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2006.04.29, Part VII

田貫湖

サイクリングコースに沿って湖畔を巡る,15:16
田貫湖は西側が東側に比べて狭い。このため,サイクリングロードは西向きから左にカーブして南向きに変わる。

サイクリングコースに沿って湖畔を巡る,15:17-15:18
そのカーブしつつある場所で自転車を停めて周囲を撮影。 この後,岸辺に降りて採集した。

田貫湖北西端の湖畔で採集,15:18-15:20
有機質に富んだサンプルだったが,やはりここでも見つかったのは, 原生生物は小型繊毛虫数種,珪藻各種のみ。他に大きなクマムシが数匹いた。

サイクリングコースに沿って湖畔を巡る,15:21-15:22
今度は右にカーブ。この辺では釣をしている人が多くいた。

サイクリングコースに沿って湖畔を巡る,15:23
右カーブが終わり,再び,道が西向きに変わったところで周囲を撮影。 2,3枚目:対岸にキャンプ場が見える。ここから出発し,これからここへ戻る。 4枚目:対岸に見えるのは「国民休暇村 富士」。

サイクリングコースに沿って湖畔を巡る,15:24
この後,杉林を通る。

サイクリングコースに沿って湖畔を巡る,15:25
杉林を抜けた後で周囲を撮影。この辺は湖というより沼に近い。岸辺には葦等が繁茂してかなり自然な状態に保たれている。 前方の岸辺で採集することにした。

湖畔(田貫湖南西端)で採集,15:26-15:27
1枚目:ただし,岸辺はぬかるんでいてコマゴメピペットでは採集できないため,カップ付き指示棒を使用。 2枚目:その近くには魚の死骸が,,,。 ここにいたのは,コレプス(Coleps), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種,程度。色々いそうに見えるが意外と少ない。

採集地点近くに咲いていた花々,15:28-15:30
1〜3枚目:ムラサキサギゴケMazus miquelii)。 4,5枚目:ツルキンバイPotentilla yokusaiana)。


湖畔(田貫湖南西端)で採集,15:31-15:33
1枚目:少し先に四阿がある。 2枚目:その近くで,3枚目:採集。 ここもぬかるんでいて近付けないのでカップ付き指示棒を使用。引き寄せてみると中にはオタマジャクシが3匹。 オタマジャクシがいると原生生物が少なめになることが多いが,かなり富栄養化しているためか, ストロンビディウム?(Strombidium), ミドリゾウリムシ(P. bursaria), チラキディウム(Thylakidium), トリボネマ?(Tribonema), タルケイソウ(Melosira), ヌサガタケイソウ(Tabellaria), イカダモ(Scenedesmus), ヒザオリ(Mougeotia), ホシミドロ(Zygnema), ミカヅキモ3種(Closterium), ツヅミモ(Cosmarium), ダルマオトシ(Hyalotheca), 等,色々いた。 前の採集ポイント(杉林を過ぎた後の岸辺)とはたいして離れていないのに(多様性に)大分違いがある。 原因不明。

Part VIII: 田貫湖〜田貫湖キャンプ場〜富士宮駅〜富士駅〜三島駅
2006.04.29, 15:34 - 18:11