ビーンゴールデンモザイクウイルス



Bean golden mosaic virus. BGMV

感染と病気

コナジラミによって伝搬される植物ウイルス。感染すると緑色が薄くなるモザイク斑や黄斑を生じる。

粒子構造と遺伝子

直径約18nmの正二十面体粒子が対になっているのでジェミニ(双子)の名が付いた。遺伝子は、二本に分節した環状一本鎖DNAであるが、一つの粒子には、どちらか一方の分節のみが入っている。


BGMVの一本鎖DNA遺伝子が、A環、B環の二つに分節していることは、池上正人らによって発見された。

(矢崎 和盛<法政大学>)


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