東武伊勢崎線, 羽生駅(羽生市中央)から羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷)へ,10:07-10:10
1枚目:途中で東北自動車道をくぐる(自動車道の手前は羽生市荻島,自動車道直下は加須市戸川)。
2枚目:三田ケ谷の交差点(再び羽生市に入る)を左折(北上)。
3枚目:前方左手に羽生水郷公園が見えてきた。道路をはさんで右側がキャッセ羽生(羽生市三田ケ谷)。
羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷),10:19-10:20
1枚目:駐車場でタクシーを降り,自転車を組み立てる。
2枚目:前方に見えるのは売店。その右手がさいたま水族館(1983.10開設)。
羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷),10:20
左手(水族館の向側)に沼地(宝蔵寺沼,水鳥の池,水生植物園)が見えてくる。
羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷),10:21
1〜3枚目:宝蔵寺沼。
羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷),10:22-10:24
1〜3枚目:沼の岸辺で採集。
肉眼で見るかぎり,枯葉等が堆積しているだけで藻類などは見当たらない。
こういったサンプルでは原生生物はあまりいないことが多いが,予想に反して,ここには様々な原生生物がいた。
ミドリムシ(Euglena),
ウチワヒゲムシ(Phacus),
トラケロモナス(Trachelomonas),
珪藻各種,
クラミドモナス(Chlamydomonas),
クロロモナス(Chloromonas),
アオミドロ(Spirogyra),
太陽虫の一種,
Euglypha,
Paulinella
等々。わずかな観察時間でこれだけのものが観察できた。時間をかければもっとたくさん観察できるはず。
やはり長年月,沼として存在していたのだろう(注)。その歴史がこれだけの多様性として記録されている,といえる。
注:宝蔵寺沼は国内で唯一のムジナモの自生地として知られているとのこと(
関連リンク)。
1949年には県の,そして1966年には国の天然記念物として指定されたそうなので,かなり早い時期から保護されてきたことが
これだけの多様性を維持できた理由なのかも知れない。
羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷),10:25-10:31
1枚目:木道を渡る。木道の左側が宝蔵寺沼。右側が水鳥の池。
2枚目:木道の途中から見える中央広場。
3枚目:木道を渡った先には菖蒲田があり,その先に宝蔵寺沼の中にある陸地とつながる橋がある。
4〜6枚目:その脇で採集。
7枚目:菖蒲田の隣にある芝生広場と水生植物園は工事中で立入り禁止だった。
ここのサンプルで観察できたのは,アオミドロ(Spirogyra),
ミドリムシ(Euglena),
シヌラ(Synura),
スピロストマム(Spirostomum)
など。
羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷),10:32
宝蔵寺沼の中にある陸地とつながる橋から見た風景。芝生広場→水生植物園→水鳥の池→宝蔵寺沼。
羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷),10:35-10:37
1〜3枚目:水鳥の池の脇で採集。
見た目も前の場所にくらべて原生生物は少なそうだったが,実際,そうだった。
アオミドロ(Spirogyra),
トラケロモナス(Trachelomonas),
くらい。
4,5枚目:木道を通って元に戻る。
羽生水郷公園(羽生市三田ケ谷),10:39-10:43
1枚目:駐車場脇のトイレ。2,3枚目:トイレの脇に案内板があった。
公園内にある「さいたま水族館」にも池があるようだが,水族館の周囲は柵で囲まれていることから,
入場料を払わないと池には近付けない模様。当然ながら人工の池のはずで,あまり原生生物は期待できない。
なので,ここでの採集は止めた。
4枚目:公園南側の道,ムジナモ自生地を右手(南)にしながら公園の入口へ。
5枚目:羽生水郷公園。
Part II: | キャッセ羽生〜利根川サイクリングロード 2006.03.04, 10:43 - 11:23 |