれ違った。

注:もう乗るつもりがないのであれば,早めに交替してもらおうかとも思ったが,交渉している間にも時間をロスしてしまうので止めた。
エコー乗鞍 エコー乗鞍

反対側にあるトイレへ行く途中の道端に咲いていたシバザクラPhlox subulata)(松本市安曇地区),12:23

乗鞍観光センター周辺(松本市安曇地区),12:24-12:26
1枚目:手前は無料駐車場。前方左が公衆トイレ。右にある建物が乗鞍観光センター。 駐車場側にはレストランなどが見える。道路側に乗鞍高原観光案内所がある。 2枚目:乗鞍山頂・畳平行きシャトルバス案内所。レストランの右隣にある。 乗鞍エコーラインは,三本滝(観光センターのかなり先)から乗鞍山頂・畳平の間が一般車の乗入禁止になっている。 そのため,乗鞍山頂・畳平へ向うには7月1日から運行するシャトルバスを利用する必要がある。 今は運行していないので,このように閉まっている(注)。 3枚目:道路(乗鞍エコーライン)沿いの乗鞍高原観光案内所。画面の左にバス停がある。 乗鞍観光センターの隣で乗鞍エコーラインと上高地乗鞍スーパー林道が交差している。

注:畳平は標高 2600 mほどだが,近くに池がある。湿地状の場所もあるはずなので,いずれは採集に訪れたいと考えている。
ちなみに乗鞍観光センター〜一の瀬園地周辺の標高は約 1500 m。シャトルバスは約50分で標高差1100 mを上下する。

一の瀬園地へ(松本市安曇地区),12:29
上高地乗鞍スーパー林道へ入り,一の瀬園地へ向う。

一の瀬園地へ 道路脇に咲いていた花(松本市安曇地区),12:32
???

一の瀬園地へ(松本市安曇地区),12:32-12:34
1枚目:林道に沿って園地までのサイクリングコースがある。最初はここを歩いた。 2,3枚目:途中の渓流に架かる乗鞍橋(?)を渡る。 4枚目:「一の瀬牧場」まであと 1 kmの案内板。一の瀬牧場は園地の先(南)にある。 ということは園地までさほどの距離ではないことがわかる。前回は初めて歩いたので,遠くにあるような気がしただけのようだ。

一の瀬園地へ(松本市安曇地区),12:34
牛が通れなくするための仕掛け。この周辺では,こういった場所があちこちにある。

一の瀬園地へ(松本市安曇地区),12:35-12:36
1枚目:サイクリングコースは林道の脇を並走しているが,所々で林道から離れて曲がりくねる場所もある。 そのため,途中からは林道の方を歩いた。今日は平日で交通量が少ないので,林道を歩いても危険は感じない。 2枚目:このような小トンネルもある。

一の瀬園地へ(松本市安曇地区),12:37-12:38
1枚目:やがて道は右にカーブするが,2枚目:その先に湿地(注)があった。 前回はここよりも先で採集したはずだが,まずはここで採集することにした。 3,4枚目:湿地へ近付く途中に咲いていた花。 種類はツマトリソウTrientalis europaea)? 花弁が5枚?で,各々の先端が2つに裂けている点が他と違う。葉の形も他と比べて若干尖る。 3枚目:よく見ると,花の下にヒカゲノカズラLycopodium clavatum)が,,,。

注:6年後に,ここが「六兵池」という場所であることが判明した( 2012.07.12 追記)。

一の瀬園地へ 途中の湿地で採集(松本市安曇地区),12:39-12:40
1,2枚目:近付いてみると水はごく表面を被っているだけだった。 3枚目:その先の林の様子。 4,5枚目:足下はかなりやわらかく,水辺まで近付けないので,カップ付き指示棒で 採集(一の瀬園地手前の湿地)
観察された生物(6/9): 太陽虫の一種, ナベカムリ(Arcella), フセツボカムリ(Centropyxis), ディフルギア( Difflugia), 小型繊毛虫数種, タルケイソウ(Melosira), 他の珪藻各種, イカダモ2種(Scenedesmus), QuadrigulaPalmodictyon, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ミカヅキモ( C. baillyanumC. pronum), ツヅミモ( C. connatum), イボマタモ( Euastrum cuneatumE. oblongum), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens var. tatrica), イタチムシ, センチュウ,


一の瀬園地へ(松本市安曇地区),12:41
戻る途中に小さな花が,,。クローズアップ撮影しようとしたが,あまりに小さいため,何度やっても花に焦点が合わず断念。 ???

一の瀬園地へ いがやしレクリエーションランドへの分岐(松本市安曇地区),12:42-12:45
1枚目:前方にT字路が見えてきた。 2枚目:ここを左折すると,東にあるいがやしレクリエーションランドへ向う。 3枚目:道路を挟んで反対側にある道標。 4枚目:とりあえずレクリエーションランドへ向う道も撮影。舗装されている。

一の瀬園地へ 大曲池への分岐,12:46
ここ(遊歩道?)を左折すると大曲池がある。復路で訪れようとしたが,この道標を見逃してしまった(時間もなかったので, 見つけたとしても訪れるのは無理だったかも知れない)。

一の瀬園地へ到着(松本市安曇地区),12:47-12:48
1枚目:左は上高地乗鞍スーパー林道の続き。右が一の瀬園地への道。 2枚目:前方から園地から戻る自転車に乗った中学生がやって来る。 3枚目:近くにある「乗鞍高原案内図」。 よく見るとわかるが,上高地乗鞍スーパー林道は,観光センターからここまでは普通の車道だが, 上高地方面から観光センターまでと,ここから先(南)は「有料道路」と書いてある。 実際,1枚目の左端に小さく写っている看板には,通行料金表が記載されている。しかし,どうやって料金を支払うのだろう? 料金所らしきところは見当たらない。(昔の話?)

Part IV: 一の瀬園地(日本一平)
2006.06.08, 12:49 - 13:12