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2006.03.21, Part IV

横田薬師堂下湧水群〜荒川ビオトープ〜城山公園

北本自然観察公園から横田薬師堂下湧水群へ,11:379
前回(2006.1.29)は, この後,左へ進んで,公園内の中心部分を占める湿地帯の廻りにある道を歩いて,史跡一夜堤付近を通って公園の西端へ出たが, この先にはあまりめぼしい採集ポイントがないので,今回は時間を節約するために,ここで右手の昇り坂を上がって公園の外にある 舗装道路へ出ることにした。そこを左折。

北本自然観察公園から横田薬師堂下湧水群へ,11:39
しばらく行くと今回すでに通った県道33号線から公園の西側を南下する道路とぶつかる。 ここを右折すると県道33号線へ向い,公園へ来た時と同じになってしまうが,左折すると,公園の西側を南下することになる。 ということでここは左折。

横田薬師堂下湧水群,11:40
しばらく行くと,前回同様,北本自然観察公園の西端と道路を挟んで向いにある天神下(運動)公園の駐車場がある。 その北端にある横田薬師堂下湧水群の入口。

横田薬師堂下湧水群,11:41-11:42
1,2枚目:木道のある湧水群の様子。前回に比べると,若干,緑が多めで, 全体に湿った感じがしたが,写真で見るかぎりはあまり大きな変化はない。

横田薬師堂下湧水群,43
湧水群を出ると,目の前で野良猫が毛づくろいをしていた。 前回(2006.1.29)は猫はいなかったが,そのさらに前(2005.4.17) の時は猫が数匹いた。暖かくなると集まってくるのだろうか・・・。

天神下公園 駐車場と荒川ビオトープ,11:44
1枚目:前回(2006.1.29)は車が多くて気がつかなかったのかも知れないが,今回は,駐車場の周囲には柵があり,その先にある沼地(これが石屋下沼?)が見えた(注)。 2枚目:大勢の釣り人がいた。

注:春が近付いて,背の高い枯れ草が除去された可能性がある。 前回は車が多かっただけでなく,やはり草によって前方の様子が伺えなかったようだ。

天神下公園 駐車場と荒川ビオトープ,11:45-11:46
3枚目:しかし,さらに駐車場の南側へ移動すると,そこに「荒川ビオトープ」の案内板が。この辺は,たんなる野原ではなく, 様々な生物が生息できるように意図的に作られた自然景観なのである。「荒川ビオトープ」の名前は以前から知っていたが, その現場を見たのは今日が初めて。 4枚目:ここが「荒川ビオトープ」だと知って眺めると,また違って見えるから不思議。

注:春が近付いて,背の高い枯れ草が除去された可能性がある。 前回は車が多かっただけでなく,やはり草によって前方の様子が伺えなかったようだ。

ふれあいんぐロードと荒川ビオトープ,11:46-11:47
1枚目:駐車場の南端に天神下(運動)公園へ入る道がある。先に見える原っぱのような場所が運動場らしい。 2枚目:道に入ると右手にこのような看板が。「ふれあいんぐロード」

ふれあいんぐロードと荒川ビオトープ,11:47
1枚目:運動場の西側に沿ってこのようなサイクリングロードが敷設されてある。 後で調べると,この「ふれあいんぐロード」はここ北本自然観察公園から南にある上尾丸山公園あたりまで荒川の東岸沿いに続いているらしい。

ふれあいんぐロードと荒川ビオトープ,11:48-11:49
1枚目:しかし,このサイクリングロードの舗装は運動場を過ぎたあたりで消えてしまう。 2枚目:一応,道はあるのでしばらく進んでみたが,デコボコ道で両側は枯れ草だらけ。とても自転車道とはいえない状態だった。 それでも道としてはなんとか続いているようだが,デコボコの状態がいつまで続くかわからないので,途中で引き返すことにした。

ふれあいんぐロードと荒川ビオトープ,11:51
1,2枚目:戻る途中で撮影。前方に運動場が見える。

天神下公園 駐車場と近くの北本自然観察公園(北本市石戸宿),11:52-11:54
1枚目:駐車場まで戻り,2枚目:さきほど来た土手道へ上がる。3枚目:土手道の東側にある北本自然観察公園。

北本自然観察公園から城山公園へ(北本市石戸宿→桶川市川田谷),11:55-11:59
1枚目:自然観察公園の西側の道を南下する。2枚目:ここは左折。3枚目:ここは右折。 4枚目:北本市と桶川市の境にあるT字路。右手前方から来て左へ曲っているのが県道57号線。 ここで前方へ進もうとしたところ,前から来たトラックがスピードを緩めながら最初はこちらの道へ進む(直進する)雰囲気だったので,道を渡ろうとしたところ,トラックが急に右折した(おそらく道を間違えたことに気づいて急にハンドルを切ったのだろう)。そのため,危うくぶつかりそうになった。 スピードが落ちていたのですぐに止まってくれたが,もう少しスピードが出ていたらどうなっていたことか・・・。

北本自然観察公園から城山公園へ,12:01-12:08
1枚目:県道57号線を南進する。 2枚目:川田谷・原交差点(のはず)。ここは直進。 3〜5枚目:前回は,この後,県道12号に出て正面入口から城山公園に入ったが,今日はより近道をしようと思って西口を探した。 前方(3,4枚目)に見えるのが城山公園の西端なので,この砂利道(3枚目)を行けば西口に入れると思ったが, 結局,公園に近付くことはできたが(5枚目)この道からは公園内に入れずに,元の県道57号線に戻ってしまった。


城山公園 県道57号沿い入口から,12:09-12:10
1枚目:しばらく行くと,西口の案内板があった。 2枚目:ここから公園内に入ろうと坂道を下りたが,入口付近に「自転車乗り入れ禁止」の文字が。 自転車を降りて歩けばよい訳だが,歩いて行くとなると公園内にある大池に到達するのに時間がかかりそうだったので(注), ここから入るのを止めた。

注:正面入口(南口)からだと大池までの距離は,この西口からとたいして変わらないが,正面入口には駐車場などがあり, 自転車に乗ったまま大池近くまで接近することができる。このため,時間的には早く到達できることになる。

城山公園 県道12号沿いの正門から,12:13-12:19
1枚目:結局,前回同様,県道57号線と県道12号線との交差点(川田谷交差点)で左折(東進)して, 2枚目:城山公園の正面入口へ向かうことになった。 3枚目:辿り着いた大池。 4枚目:今回は多少焦っていたこともあり,一番近い場所で採集した(前回はこの向側の池端まで歩いて採集した)。 5枚目:雰囲気的には,前回採集した向い側の池端と変わらないので,ここにも前回観察されたTetraselmisが大量にいるものと予想した。そのため,他では採集せずに城山公園を出てしまったが,翌日の観察では,このサンプルには,TetraselmisはまったくおらずSphaerellopsisやカルテリア(Carteria)がいた。意外だった。わずか二ヶ月の間にこんなに変わってしまうとは・・・(注)。 他に観察されたのは, イカダモ(Scenedesmus), Tetradesmus,等。

注:ただし,向い側には,まだTetraselmisがいる可能性は否定できない。同じ池で,池端の外観も同じなので,同じ原生生物がいるものと思い込んでいるが,実は場所ごとに様々な種類がいるのかも知れない。もう少し丁寧に採集すればよかったと反省している。

Part V: 富士見ホタル親水公園〜県央 ふれあいんぐロード〜椿堂
2006.03.21, 12:22 - 12:43